在宅ワークのエンジニアが増えている?案件獲得方法や有利な資格を紹介

副業関連

エンジニアの働き方として、自宅で時間にとらわれず仕事ができる「在宅ワーク」に興味をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

実際に、政府が進める働き方改革や、コロナ禍の影響でリモートワークが普及したことにより、在宅ワークという働き方を選択するエンジニアは年々増えています。

しかし、これから在宅ワークを始めるとなると、以下のようにさまざまな疑問点が出てくると思います。

在宅エンジニアとして働くために準備すべきものは何?
在宅で働くメリットとデメリットを整理したい
在宅エンジニアの案件はどうやって獲得するの?
案件探しに使えるサービスは?
資格は必要?

そこで、この記事では在宅エンジニアの基礎や準備、案件の獲得方法、求人サイトの種類やおすすめのサービス、有利になる資格などを詳しく解説します

エンジニア経験者だけでなく、未経験の人にも有益な内容を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

在宅エンジニアの現状

まずは在宅ワークという働き方をするエンジニアの現状について見ていきましょう。

在宅エンジニアが増加している理由

在宅エンジニアが増加している主な理由として、急速なリモートワークの普及があります。

家庭用の高速インターネットやビデオ通話などの便利なクラウドサービスが普及したことで、オフィスに出社せずに働くリモートワークを効率的に行える環境が整っています。

さらに、コロナ禍で一時的に在宅ワークという働き方をせざるを得ない状況が発生したことで、社会全体でリモートワークが一般化しています。

フリーランス協会より毎年発表されている「フリーランス白書」の2023年版には、以下のような記載があります。

’’新型コロナウイルス感染症拡大を受けて、フリーランスの業務にもリモートワークが大きく浸透してきており、仕事先への出勤頻度も以前と比べて大幅に減少している。今後のリモートワーク継続意向も根強く、フリーランスの働き方に不可逆的変化が生じている。’’
引用元:一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会・フリーランス白書2023

このように、ワークライフバランスを重視する人が増える中で、社会全体でリモートワークが普及したことで、ITエンジニアの分野でも在宅エンジニアという働き方に魅力を感じる人が増えています

案件獲得にはスキルと経験が必要

IT系のエンジニアの仕事は技術職なので、案件獲得にはスキルと実務経験が必要になることがほとんどです。

在宅エンジニアの場合はその傾向が強く、対面で知識や業務手順を教わりながら仕事を覚えていくという流れではなく、即戦力として成果が求められます

目安として、特定の業務領域や言語の実務経験が1年以上あれば、その分野で経験者として応募できます。
実務経験が長いほど案件の獲得がしやすくなるでしょう。

さらに、自分のスキルや知識を客観的に示すことができるIT系の資格を取得すれば案件獲得の可能性が高まります。

在宅エンジニア向けの資格についてはこの記事の後ほどで詳しく解説し、おすすめの資格を4つ紹介していますので、ぜひそちらも参考にしてください。

在宅エンジニアのメリット

エンジニアの働き方として、在宅ワークをすることで、どのようなメリットがあるのでしょうか?

ここでは、在宅エンジニアの以下の3つのメリットについて解説します。

  • ストレスの軽減
  • 時間を有効に使える
  • 場所にとらわれず働ける

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ストレス軽減が望める

在宅ワークでは通勤時のストレスやオフィスの人間関係の悩みなどが軽減されますので、リラックスして自分の仕事に集中しやすいというメリットがあります。

作業中に上司や同僚から声をかけられて中断するということもなくなりますので、自分の業務に黙々と集中することができるでしょう。

在宅エンジニアは、自分のキャリアにプラスになる仕事、やりがいを感じる仕事に集中しやすいのもメリットです。

在宅エンジニアの仕事は業務委託の案件が多いので、自分が希望する案件を選んで受注できるからです。

自分が関心のある分野や得意分野では自然と集中力やモチベーションが続きやすいということも、ストレスを感じにくい理由のひとつです。

有効的に時間を使うことができる

在宅ワークは通勤時間がありませんので、その時間を業務や自分のスキル向上のために使えます

起床時間や業務時間など、自分のリズムで働けますので、自然と集中力が高まる時間帯に作業できるのもメリットです。

休憩時間や休日の設定など、スケジュール管理も柔軟なので、家族と過ごす時間や趣味などプライベートな時間を確保しやすいのも大きなメリットとなるでしょう。

場所にとらわれない

在宅エンジニアはオフィスに出勤する必要がありませんので、場所にとらわれず働けるのもメリットです。

基本的にパソコンとインターネット環境があればどこでも仕事ができますので、自宅の中でも仕事部屋やリビング、寝室など自由な場所で作業ができます。

カフェや移動中の電車の中、旅行先などでも仕事をすることができます。

自由な場所で働けることで、気分転換がしやすくフレッシュな状態で作業できることから、集中力やモチベーションを維持しやすいのがメリットです。

在宅エンジニアのデメリット

一方で、在宅ワークをすることによるデメリットもいくつかありますので、メリットとあわせて知っておく必要があります。

在宅エンジニアのデメリットとなる点は、以下のようなところです。

  • 成果主義になりやすい
  • 自分で時間管理や体調管理が必要
  • コミュニケーションの難しさ
  • セキュリティ対策の必要性

それぞれ具体的に解説します。

成果を重視される

在宅ワークはオフィス勤務とは違い、勤務中の様子や作業プロセスを監視しにくいため、最終的な成果物で評価されやすい傾向があります。

報酬や待遇などが成果主義となりやすいため、成果を出さなければならないというプレッシャーを感じやすく、結果が出ないと焦りや不安を感じてしまいやすいという注意点があります。

ただし、自分のスキルや知識に自信があるエンジニアは、勤務時間の長さや勤務態度などが影響しない成果主義であることが、逆にメリットと感じられる場合もあるでしょう。

時間や体調の管理を自分で行わなければならない

在宅エンジニアは時間管理や体調管理を自ら責任を持って行う必要があります。

1日の中での作業時間や休憩時間、休日を管理する人がいませんので、スケジュールはすべて自分で決めなければなりません。

仕事と休憩のオン・オフの切り替えが曖昧になりやすく、長時間の作業で集中力が低下したり生産性が落ちないよう時間管理をしっかり行うことが大切です。

体調管理も同様で、長時間座り仕事をすることで腰痛や肩こりの原因になる場合があります。定期的にストレッチをしたり、休憩時間を作って散歩をするなどしてリフレッシュすることが大切です。

コミュニケーションエラーが起こりやすい

在宅ワークではメールやチャットなどのテキストでのコミュニケーションが多いので、対面でのやり取りに比べるとコミュニケーションエラーが起こりやすいのがデメリットです。

テキストメッセージでは微妙なニュアンスや意図が伝わりにくいことがあり、説明不足や誤解から誤った前提で業務を進めてしまう可能性があります。

その他に、勤務時間の違いからリアルタイムでのやり取りができないことがあり、返答が得られるのが翌日になることで業務を進められなくなるといったケースも考えられます。

在宅ワークでコミュニケーションエラーを減らすには、疑問点や不明点をそのままにしないよう積極的に連絡を取る姿勢が重要です。

セキュリティ対策が必要

インターネットを経由して業務に関する情報を扱いますので、セキュリティ対策を自ら責任を持って行う必要があります。

特に、業務に関する機密情報を扱う場合は、不注意で漏洩させてしまわないよう注意が必要です。

万が一セキュリティ対策の不備で大切な情報が流出すると、発注元企業に損害が発生し、大きなトラブルに発展する可能性があります。

オフィスに出社する業務では、セキュリティ対策について社内で研修があったり、業務データの取扱いルールが定められていますので、安心して業務に集中できます。

在宅ワークでは必要なセキュリティ対策を自ら判断して実行する必要があります。

たとえば、パソコンのOSやソフトを最新版にアップデートしたり、セキュリティソフトの利用、無料の公衆Wi-Fiを使わないなど、セキュリティ対策を徹底するようにしましょう。

在宅ワークのエンジニアはどのくらい稼げる?【事例】

在宅ワークのエンジニアの収入は、スキルや経験、案件の種類によって大きく異なります。

SOKKIN MATCHで副業をするエンジニアの例を参考に、その収入の可能性と対応案件についてご紹介します。

―在宅ワークはいつ頃始められたのでしょうか?

自宅でエンジニアの仕事を始めたのは、8年前からで、それ以来フルリモートで仕事をしています。

―現在はどのような案件を担当されていますか?

既存WEBサービスの機能をモバイルアプリ向けに最適化するための計画立案やプロジェクト管理をしています。

―専門性の高いお仕事ですね。収入は良いのでしょうか?

はい(笑)。月収48万円です。

―素晴らしい収入ですね。稼働時間はどのくらいですか?

自宅で仕事する週5時間程度です。週3日だけ稼働しています。

―貴重なお話をありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。 

KMさんは、8年前からフルリモートの在宅ワークを実現しています。

専門的なスキルを活かしつつ、柔軟な働き方を選択することで、ストレスなく高収入が目指せます。

今後もKMさんのように、在宅でエンジニアとしてのキャリアを築く人が増えるでしょう。

在宅エンジニアが準備するべきもの4選

実際に在宅エンジニアとして働くときに準備するべきものを見ていきましょう。

とはいえ特別な準備は必要なく、リモートでの業務を円滑に進めるために、以下の4つを準備しておきましょう。

  • パソコン
  • インターネット環境
  • クラウドサービス
  • コミュニケーションツール

それぞれ詳しく解説します。

パソコン

最初に準備すべきものは仕事用のパソコンです。

在宅エンジニアはどんな案件を受注してもパソコンを使用します。チームやクライアントとのコミュニケーションもチャットやビデオ通話で行いますので、パソコンが業務全体の基盤となります。

可能ならばデスクトップとノートパソコンの両方を持っていると効率が上がるでしょう。

持ち運びしやすい軽量のノートパソコンがあれば、場所にとらわれず働けるという在宅エンジニアのメリットを活かせます。

パソコンの性能は特別高性能である必要はありませんが、セキュリティ対策の観点から古いモデルを使うのはおすすめできません最新バージョンのOSを搭載したモデルで、メモリやストレージ容量に余裕のあるパソコンを選ぶと安心です。

オフィス勤務とは違い、仕事用のパソコンが貸与されることはほとんどありませんので、業務内容に応じたパソコンを自分で選んで準備しましょう。

インターネット環境

在宅エンジニアとして働くには、自宅に固定回線の高速インターネット環境が必要です。

業務に必要なリソースの受け取り、成果物の納品、チームやクライアントとのコミュニケーションなどすべてオンラインで行いますので、常時接続のネット環境がなければ業務に支障が出てしまいます

また、クラウドストレージで大容量のファイルを送受信したり、オンライン会議で長時間のビデオ通話を行うときなど、通信量が大きくなる場合もあります。

何GB通信しても料金が変わらない使い放題の定額制で、通信速度も安定したサービスを選びましょう

クラウドサービス

各種クラウドサービスを活用することも在宅ワークを効率的に進めるために必要です。

在宅エンジニア向けのクラウドサービスの例として、以下のようなものがあります。

クラウドサービスの種類 用途
クラウドストレージ ファイルの保存や共有
コラボレーションツール、タスク管理ツール チームでタスクやスケジュールを共有
コミュニケーションツール テキスト、音声、ビデオ通話でのコミュニケーションやオンラインミーティング
リモートアクセスツール チームメンバーの環境にリモートでアクセス
ドキュメント共有・共同編集ツール 複数のメンバーで同じドキュメントを編集
クラウド勤怠管理ツール 出勤、休憩、退勤のオンライン打刻

業務によってどのようなサービスを使うのかが変わりますが、下の項目で紹介するコミュニケーションツールのように、ほとんどの案件で必要になるものもあります。

クラウドサービスは基本無料で利用できるものが多いので、アカウント登録を行い、基本的な使い方を習得しておきましょう。

コミュニケーションツール

在宅ワークでは、チームやクライアントとやり取りするためのコミュニケーションツールが必要です。

主にテキストチャット音声チャットビデオ通話の3種類があり、それぞれ複数のサービスがあります。

案件ごとにクライアントから使用するツールを指定されることが多いので、有名なツールはいつでも使用できるようにアカウントの準備をしておきましょう。

在宅ワークはオフィス勤務とは違い、対面でのコミュニケーションができないのがデメリットです。

積極的にリアルタイムでやり取りできるようにしましょう。

また、テキストや音声チャットよりも映像のあるビデオ通話の方が情報量が多くなります。できれば音声のみではなく、ビデオを使ったコミュニケーションを心掛けましょう。

・主要なコミュニケーションツールはアカウント登録しておく。
チャットツールなどで連絡が入ったらスマホに通知が表示されるよう設定する。
・パソコンのWebカメラやマイクなどを事前に準備してスムーズに対応する。

在宅エンジニアの働き方

ここからは、在宅エンジニアの働き方について解説します。

ひとことで在宅エンジニアと言っても、以下のようにいろいろな働き方が考えられます。

・正社員として雇用されリモートで業務を行う
・本業とは別に副業で在宅エンジニアをする
・在宅フリーランスとして働く
・開業してビジネスを始める

それぞれどのような特徴があるのか解説しますので、自分に合った働き方を考えてみましょう。

企業の正社員

企業によっては正社員のエンジニアにリモート勤務を許可している場合があります。

業務の大半がリモートで行われる場合でも、正社員の待遇で雇用されながら在宅エンジニアとして働くことができます。

正社員は雇用が安定しており、賞与がもらえることや、各種の手当や有給休暇など福利厚生が充実しているのがメリットです。
在宅で働きながら社員とのつながりも深いため、人脈を築きやすいのもよいところです。
ただし、正社員は一部リモートとなり、フルリモートとはならない場合がほとんどです。
企業側の社員の管理やセキュリティの観点などから一部オフィスへの出社が求められることが多いからです。
週に1回など定期的にオフィスへの出社が求められることが多いので、地方に住みながら首都圏の企業で正社員として働くといったことは難しい場合が多いです。

副業としての在宅エンジニア

本業の勤務先で副業が禁止されていなければ、本業を続けながら同時に副業で在宅エンジニアをすることもできます。

エージェントやクラウドソーシングを活用すれば、本業の傍らで空き時間や休日の時間を使って取り組める案件はたくさん見つかります。

副業としての在宅エンジニアは、フリーランスとして独立することに不安を感じる人や、エンジニアとしての経験が浅い人におすすめです。
本業の会社で安定した給料を貰いながら、安心して自分の興味のあるエンジニア案件で実務経験を積むことができます。
ただし、本業の会社で副業が禁止されている場合もありますので、就業規則を読んだり上司に相談したりして確認しておきましょう。
また、副業の業務を抱え込みすぎて本業に支障が出ないよう、スケジュール管理をしっかりと行うことが大切です。

フリーランス

エンジニアとして経験を積み、フリーランス一本でやっていける自信が得られたら、在宅のエンジニア案件を受注して本業のフリーランスとして働くこともできます。

フリーランスのメリットは企業に雇用されないため、労働時間や日数、働く場所、受注する案件の量などを自由に決められるところです。
収入の上限がなく、知識やスキル、業務効率に応じた報酬が得られますので、能力によっては正社員よりはるかに大きく稼ぐことも可能です。
ただし、フリーランスは自分で案件を獲得しなければならないため、案件探しや応募、営業活動、条件交渉などを行う必要があります。
エージェントで案件の紹介を受けることもできますが、他のフリーランスも多数活動しているなかで案件の取り合いになる場合もあります。
正社員のように安定した収入が保証されているわけではありません
エンジニアとしてのスキルや経験が豊富で、案件獲得に自信がある人に適した働き方です。

開業してビジネスを始める

エンジニアとしてIT系の分野で幅広く経験を積むことができたら、開業して自分の在宅ビジネスを始めるという働き方もあります。

ソフトウェア開発やアプリ開発を企画し、自らクライアントとなってエンジニアに業務を発注してプロジェクトを進めたり、自分の得意分野で技術コンサルティングを行ったりなど、さまざまなビジネスが考えられます。

必ずしも規模が大きい必要はなく、個人事業主として開業することもできます!
もちろん大きなビジネスのアイデアがあるなら、法人を設立して起業することも考えていいでしょう!

エンジニアとしての豊富な経験が必須となり、リスクもありますが、成功すれば相応の収入が得られ、やりがいを感じやすい働き方です。

在宅エンジニアの案件獲得方法

在宅エンジニアの案件はどのように獲得すればよいのでしょうか?

ここでは、在宅エンジニアに適した以下の3つの案件獲得方法を紹介します。

  • エージェントサービスを利用する
  • SNSやブログで情報発信する
  • 人脈を広げて案件の紹介を受ける

それぞれ、どのように案件を獲得できるのか具体的に見ていきましょう。

エージェントを利用する

在宅エンジニアの案件獲得はエージェントサービスを利用するのがおすすめです。

主にフリーランス案件のマッチングを行うサービスで、案件の紹介や条件交渉、キャリア相談などのサービスを受けられます。

エージェントの登録は無料で、ウェブ上で案件検索をすることもできますので、まずは自分のレベルに合う案件があるか探してみるとよいでしょう。

多数のエージェントサービスがありますが、エンジニア案件はIT系に特化したエージェントがおすすめです。

後ほど在宅エンジニア向けのエージェントサービスを紹介しますので、そちらも参考にしてください。

案件獲得までの流れ
1.気に入ったエージェントを探す


2.オンラインで登録

3.自分のスキルや希望条件を入力

4.エージェントがマッチ度の高い案件を提案・自分で検索条件を設定して案件を探す

5.条件を満たす案件に応募

6.条件の調整や採用選考を受ける

7.案件獲得
必要があれば条件交渉や採用、キャリア相談などエージェントからのサポートも受けることができます。

SNSやブログを活用する

SNSやブログを活用して案件を獲得することもできます。

たとえば、XなどのSNSを通じて自分のスキルや知識に関して情報発信をしたり、フォロワーと交流することで、ネット上でエンジニアとしての存在をアピールできます。

自分のブログを作成して専門性やスキルをアピールするのも効果的な方法です。

SNSのアカウント、ブログを目にしたクライアントから問い合わせが入れば、案件に発展するチャンスがあります。

ブログに問い合わせフォームやSNSアカウントへのリンクを設置することで、興味を持ってくれた読者から仕事の依頼が入る可能性があります。

Webアプリ開発のスペシャリストです!HTML、CSS、 JavaScriptを駆使して、使いやすくて見た目も美しいウェブサイトを作ります。よかったらのぞいてみてください!

Webアプリの開発について相談したいです。
現在使用中のアプリに新機能を追加したいと考えています。ユーザーからの要望で、プッシュ通知機能と実装を検討中なのですが、お願いできますか?

ただし、SNSでフォロワーを獲得したり、ブログの読者が増えるまでにある程度の期間が必要です。
継続的なコンテンツ投稿が必要なので、長い目で見て長期的に取り組む姿勢が重要となります。
ブログの問い合わせフォームにスパムコメントが大量に入ったり、SNSを通じた詐欺案件の勧誘もありますので、その点にも注意が必要です。

知り合いからの紹介

人脈からの案件紹介は、信頼できる友人や知人、過去に仕事で関わったことのある人間関係からの紹介を通じて案件を受注する方法です。

クライアントとの信頼関係を築きやすいため、安心して業務を受注できます。

他のエンジニアと案件の取り合いになることもないため、スムーズにコミュニケーションを進められるでしょう。

人脈を通じて案件を受注するフリーランスは非常に多く、「フリーランス白書2022」では、フリーランスの仕事獲得経路の調査結果として以下のように記載されています。

’’仕事獲得経路は、「人脈(65.9%)」が最も多く、続いて「過去・現在の取引先(58.3%)」「自分自身の広告宣伝活動(26.2%)」であった。この3項目の順位については、調査開始時(白書2018)から5年間変わっていない。’’
引用元:フリーランス白書2022

このように過去5年にわたって人脈を通じて案件を受注するフリーランスが多いという状況です。今後もこの傾向は大きく変わることはないでしょう。

おすすめの在宅エンジニア向けサイト3選

在宅エンジニア向けのエージェントサービスや案件獲得サイトとして、仕事を見つけやすく評判の良いサービスを厳選して、以下の3つを紹介します。

  • レバテックフリーランス
  • ITプロパートナーズ
  • Remogu

それぞれのサイトの特徴やどんな人に向いているのかを解説しますので、案件探しの参考にしてください。

レバテックフリーランス

レバテックフリーランスは業界最大数の案件数を掲載したフリーランスエンジニア向けの案件サイトです。

リモート案件の掲載数が多いため、在宅エンジニアの案件探しに適しています。

Webで無料登録をすると担当者からの面談の案内がありますので、これまでの経歴や希望する案件の条件などを伝えると、自分に合った案件を紹介してくれます。

レバテックフリーランスは、IT系の職種ごとの専門アドバイザーがサポートしてくれるのが特徴です。
自分の得意分野や案件を獲得したい分野で知識や経験のあるアドバイザーがつきますので、安心して頼ることができるでしょう。

また、正社員の待遇で在宅エンジニアとして働きたい人には、レバテックキャリアもおすすめです。
経験を活かして大規模プロジェクトや上流工程に関わったり、チームマネジメントを担当したりなど、待遇がよくやり甲斐のある仕事にステップアップしたい人に向いています。

ITプロパートナーズ

ITプロパートナーズはIT系に特化したフリーランス向けエージェントサービスです。

スタートアップ企業やベンチャー企業の案件が多く、間に仲介会社を挟まないエンド直の案件を掲載していますので、最新トレンドに詳しくなりながら高報酬の案件に関わることができます。

ITプロパートナーズは、IT起業家やフリーランスの案件獲得や自立を支えるサービスという位置づけで、週2~3日程度で働ける案件数が多いのが特徴です。
副業案件と本業としてのフリーランス案件の両方を紹介してくれます。
そして、契約交渉や報酬管理などのサポートも受けられますので、この点も本業で忙しい副業での在宅エンジニアに向いています。
登録は無料で、エージェントとの面談や希望条件の相談は電話でも可能なので、気軽に利用できるのもよいところです。

Remogu

Remoguは、掲載されている全案件がリモートワーク案件なのが特徴のフリーランスエージェントです。

フルリモート案件にこだわりたい人、家庭の事情でオフィス出社ができない人、地方から首都圏の仕事に関わりたい人におすすめです。

無料のサービス登録を行い、簡単な経歴と希望条件をオンラインで伝え、あとは待っているだけでエージェントが案件探しや営業活動を代行してくれます。

すでにフリーランスとして案件を受注しており、目の前の仕事に集中しながら、次の案件や副業案件を探したい人には使いやすいサービスとなるでしょう。
月収80万円以上の案件も多数掲載されており、非公開案件も多いので、完全リモートのエンジニア案件を探している人は利用してみるとよいでしょう。

有利に働く資格4選

次に、エンジニアの在宅ワークで役に立つおすすめの資格として、以下の4つを紹介します。

  • 基本情報技術者試験
  • ネットワークスペシャリスト
  • LPIC
  • Ruby技術者認定試験

IT関連の資格はたくさんの種類がありますが、これらの資格は認知度も高く、取得しておくとエンジニアとしてのキャリアアップに繋がります。

それぞれどのような資格なのか詳しく見ていきましょう。

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験はIT系エンジニアの幅広い分野をカバーする汎用性の高い資格です。

出題範囲が非常に広く、それだけ難易度も高くなりますが、取得できればITエンジニアの基礎的な範囲の知識を持っていることを示せますので、案件獲得に有利に働く資格です。

テクノロジー、マネジメント、ストラテジーの3つの分野での基本的な知識やスキルを証明できます。

基本情報技術者試験は国家資格なので、知名度や信用度が非常に高く、幅広い案件でアピールになる資格です。

これからエンジニアとしてキャリアアップしたいけど、実務経験が足りず高単価の案件を受注できないという人におすすめです。

職種 合格率 難易度
・プログラマー
・ネットワークエンジニア
・サーバーエンジニア
・システムエンジニア
約40%
(毎年受験者10万人以上)
★★

ネットワークスペシャリスト

ネットワークスペシャリストは、ネットワークエンジニア向けの資格で、ネットワーク関連で最高難度の国家資格と言われています。

難度が高く実務経験者向けですが、ネットワークエンジニアとしてスキルアップを目指したい人におすすめです。

資格の対象業務はネットワークシステムの要件定義や企画、設計、構築から運用保守などにわたり、ネットワーク管理者として全体を見渡し下位者を指導する役割が想定されています。

つまり単なるネットワークエンジニアというだけでなく、リーダーとして管理・指導ができる人材向けの資格です。

取得できれば高単価案件の獲得に有利になるでしょう。

職種 合格率 難易度
ネットワークエンジニア 13~14%程度
(毎年受験者約2万人)
★★★

LPIC

LPIC(エルピック)はLinuxスキルの証明になる資格です。

Linuxと言えばサーバーのOSとして人気で、日本企業もLinuxを使用するサーバーが多いため、LPICを取得すればサーバーエンジニアの案件獲得に役立ちます。

また、LPICは世界180カ国以上で実施されている国際的な認定試験なので、海外企業の案件でもスキルのアピールがしやすいのもメリットです。

LPICにはレベル1からレベル3までの3段階があり、レベル1に合格するとレベル2の受験資格を得られるシステムになっています。

まずは初級レベルでも取得できれば自信に繋がりますし、エンジニアとしての市場価値が高まるでしょう。その後中級、上級と3段階のレベルで順番に挑戦できます。

Linuxはサーバー用OSの中で長年高いシェアを維持しています。今後も安定して需要が見込まれるため、LPICを取得すればエンジニアとしてのキャリアで大きくプラスになるでしょう。

職種 合格率 難易度
サーバーエンジニア 非公開 レベル1:★
レベル2:★★
レベル3:★★★

Ruby技術者認定試験

Ruby技術者認定試験プログラム言語のRubyのスキルを証明できる認定試験です。

RubyはWebアプリ開発やスマホアプリ開発でよく用いられる言語なので、今後も需要が安定すると思われます。プログラマーの資格を取得したい人は一度検討してみるとよいでしょう。

Rubyは日本人エンジニアが開発した国産プログラミング言語ということもあり、市販の参考書やネット情報など、試験対策の情報を集めやすいのもメリットです。

実際にウェブやYouTubeでRubyの試験対策について検索してみるとたくさんの情報が見つかりますので、試験の詳細や対策もイメージしやすいでしょう。

Ruby技術者認定試験にはSilverとGoldの2種類の難易度があります。合格率は公表されていませんが、Silverは合格率が50%を超えるとも言われていますので、これからプログラマーとしてスキルを身に着けていきたいエンジニアにおすすめです。

職種 合格率 難易度
プログラマー 非公開 Silver:★
Gold :★★★

まとめ

この記事では、在宅エンジニアの働き方や案件の獲得方法、おすすめの求人サイトや資格などについて解説しました。

在宅エンジニアは、場所にとらわれず働けて時間を有効に使えるなど、メリットの多い働き方です。

パソコンとネット環境、業務用のコミュニケーションツールがあれば始められますので、在宅ワークが初めてでも初期費用はあまりかかりません

ただし、成果主義であることや自己管理の必要性、セキュリティ対策など、注意点もいくつかありますので、しっかり確認しておきましょう。

案件探しはキャリア相談もできるエージェントサービスがおすすめです。

さらに、IT系の資格を取得できれば、より高単価の案件を獲得しやすくなるでしょう。

ぜひこの記事でお伝えしたことを参考にしていただき、自分に合った方法で在宅エンジニアの仕事を始めてください。

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この記事の監修者SOKKIN MATCH事業責任者/倉田 裕貴
SOKKIN MATCH事業責任者:倉田裕貴 株式会社SOKKIN 人材事業責任者

株式会社サイバーエージェント、シニアアカウントプレイヤーとして大手企業のコンサルに従事。WEB・アプリ問わず、運用ディレクションをメインに幅広い業種のお客様の課題へ対応してきた実績を持つ。2022年、株式会社SOKKIN入社後、SOKKIN MATCH事業責任者に従事。

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