主婦がダブルワークをする時の注意点とは?税金関連や、ダブルワーク時のコツ、おすすめの仕事についても解説します!

副業関連

ダブルワークをしたいと考えるのは、会社・企業といった組織に属するサラリーマンだけではありません。主婦の中にもさまざまな理由や事情を抱えてダブル―ワークを考える人がいます。

しかし主婦の場合は仕事以外に家事・育児などとの両立も考えなければならず、難しいと考え直す人もいるようです。

そこで主婦がダブルワークをするコツや注意点とあわせて、おすすめの仕事も紹介します

ダブルワークをしようと考えている人や一度は考え直したけれどやはり始めたいと思っている人は、ぜひ参考にしてください。

  1. そもそもダブルワークとは?
    1. ダブルワークと副業・兼業の違いとは?
    2. ダブルワークは誰でもできる?
  2. 主婦がダブルワークをするメリットとは?
    1. 総収入がUPする
    2. スキルと経験値UPが出来る
    3. 家族の家事スキルが身につく
    4. 自己管理能力がつく
  3. 主婦がダブルワークをするデメリットとは?
    1. スケジュール管理に気を配る必要がある
    2. 労働時間が増える
  4. ダブルワークの基本スタイルとは?
    1. 昼間と夕方に分ける
    2. 平日と休日に分ける
  5. 主婦がダブルワークをする時の稼ぐ目安は?
    1. 年収100万前後
    2. 年収103万未満
    3. 年収106万未満
    4. 年収130万未満
    5. 年収150万未満
  6. 確定申告が必要なケース
    1. 年収103万円超&掛け持ち先も年20万円超える場合
    2. 給与以外の報酬による所得が年間で48万円超える場合
    3. 年収103万円超&年末調整できなかった場合
  7. ダブルワークがOKな会社の見分け方
  8. 主婦がダブルワークをする時の注意点とは?
    1. 年間の合計収入額がいくらになるのかに注意する
    2. スケジュール管理や体調管理に注意する
  9. 主婦がダブルワークをする時のコツとは?
    1. 両立しやすい仕事を選ぶ
    2. 休みをちゃんと確保する
  10. 主婦におすすめのダブルワークを紹介します!
    1. 文字起こし
    2. データ入力
    3. 採点・添削
    4. アンケート・商品モニター
    5. 代筆仕事
    6. 校正・校閲
    7. WEBライター
    8. WEBデザイナー
    9. 動画作成・編集
  11. まとめ

そもそもダブルワークとは?

自由な働き方が推奨されて以降、さまざまな人たちが自分に合った働き方を始めるようになりました。

主婦の中にもダブルワークを始めようまたは始めたいと考える人が増加傾向にあります。

しかしそもそもダブルワークとはどのような働き方を指しているのでしょうか。

ここでは副業・兼業との違いや、ダブルワークは誰でもできるのかについて解説します。

ダブルワークと副業・兼業の違いとは?

ダブルワークと比較される働き方に副業・兼業がありますが、これらの定義は明確にされていません。

ただし、一般的には以下のようにとらえられています。

副業・兼業:主たる収入減(本業)がある場合の副次的な収入手段
ダブルワーク:2つ以上の収入減があるが、収入に差はなし

例えば企業のような組織に所属する会社員が別の収入減を持っていた場合、それは副業・兼業と呼ばれることが一般的です。

一方の主婦や学生がアルバイトやパートを掛け持ちして働くスタイルは、ダブルワークと呼ばれます。

▼ ダブルワークについてもっと知りたい方はこちらも確認!
ダブルワークとは?メリットやデメリットから確定申告などの注意点まで詳しく説明!

ダブルワークは誰でもできる?

法律上は、ダブルワークをすることに制限は設けられていません。副業・兼業が解禁になったことで、ダブルワークも誰でもできるようになりました。

個人事業主・フリーランスの場合、ダブルワークをすることには何の問題もなく、個人の自由です。

ただし雇用された働き方をしている場合は、就業規則を確認しなければなりません。法律上は問題なしになりましたが、会社・企業などではダブルワークを禁止しているところもあるからです。

就業規則でダブルワーク・副業・兼業を禁止している場合は、減給や解雇といったペナルティを科せられる可能性があります。

仮に就業規則で禁止されていなかったとしても、予想しないトラブルの発生を未然に防ぐという意味で事前に雇用主に相談しておいたほうが良いでしょう。

主婦がダブルワークをするメリットとは?

主婦がダブルワークをするメリットは以下の通りです。

  • 総収入UP
  • スキルや経験値のUP
  • 家族の家事スキルの向上
  • 自己管理能力の向上

それぞれのメリットについてみていきましょう。

総収入がUPする

主婦がダブルワークをすると、総収入が増える点はメリットといえます。

収入源が増えるわけですから、得られる収入が増加するのは当然です。

総収入が増えれば、今までできなかったことや諦めていたことが可能になります。例えば、家族で外食をしたり旅行をしたりといった、思い出作りや楽しみができるようになるでしょう。

また、将来のことを考えて貯蓄に回すことも可能です。いざという時のために使えるまとまった金額があれば突発的な事象が起こった際に慌てずに済みますし、心にゆとりも生まれます。

家事と仕事の両立は大変ですが、体力・時間に余裕や自信のある人はダブルワークをしてみてはいかがでしょうか。

スキルと経験値UPが出来る

ダブルワークのやり方によっては、スキルと経験値の向上が期待できます。

例えば飲食店で接客のパートをしている人が、WEBライターでダブルワークを始めたとします。接客のパートでは人との接し方や話し方などのスキルが向上し、WEBライターではパソコンスキルや文章の構成力といったスキルが身につきます。

このように異なる職種の仕事をダブルワークとして選択すると多方面でのスキルと経験値が身につき、継続させることでそれらの向上が期待できるでしょう。

複数のスキル・経験を身につけて向上させておくことは、何らかの事情で仕事をやめなければならなくなった際、すぐに次の仕事が見つかるなどのメリットも得られます。

家族の家事スキルが身につく

主婦がダブルワークをすることで、家族の家事スキルが身につく点もメリットといえるでしょう。主婦のダブルワークは家族のサポートが必要だからです。

主婦が一人で、ダブルワークと家事全般をこなすには限界があります。睡眠時間などを削ってすべてをこなさなければならない可能性が高く、体調が崩れるなどの支障が出るかもしれません。

ダブルワークをするためには家族の協力が必要であり、特に家事は全員で分担して行うことで負担が減少します。

家事を家族で分担すれば家事スキルが身について、進んで手伝いをしてくれたり家事の大半を引き受けてくれたりするでしょう。

自分のことは自分でするという考え方や癖も身につきます。

自己管理能力がつく

主婦がダブルワークをすることで、自己管理能力が身につく点もメリットです。

主婦がダブルワークをする際には、以下のような点に注意して時間を調整しなければなりません。

  • 1つ目の仕事
  • 家事全般
  • 2つ目の仕事
  • 休息

これらすべてをスムーズにこなすには、1日のスケジュールを立てて計画的に行動できるかがポイントです。

また計画通りに物事を進めるためには体力も重要であり、休息時間が必要不可欠との考えに至るでしょう。

自分の体調・体力と相談しながら無理ないスケジュールを立てて行動することで、自然と自己管理能力が身につきます。

主婦がダブルワークをするデメリットとは?

主婦がダブルワークをする際、得られることはメリットだけではありません。以下のような点も考慮してダブルワークをしましょう。

  • スケジュール管理
  • 労働時間の増加

それぞれのデメリットについてみていくので、参考にしてください。

スケジュール管理に気を配る必要がある

ダブル―ワークをする際は、スケジュール管理に気を配ってください。

例えば飲食店でパートをしている主婦が、WEBデザインのダブルワークを始めたとしましょう。
飲食店のパートは勤務日時が決められているため、急に休んだり遅刻したりすると雇用主や同僚に迷惑をかけてしまいます。
パート勤務が終了したあとは、自宅に戻って家事をこなさなければなりません。
食事の準備や掃除・洗濯などをこなさなければ、家族がお腹を空かせたり自宅をきれいな状態に保てなくなったりするでしょう。
さらにダブルワークでこなしているWEBデザインの仕事には、納期があります。
決められた納期までに成果物を納品しなければクライアントに迷惑をかけるだけではなく、今後の案件受注にも悪影響が出てしまうので、必ず守らなければなりません。

すべてをこなそうとして、睡眠時間を削ると体調を崩して仕事・家事がすべて滞ってしまうでしょう。

このように1日でこなさなければならないことが多くなれば、スケジュール管理に気を配る必要があります

労働時間が増える

労働時間が増える点もデメリットです。

仕事を2つこなすわけですから、必然的に仕事に割かなければならない時間は増加します。

しかし家事をこなす時間や睡眠時間を削ると、さまざまな部分に支障が出るため、おすすめしません。

ダブルワークをする際には、労働時間が増えることを考慮してスキマ時間でできるものに絞るなどの工夫をしましょう。

ダブルワークの基本スタイルとは?

ダブルワークをこなす際には、基本的なスタイルがあります。

  • 昼間と夕方
  • 平日と休日

それぞれの働き方のスタイルについてみていきましょう。

昼間と夕方に分ける

ダブルワークの基本スタイルとして、昼間と夕方に分ける方法があります。

午前中からお昼過ぎまで仕事をしていったん自宅に戻り、家事をこなしてから夕方に別の仕事をするスタイルです。

例えば日中は9時から15時頃まで事務作業に従事し、いったん帰宅して家事をこなします。
その後、夕方や夜から接客業・サービス業で働くといったタイムスケジュールです。

毎日家事をこなす時間が確保できるので、仕事との両立がしやすいメリットがあります。

しかしその一方で身体への負担が大きくなるデメリットがあるので、体力に自信のある人にはおすすめしますが、そうではない場合はやめておいたほうが良いでしょう。

平日と休日に分ける

平日と休日を分けるスタイルもあります。

例えば平日はスーパーで品出しやレジ打ちの仕事をこなし、休日はイベントスタッフなど単発の仕事をこなすスタイルです。

平日と休日に仕事を分けることで1日のスケジュール管理が容易になり、毎日の睡眠時間も確保しやすい点はメリットといえます。

しかし休日にも仕事をすることで家族と過ごす時間が減少してしまう点はデメリットでしょう。

子供がある程度成長しているなど、家族サービスに時間を割く必要がない人におすすめします。

主婦がダブルワークをする時の稼ぐ目安は?

主婦がダブルワークで稼ぐ際、どれくらいの金額を目指すのか考えておいたほうが良いでしょう。

年収によって支払うべき税金などが異なるからです。

  • 年収100万円
  • 年収103万円
  • 年収106万円
  • 年収130万円
  • 年収150万円

上記5つの目安となる金額について解説するので、参考にしてください。

▼ ダブルワーカーの確定申告のやり方はこちらを確認ください
ダブルワークしたときの税金関係はどうすればいい?税金関係や確定申告の仕方を紹介します!

年収100万前後

年収100万円前後を稼ぐ場合、住民税を考慮しなければなりません

年収 住民税の有無
年収90万円未満 住民税なし
年収90万円以上 年間5,000円(均等割)の住民税が発生する可能性あり
・自治体によって異なる

上記から見てわかるように、ボーダーラインは年収が90万円を超えるか否かです。

住民税には均等割と所得割の2種類がありますが、そのうちの均等割は年収が90万円を超えた場合に課税対象になる場合があり、これを「住民税の壁」といいます。

ただし自治体によって均等割分の住民税が発生する金額が異なったり、免除される条件が設けられていたりするので、必ずしも発生するとは限りません。

ダブルワークを始める前に、自治体のホームページなどで住民税非課税の条件などを確認してください。

年収103万未満

次のボーダーラインは年収103万円であり、ここには「所得税の壁」と「配偶者控除の壁」の2種類があります。

「所得税の壁」とは
年収が103万円以内なら所得税がかかりませんが、それを超えると発生するというものです。
その理由は給与所得控除と基礎控除が関係しています。
給与年収が162.5万円までなら55万円の給与所得控除が受けられ、さらに納税者本人の年間所得額が2,400万円以下なら48万円の基礎控除も対象です。
年間所得が103万円の場合、給与所得控除の55万円と基礎控除の48万円を差し引くと所得額は0円になるため、所得税は発生しません。
収入(103万円)-給与所得控除(55万円)-基礎控除(48万円)=0円
「配偶者控除の壁」とは
課税対象者が配偶者控除を受けられるかどうかのボーダーラインのことです。
要件のひとつとして「年間合計所得額が48万円以下(給与の場合は給与収入が103万円以下)」が設けられています。
言い換えるなら、年間所得が48万円または給与収入が103万円を超えれば配偶者控除は受けられないということです。
主婦がダブルワークで年収103万円を超えなければ、所得税を支払う世帯主は13~38万円の配偶者控除が受けられ、支払う税金が減額されます。

年収106万未満

年収106万円には「社会保険加入の壁」があり、以下の条件を満たす場合は社会保険に加入しなければなりません。

1.週の労働時間が20時間以上
2.月額賃金8.8万円以上
3.雇用見込みが2カ月以上
4.学生以外
5.従業員数51人以上の企業に勤務

これらの条件のうち「2.月額賃金8.8万円以上」は、年間収入に換算すると8.8万円に12カ月をかけて105.6万円になります。

よって年収が106万円を超えると社会保険に加入しなければならず、世帯主の社会保険の扶養から外れるので注意してください。

年収130万未満

年収130万円は「国民年金・国民健康保険の壁」と呼ばれており、この金額を超えると自分で国民年金や国民健康保険を支払わなければなりません。

その理由は、配偶者の社会保険の扶養から完全に外れるからです。

ただし前述した年収106万円の「社会保険加入の壁」に該当する場合は、社会保険に加入することになるので当てはまりません。

社会保険加入に該当しない働き方をしている場合には、年収130万円を超えると国民年金・国民健康保険の支払い義務が生じるので注意しましょう。

年収150万未満

年収150万円は「配偶者特別控除減の壁」と呼ばれています。

配偶者特別控除は満額で38万円ですが扶養家族の年収が150万円を超えると36万円、155万円を超えると31万円に減額されてしまい、満額免除の適用になりません

全体的な収入は増えますが、配偶者特別控除を満額受けたい場合には、ダブルワークでの年収を150万円未満に抑えたほうが良いでしょう。

なお、ダブルワークでの年収が201.6万円を超えると配偶者特別控除の適用から外れ、控除額はゼロ円になります。

減額されても配偶者特別控除を受けたいと考える場合は、201.6万円は超えないようにしましょう

確定申告が必要なケース

主婦がダブルワークをする際、確定申告が必要なケースがいくつかあります。

その具体的な例は以下の通りです。

  • 年収103万円超で掛け持ち先の年収が20万円超
  • 給与以外の年間所得が48万円超
  • 年収103万円超で年末調整未実施

それぞれのケースについてみていきましょう。

年収103万円超&掛け持ち先も年20万円超える場合

年収103万円超で、掛け持ち先の年間所得20万円超の場合は、確定申告をしなければなりません。

掛け持ち先の年収分は雑所得と判断されるからです。

国税庁は「年末調整されなかった年間所得が20万円を超える場合は確定申告が必要」としています。

例えば年収103万円超で掛け持ち先の年間所得が20万円を超えていた場合、どちらも含めて年末調整していれば確定申告の必要はありません。
多くのケースでは掛け持ち分の収入先がもう1つの収入先と異なる場合は、年末調整されることはないため、未実施の状態です。
その場合は、年間所得20万円分の確定申告をする必要があります。

なお、掛け持ち先の年間所得が20万円を超えていない場合は確定申告が不要ですが、源泉徴収で納めすぎていた分が還付金として支払われる可能性が高いので、超えていなくても行ったほうが良いでしょう。

給与以外の報酬による所得が年間で48万円超える場合

給与以外の年間所得が48万円を超える場合も、確定申告が必要です。

基礎控除48万円を超えた分が課税対象になるからです。

基礎控除は納税者本人の合計所得額に応じて適用される制度であり、満額は48万円に設定されています。

給与以外の年間所得が48万円を超えなければ、基礎控除を差し引いた課税対象年間所得額は0円になるので、確定申告は必要ありません。

ただし源泉徴収として納めすぎていた分が還付金として返還される可能性が高いため、48万円を超えていなくても確定申告することをおすすめします。

年収103万円超&年末調整できなかった場合

年収103万円を超えている状態で年末調整できなかった場合は、自分で確定申告を行いましょう。

例えば勤務先で年末調整が実施される前に退職すると、それまで得ていた収入分の年末調整は退職した会社で行われません。

また所属していても年末調整に必要な書類を会社・企業に提出し忘れた場合も未実施となってしまうので、自分で確定申告を行う必要があります。

会社・企業では毎月の給与を支払う際に源泉徴収を行っていますが、本来納税すべき所得税額よりも多めに徴収されることが一般的です。

超過分については確定申告を行うことで還付金として戻されるので、行ったほうが良いでしょう。

▼ 確定申告の対象者について詳しく知りたい方はこちら
確定申告が必要な方|国税庁

ダブルワークがOKな会社の見分け方

会社・企業などによってはダブルワークを禁止しているところもあり、そのような場所で働いている場合には、ダブルワークをするとペナルティが科せられるかもしれません。

ダブルワークがしたい場合は、いずれ行うことを想定して勤め先を探すこともひとつの方法です。

見分け方としては、以下のようなポイントがあげられます。

  • 募集要項などに「ダブルワークOK」の文言があり
  • 雇用条件に「ダブルワーク禁止」の規定なし

求人サイトなどで仕事を探す際、募集内容や要項に「ダブルワークOK」や「ダブルワーク歓迎」などが明記されているところは、推奨しているので可能です。

また雇用条件として「ダブルワーク禁止」がないところも、高確率で可能といえるでしょう。

ただし勤務する部署などによって条件が異なるケースもあるため、上記のポイントに当てはまっていても事前に直接確認することをおすすめします。

さらに上記のポイントが見当たらなかったとしてもダブルワークを可能としているところもあるので、気になる場合は問い合わせてみましょう。

主婦がダブルワークをする時の注意点とは?

主婦がダブルワークをする際には、以下の点に気を付けてください。

  • 年間収入額
  • スケジュールと体調管理

それぞれの注意点について解説するので、参考にしてください。

年間の合計収入額がいくらになるのかに注意する

主婦がダブルワークをする際には、年間収入額に注意しましょう。住民税・所得税・扶養など、さまざまな部分に影響するからです。

主婦が収入を得る場合、年間所得額によって住民税・所得税の支払いが発生したり、扶養家族から外れたりします。

これらの恩恵が受けられなくなることで、世帯全体の収入額が減少してしまうとダブルワークをすることで得られるメリットが薄れてしまうでしょう。

前述した「稼ぐ目安」を参考に「どこまで稼ぐのか」「本当にそれだけ稼げるのか」などを考慮して、ダブルワークを行ってください。

スケジュール管理や体調管理に注意する

スケジュール・体調の管理にも注意を配りましょう。主婦のダブルワークは、こなさなければならない事柄が増えるからです。

主婦は、2つの仕事にプラスして家事もこなさなければなりません。

1日でしなければならないことが増加すると、時間配分が難しくなります。スケジュール管理が甘いまたは誤ると、家族や職場に迷惑をかけることになるので注意してください。

またこなさなければならないことが増えると、それだけ肉体的な負担も大きくなります

疲労の蓄積も増加するため、睡眠などの休息時間を確保して体調管理にも気を配ってください。

主婦がダブルワークをする時のコツとは?

主婦がダブルワークをする際には、以下のポイントに注目しましょう。

  • 両立しやすい仕事
  • 休みの確保

それぞれのコツについてみていくので、参考にしてください。

両立しやすい仕事を選ぶ

ダブルワークをする際は、両立しやすい仕事を選ぶことが大切です。

例えば午前中はアパレル関係の接客業に従事し、夕方から夜にかけては飲食店で洗い場の仕事を選択したとしましょう。
いずれも自宅から勤務先までの往復が必要であり、時間的にも体力的にも負担が大きくなります。
それよりは午前中に出勤が必要な仕事をしているのなら、一方の仕事は在宅ワークを選択するなどのように働き方を変えれば、両立しやすくなるのでおすすめです。

スケジュールや体調の管理もしやすくなるので、両立しやすい仕事を選びましょう。

休みをちゃんと確保する

ダブルワークをする際は、休みを確保してください。

主婦は勤務先から自宅に戻ると、休む間もなく家事や育児に追われることが多いでしょう。

その後、さらにもうひとつの仕事をこなさなければならないため、心身への負担はかなり大きなものになります。

日々の疲れはその日のうちに解消することが重要です

体調を崩すと仕事も家事も育児もできなくなってしまいます。そのようなリスクを軽減させる意味でも、休みを確保してください。

主婦におすすめのダブルワークを紹介します!

主婦がダブルワークをする際には、在宅でできるものが良いでしょう。在宅ワークならスキマ時間が活用できるので、本業・家事・育児の合間のわずかな時間でも稼ぐことが可能です。

その主な在宅中心のダブルワークのなかでも、特に以下のものをおすすめします。

  • 文字起こし
  • データ入力
  • 採点・添削
  • アンケート・商品モニター
  • 代筆仕事
  • 校正・校閲
  • WEBライター
  • WEBデザイナー

これらはすべて在宅ワークのなかでも案件数が多く、人気が高い仕事です。

「WEBライター」「WEBデザイナー」などは専門性が高く、資格も用意されている仕事であり、知識・スキルレベルを向上させながら実績数を稼げば、本業に切り替える道もみえてくるでしょう。

各ダブルワークの内容を解説するので、仕事選びの参考にしてください。

文字起こし

文字起こしは、音声データや動画データを文章にする仕事です。

以前は、インタビューや講演会などの音声データを中心とした発注が多く見られました。しかし動画サイトの普及に伴い、動画データから文字起こしをする案件も増加傾向にあります。

具体的な文字起こしの方法は以下の通りです。

文字起こしの方法 内容
素起こし ・音声データをもとにそのまま文章化する
・意味を持たない発言も文字化する
整文 ・音声データをもとに書き言葉で文章化する
・語順や助詞の追加などを行って文章を整える
ケバ取り ・音声データをもとに会話言葉のみで文章化する
・意味を持たない発言は取り除く

どの方法での文字起こしを依頼されるのかにもよりますが、正確に文章化できる人が向いているといえるでしょう。

データ入力

データ入力は、クライアントから渡される元データをシステムや指定のファイルに入力する仕事です。

元データの種類としては値段や人数といった数字、住所や氏名をはじめとする文字列など多岐にわたり、入力するファイルやシステムとしてはExcelや独自システムがあげられます。

どのようなデータをどこに入力するのかにもよりますが、Excelファイルに入力する場合はスマホ版が無料配布されているので、携帯があれば受注可能です。

ただし全体的に単価は低く、スマホで受注できる案件はさらに低く設定されていることが多く見られます。

また、入力ミスをすると報酬からマイナスされる可能性もあり、ミスがかさめば得られる報酬はさらに少なくなるでしょう。

データ入力でしっかり稼ぎたい場合は、インターネット環境を整えたうえでパソコンを用意し、正確に入力できることが大切です

採点・添削

採点・添削は、テストの丸付けや小論文の添削などを行う仕事です。

以前は紙媒体の案件が多く見られましたが、近年はオンラインスクールの普及に伴い、インターネットを通じて採点・添削をする依頼も増えてきています。

また単純に丸付けをするだけではなく、コメントを付け加えることも仕事内容に含まれることがあるので、解答者に理解してもらえる書き方ができたほうが良いでしょう。

依頼されるテスト・模試・小論文は、試験を受けた人の人生を左右するものであることから、採点・添削ミスは許されません。

そのため、正確で丁寧な仕事ができる人が向いています。

なお、紙媒体の依頼の場合は仕事環境を整える必要はありません。

しかしオンラインスクールやオンライン講座の案件の場合は試験もオンラインで実施されるため、インターネット環境やパソコンを用意する必要があります

アンケート・商品モニター

アンケート・商品モニターは、企業から依頼されるアンケートに回答したり、提供される商品・サービスを利用して使い心地などを答えたりする仕事です。

アンケートモニターの場合、インターネットで回答できるものと会場に赴いて回答するものの2種類があります。

会場に赴くケースは交通費も含めて単価が高めに設定されていますが、モニターとして企業側から選ばれなければ参加できません。

また商品モニターも企業側から選ばれる必要がありますが、依頼される商品はもらえることが多いため、会場に赴くアンケートモニターと比べると単価は低めです。

スマホさえあれば手軽に始められる副業であることから、初心者や未経験者におすすめします。

また、スキマ時間で回答できるアンケートも多いため、本業と家事・育児に追われている主婦にもおすすめの在宅ワークです。

代筆仕事

代筆仕事は、本来書くべき人に代わって住所や宛名などを代筆する仕事です。

インターネットが普及する前から人気の高かった副業であり、メール・LINEなどのITツールの登場とともに葉書を出す人は減少してきましたが、現在も一定数の発注がある副業でもあります。

代筆仕事の内容は、葉書・封書への宛名・住所のほかにメッセージカードの文面の代筆を依頼されることもあり、その内容は多岐にわたるといえるでしょう。

字のきれいな人や書道経験のある人におすすめします。

校正・校閲

校正・校閲は、ほかの人が作成した文章の修正などを行う仕事です。

漢字誤りや表現の訂正などのほかに、書かれている内容の事実確認を求められることがあります。

依頼される文章の内容にもよりますが、医療・金融といった専門性の高いジャンルになると事実確認には時間を要することもあるでしょう。

特に必要な資格やスキルはありませんが、特定ジャンルの案件を受注する際には、その分野に詳しいことを証明するポートフォリオなどの提示を求められるかもしれません。

正しい漢字や表現方法を熟知している人や、細かな部分にまで気を配れる人が向いています。

WEBライター

WEBライターは、インターネット上に公開する記事の作成をする仕事です。

すでに構成が用意されているドキュメントファイルやWordファイルを渡されて作成するものもあれば、キーワードだけ提示されて構成案から作成するものもあります。

また検索サイトで上位を狙う記事の作成依頼もあり、その場合はSEOを意識した構成案・文章作成が求められることが多く、SEOに関する知識があったほうが良いでしょう。

文章作成が得意な人はもちろん、ブログなどでSEOを意識したコンテンツを作成したことのある人にもおすすめの仕事です。

ライタースキルが上がれば高額案件への応募も可能になり、継続案件が舞い込むこともあります。得られる収入も増加するので、フリーライターとしての道も切り開けるでしょう。

WEBデザイナー

WEBデザイナーは、インターネット上に公開するサイトのデザインやバナー制作などを担当する仕事です。

仕事内容はサイトに掲載するバナー作成やWEBサイト全体のデザイン、WEBサイトの構築や運営を任されることもあります。

保有しているスキルや知識によって依頼される仕事内容は大きく異なり、報酬にも差があることが一般的です。

HTMLやCSSをはじめとするWEBサイトの構築に必要なスキル・知識があれば、高額案件や継続案件も受注できて独立も視野に入るでしょう。

スクール通学経験のみの初心者・未経験者にもおすすめしますが、実務経験のある人は仕事を軌道に乗せやすいので強くおすすめします

動画作成・編集

動画作成・編集は、依頼される動画データにテロップや音楽などを挿入したり、静止画を動画にしたりする仕事です。

以前は企業・会社のPR動画などの依頼が中心でした。しかし動画サイトの普及に伴い、YouTubeやTikTokに公開する動画の作成・編集案件が増えてきます。

特別な資格は必要ありませんが、動画の作成・編集に使用するツールやソフトの使用スキルは必要です。

応募時に提示できるポートフォリオや実績数が多ければ高額案件の受注も可能になり、個人事業主として起業する道も選択肢として入るでしょう。

まとめ

主婦がダブルワークをする際の注意点やおすすめの仕事を解説しました。

ダブルワークをすることで得られるメリットは多数あり、「始めたい」と思う人もいるでしょう。

しかし仕事の時間や量が増えることでデメリットも発生するため、メリットばかり意識していると体調不良や家庭崩壊といった問題が発生しかねません。

この記事で紹介したメリット・デメリットや稼ぐ目安、注意点などを参考にしてライフスタイルに合ったダブルワークをしてください。

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この記事の監修者SOKKIN MATCH事業責任者/倉田 裕貴
SOKKIN MATCH事業責任者:倉田裕貴 株式会社SOKKIN 人材事業責任者

株式会社サイバーエージェント、シニアアカウントプレイヤーとして大手企業のコンサルに従事。WEB・アプリ問わず、運用ディレクションをメインに幅広い業種のお客様の課題へ対応してきた実績を持つ。2022年、株式会社SOKKIN入社後、SOKKIN MATCH事業責任者に従事。

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