皆さんは、近年注目されている、ダブルワークという働き方をご存知でしょうか。簡単に言うと、2つの仕事を掛け持ちする働き方になります。
本記事では、ダブルワークのメリットやデメリット、注意点を解説するとともに、ダブルワークに向いているおすすめの仕事を紹介していきます。
始める際に役立つコツなども解説していくので、これからダブルワークを始めたい方や、少しでも興味のある方は、ぜひ本記事を参考にして、今後のダブルワークライフに役立ててください。
ダブルワークとは?
ダブルワークとは、先ほども記載した通り2つの仕事を掛け持ちしてお金を稼ぐ働き方のことを指します。
例えば、昼はコンビニで接客をし、夜はWebライターとして文章を書く人や、平日は塾講師をし、土日にテーマパークのスタッフとして働く人などが、ダブルワークをする人として挙げられます。
ダブルワークは、1つの仕事に縛られない、自由な働き方です。今までは、1つの会社に定年まで勤めるという考えが広く支持されてきました。ですが、近年の日本社会では転職率が少しずつ増加しており、1つの会社で一生を終える考えは減少している傾向にあります。これは、2つの仕事を掛け持ちするダブルワークとも関係があることだと言えるでしょう。
副業との違い
ダブルワークと混同しがちな働き方の1つとして、副業が挙げられます。副業とは、本業を持つ人がもう一つの仕事に取り組むことを指しますが、ダブルワークには、本業がありません。
本業がない状態とは、両方の仕事が非正規雇用である状態のことで、ダブルワークでは、アルバイトや派遣、フリーランス、業務委託などの仕事を掛け持ちしていることが多く見受けられます。
兼業との違い
兼業も、ダブルワークとは違う意味を持っています。本業がないという意味では、兼業も本業がない場合もあるため、大きな相違はありませんが、兼業の場合は、仕事の数が2つであるとは限らないのです。
ダブルワークは名前の通り、仕事が2つであることは明白です。兼業では2つ、3つ、4つなど、ダブルワーク以上に多くの仕事を掛け持ちしている可能性があります。
とはいえ、ダブルワーク、副業、兼業には大きな違いはありません。どの働き方でも、複数の働き口を持っていることを指しています。
ダブルワークをする人が近年増加しているわけ
ダブルワークをする人が近年増加していることを裏付けるデータを2つ紹介します。
1つ目に紹介するのは、独立行政法人 労働政策研究・研修機構が行なった「副業者の就業実態に関する調査」です。ダブルワークに関する調査ではなく、副業に関する調査にはなりますが、2つの仕事をするという意味では、両者に大きな相違はないでしょう。
参照:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「副業者の就業実態に関する調査」
次に、東洋経済オンラインの「国内で販売されている主要商品の価格推移」をビジュアル化したデータでは、価格が高騰している商品が多く見受けられています。
日本で生活を送る方々も、インフレしている実感があるのではないでしょうか。価格の高騰によって、収入を増やしたいと思う人や、1つの仕事では生活でない人などが増えてきていると読み取ることができます。
ダブルワークをする人が近年増加する理由として、一番に挙げられるものは「もっと稼ぎたい」という理由で間違いないでしょう。
参照:東洋経済オンライン「国内で販売されている主要商品の価格推移」
ダブルワークのメリット
ダブルワークには、主に6つのメリットが存在しています。
・多くの経験が積める
・人脈が広がる
・気分転換ができる
・時間を有効活用できる
・失業のリスクを分散できる
1つの仕事に囚われない働き方だからこそ挙げられる、魅力的なメリットが揃っています。ここから、1つ1つ詳しく解説していきます。
収入が増える
ダブルワークのメリットとして、収入が増えることはもっとも重要なメリットだと言えるでしょう。ダブルワークでは、2つの仕事に取り組む分、人より多くの時間働けることになります。そこで働いた分だけ、収入が増えることになるでしょう。
どんな仕事をするのかにもよって、増える収入は変化するため、「かけた時間=お金」であるとは言えませんが、収入を増やす一つの要素として、時間は有効であると言えるでしょう。
幅広い経験と視野を持てる
1つの仕事に取り組むよりも、幅広い経験が積める点も、ダブルワークのメリットになります。
どうしても、仕事を1つしか持っていない場合は、その業界の視点しか持つことができないため、視野が狭くなってしまいます。それに比べてダブルワークでは2つの仕事から2つの視野を持って働けるので、実質2倍の視野を持てることになります。
2つの視野を持つという意味では、転職もダブルワークと同じような効果を持っていますが、リアルタイムで2つの経験を更新できるダブルワークはもっと広い視野をもつことができるでしょう。
経験に関しても、実質2倍の経験を積むことができます。ただし、その分1つ1つの経験は浅くなってしまうので、完全な上位互換とは言えません。
人脈が広がる
2つの仕事を掛け持ちする分、人との関わりが単純計算で2倍に増えることになります。
ですが、1つの仕事に絞って働く人に比べると、人とのつながりが薄くなってしまう可能性も否定できません。幅広い人脈を作るためには、それなりの努力が必要になります。
仕事によっても変わりますが、人と出会えるチャンスは多くなっているはずです。積極的に人と関わって、今後の仕事に役立てましょう。
気分転換ができる
仕事の気分転換をするためには、旅行に行ったり、趣味に勤しんだりして、プライベートを充実させることが重要になってきます。ですが、ダブルワークでは、仕事の気分転換をもう一つの仕事で済ませることも可能になります。
同じような仕事をしていると、若干の飽きが訪れたり、マンネリ化が進んだり、なんだか気分が乗らなくなることもあるでしょう。2つの仕事を持つことで、これらのような感情を抑えることができます。
新しい仕事を始める時や久しぶりの仕事をする時など、いつもと違う仕事をする時に、ワクワクする気持ちや、不安な気持ちになったことはありませんか?ダブルワークを行うことで、感情の揺れ動きが活発になり、新鮮な気持ちになりやすくなります。
時間を有効活用できる
ダブルワークでは、時間を有効活用することも可能です。例えば、Webライターのような文字を書く仕事なら、どこにいても行うことができます。スキマ時間や移動時間を活用することで、お金を稼ぐことができるのです。
他にも、特にやることのない休日、中々寝る気になれない夜の時間など、働いていれば収入を増やすことができます。
時間帯で仕事を分けることも非常に有効的です。例えば、昼はスーパーで働き、夜は居酒屋で働くなど、午前にしかできない、午後にしかできない、夜しかやっていない仕事などをダブルワークの相棒とすることで、効率的に稼ぐことができるでしょう。
失業のリスクを分散できる
ダブルワークでは、失業リスクを分散できる点も魅力的です。1つの仕事しかしていない場合は、失業したら収入源が無くなってしまいますが、ダブルワークなら半分の収入源は残ることになります。
ある程度の貯金をしていれば、片方の収入だけでも少しは生活できるでしょう。すぐにもう1つの仕事を探すことで、失業のダメージを減らすことができます。また、1つの仕事で生計を立てる人と比べると、ダブルワークでは探す仕事の規模も半分で済むため、新しい仕事が見つかりやすくなります。
ダブルワークのデメリット
ダブルワークには、主に3つのデメリットが存在しています。
・身体に負担がかかる
・スケジュール管理が複雑になる
ダブルワークにあるのは、メリットだけではありません。少なからず3つのデメリットが存在するので、注意しましょう。
労働時間が増える
まず、1つ目のデメリットとして、労働時間が増えることが挙げられます。1つの仕事で生計を立てる人よりも、ダブルワークをする人の方が仕事の量が増えるため、当然と言えば当然です。
ただし、必ずしも労働時間が増えるとは限りません。そもそも、本業一筋の人が多くの残業をしていれば、ダブルワークをする人よりも労働時間が長くなる可能性があります。また、選ぶ仕事によっても、働く時間や収入は変わるため、効率良く稼げれば労働時間が減る可能性も0ではありません。
ですが、休みを削るような働き方や、歩合制ではなく、時給や日給制の固定給の仕事の場合は、労働時間が増えやすくなります。
身体に負担がかかる
次に、身体に負担がかかる点もデメリットになるでしょう。身体の負担には、肉体的な負担と、精神的な負担の2つの要素が含まれています。
肉体的な負担としては、ずっと同じ姿勢でパソコン作業をすることによる肩こり、目の疲れや、体を使った仕事による筋肉痛、オーバーワークによって睡眠時間が減り、疲れが取れないなどの症状が考えられます。
精神的な負担としては、休みが減ることによるストレスの増加や、睡眠時間が減ることで抑うつ状態になりやすいことなどが挙げられます。
特に睡眠時間の減少は、身体に重大な健康被害をもたらします。生活習慣病の発症リスクを高め、症状も悪化しやすくなることや、認知力や判断力も低下しやすくなります。睡眠時間だけではなく、睡眠の質に関しても良質になるように心がけましょう。
参照:東洋大学『放っておくと怖い「睡眠負債」。寝不足がもたらす心身への影響と対処法を大学教授に聞いた』
スケジュール管理が複雑になる
最後のデメリットは、スケジュール管理が複雑になることです。2つの仕事を行う分、スケジュール管理の量が単純計算で2倍に増えます。量が増えるだけならまだ良いですが、ダブルブッキングを避ける必要もあるため、スケジュール管理がより複雑になってしまいます。
また、本業一筋なら、急な仕事が入っても対応は可能かもしれませんが、ダブルワークではそう簡単にはいきません。副業のように、仕事に優劣も存在しないので上手に管理する必要があるでしょう。
スケジュール管理が得意な人ならば、造作もないことかもしれませんが、苦手な人は、注意が必要です。片方の仕事は固定シフトにしておいたり、自宅で好きな時間にできるものにしておいたり、スケジュール管理を簡易化できるように対策を取っておきましょう。
ダブルワークに向いているおすすめの仕事
ここからは、ダブルワークに向いているおすすめの仕事を5つ紹介します。それぞれのメリットと一緒に紹介しますので、自分に合っているものを探してみてください。
接客業
接客業の仕事では、主にスーパーやコンビニ、ドラックストアなどで、レジでの接客や、商品の品出しなどを行います。
接客業は、基本的にシフト制で働きやすくなっています。自分が入りたい曜日、時間帯で働くことができるので、ダブルワークには丁度良いです。午前中だけ、午後だけ、深夜だけなど、時間帯の自由度も高くなっており、他の仕事と組み合わせやすくなっています。
また、接客業はサービス業なので、土日や祝日にも勤務が可能です。とはいえ、営業日や営業時間はお店によっても異なるため、自分に合った場所を探しましょう。
従業員数に関しては注意が必要で、人数が飽和している仕事場だと、シフトの希望が通りにくかったり、少ない場所だと希望以上に働いてほしいと頼まれたりする可能性があります。
単発バイト
単発バイトの仕事では、求人募集されている仕事に応募し、派遣として向かいます。募集される職種は接客業や飲食、工場作業や清掃員、倉庫整理や引越し作業など、多岐にわたります。
単発バイトでは、暇な時に仕事を入れることで、スキマ時間を埋めることが可能になります。また、給与が日給や時給制で、当日や翌日支払いなことが多いため、今すぐにお金が欲しい人におすすめできます。単発で働くことで、人間関係による余計なしがらみも発生しません。また、毎回違う場所で働くことで、常に新鮮な気持ちで働くことが可能です。
注意点としては、仕事によってはスキルや経験が必要な場合があること、募集場所によって給与や交通費支給の有無が変わることなどが挙げられます。
イベントスタッフ
イベントスタッフの仕事では、週末などに行われるイベント会場にスタッフとして出向き、設営やお客さんへの対応、片付けなどを行います。
イベントスタッフが魅力的なところは、休日に働けることや、イベントの雰囲気を楽しめることが挙げられます。イベントごとに雰囲気は全く異なるため、新鮮な気分で働くことが可能です。
設営や片付け、お客さんの案内など、当日の配置にもよりますが、肉体労働になる可能性が高いです。長時間立ちっぱなしになることや、歩きっぱなしになることも考えられます。体を使って働くことが好きな人におすすめできる仕事となっています。ただし、夏場は会場が猛烈に暑くなる可能性がありますので、水分を補給は怠らずに、熱中症には気をつけましょう。
Webライター
Webライターの仕事では、クライアントの要望に合わせて、記事などの文章を書きます。文字単価、記事単価で報酬がもらえることが多いです。
Webライターの魅力は、好きな時間に好きな場所で働けるところに詰まっています。インターネットが普及し、多くの人がスマートフォンを持っている現代では、いつでもどこでも文章を書くことができるでしょう。もちろん、自宅でパソコンを使って文章を書くのも良いですし、カフェで書くのも捗ることに間違いありません。
スキマ時間を埋めるならば、通勤時間などの移動時間や、やることがなくて暇な時に文章を書くのも効率的です。Webライターは融通が効く仕事なので、ダブルワークにはもってこいの仕事となっています。
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作品販売
作品販売の仕事では、自分で作ったハンドメイド作品やフィギュア、描いた絵や漫画など、自作の創作物を販売することで収入を得ます。
作品販売の魅力は、自身の創作活動を後押ししてくれるところにあるでしょう。創作が好きな人にとっては、趣味の一環でお金を稼ぐことができるので、楽しみながら仕事に励むことができます。黒字になるまでは、それなりの時間がかかるかもしれませんが、コツコツと取り組んで技術を磨いていき、クオリティを上げることで段々と稼げるようになっていくでしょう。
販売場所としては、ネットのフリーマーケット、オークションサイト、自分で販売ページを作るなどの方法があります。販売ページを簡単に開設できるプラットフォームも存在しているので、まずは簡単に始められるものから手を出すのが良いと思います。
NFTの稼ぎ方はこちら!始め方や仕組みも解説していきます。
ダブルワークが許される会社の特徴
会社によっては、ダブルワークが禁止されている場合があります。禁止されている会社の特徴を読み取ることは難しいですが、許されている会社の特徴は、「歓迎されている」か「禁止されていない」の2パターンである可能性が高いので、非常に分かりやすいです。
求人情報でダブルワークが歓迎されている
まず、ダブルワークが許される会社の特徴として、求人情報でダブルワークが歓迎されている場合は、当たり前のことですがダブルワークが許されます。
少子高齢化などの要因で、働ける世代が少なくなっている現代では、人手不足に困っている業界が多く存在しています。他の仕事と並行する人でも良いから、とにかく人手が欲しい会社は多いのでしょう。ダブルワークが求人情報で歓迎されている場合、週3日からOK、1日3時間からOKなど、具体的な条件が一緒に謳い文句として挙げられていることが多いです。自分が求める条件に合った求人を選びましょう。
雇用情報でダブルワークが禁止されていない
就業規則などの雇用情報でダブルワークが禁止されていない場合も、ダブルワークは許されます。法律では、プライベートに何をしようが個人の勝手であり、副業などの2つの仕事を持つことを禁止することは会社にはできない。ということが決められていますが、例外も存在しています。
ですが、どちらにしてもダブルワーク(または副業・兼業)を禁止すると明記していなければ、ダブルワークをしても何の問題もありません。仕事を選ぶときは雇用情報を確認するようにしましょう。
ダブルワークのコツ
ダブルワークのメリットを活かすために必要な3つのテクニック、コツを紹介します。
・無理のないスケジュールを作る
・相性の良い仕事を選ぶ
どのコツも重要なものになっているので、しっかりインプットしてください。
目的や目標を決める
目的や目標を決めることは、もっとも重要なコツだと言えるでしょう。目的や目標を決めることで、それらを達成できる仕事を選べるようになります。
例えば、目的を接客スキルの向上と決めることで、接客業の中でもより人と関わることが多く、自身の柔軟性や対応力も試される仕事を選ぶことができます。目標を月収50万円にすれば、実力次第で限界なく稼げるようになる仕事を選ぶことができるでしょう。
目的や目標がなければ、惰性的に何となく働くことになり、あまり効率的とは言えません。それなら、ダブルワークをしなくても良いと思います。せっかくダブルワークという働き方を選ぶのなら、「収入を増やす」「健康的に稼ぐ」など、簡単なものでも良いので目的や目標を定め、達成できるような仕事を選んで意欲的に働きましょう。
無理のないスケジュールを作る
無理のないスケジュールを作ることも重要です。定期的に休日を作ったり、自分の趣味の時間を確保したりして、仕事のリフレッシュができるようにしておきましょう。ずっと仕事漬けになってしまうと、心身ともに負担がかかってしまいます。身体は資本なので、業務効率を下げないためにも、健康第一を意識しましょう。
また、睡眠不足が続くと身体のパフォーマンスは段々と低下していくので、寝不足にならないように十分な時間を取り、質に関してもこだわりましょう。中々寝付けない人は、寝具にこだわってみたり、寝る前にストレッチや深呼吸をしたりすることも有効です。
相性の良い仕事を選ぶ
自分と相性の良い仕事や、ダブルワーク同士の相性の良い仕事を選ぶことも大切です。自分の好きなこと、やりたいことを仕事にすることで、ストレスが溜まりにくくなったり、楽しく仕事ができたりするでしょう。
ダブルワーク同士の相性が良い仕事は、平日と休日、昼と夜など、時間帯や曜日が違う仕事をセットにして働くことで、効率良く働くことが可能になり、ダブルブッキングの可能性も減り、スケジュール管理も行いやすくなります。例えば、平日は塾講師、休日はイベントスタッフで働いたり、日中はコンビニ、夜間に居酒屋で働いたりすることで、効率良く働くことができるでしょう。また、Webライターや単発バイトのように、時間に縛られない仕事を組み合わせることも有効的です。
自分と相性が良いかつ、ダブルワーク同士の相性が良い仕事を選ぶことができれば、ダブルワークのメリットを最大限に活かすことが可能になります。
ダブルワークの注意点
ダブルワークには、大きくわけて2つの注意点が存在します。違反してしまうと罰則を与えられる可能性もあるので、必ず覚えて帰ってください。
就業規則を守る
ダブルワークを始める前に、勤め先の就業規則を確認しましょう。ダブルワーク(副業・兼業)を禁止すると記載されている場合は、就業規則に違反してしまうことになるので、注意が必要です。
とはいえ、全てのダブルワークが禁止かというと、そんなことはありません。始める前に話を通すことで、仕事の内容によっては許可が降りる可能性があります。禁止されているからと言って黙って始めるのではなく、まずは相談してみましょう。
保険や税金関係に注意する
ダブルワークのように、2つの仕事を持つ人たちは、保険や税金の支払い方が変わります。主に「社会保険」「雇用保険」「確定申告」の支払いには注意しなければなりません。
社会保険
社会保険の加入条件は、以下のようになっています。
または、下記の5つの条件を全て満たす人が対象です。
・週の所定労働時間が20時間以上
・所定内賃金が月額8.8万円以上
・2ヶ月を超える雇用の見込みがある
・学生ではない
この条件の対象者は、社会保険に加入する必要があります。
参照:厚生労働省「従業員数100人以下の事業主のみなさまへ」
雇用保険
雇用保険の加入条件は、以下の2つです。
・31日以上の雇用見込みがあること
ダブルワークの場合は、給与の多い方の会社で加入する必要があります。片方の仕事の分だけ加入すれば問題ありません。
参照:厚生労働省「Q&A~事業主の皆様へ~」
確定申告
確定申告の対象条件は、以下の2つです。
・どちらか片方の仕事の年収が20万円以上
逆に、合計収入が103万円未満の場合や、どちらか片方の仕事の年収が20万円未満の場合なら、確定申告はしなくても大丈夫です。対象外にならない人は、必ず確定申告を行いましょう。
副業の確定申告のやり方は?初心者向けにわかりやすく徹底解説!
まとめ
いかがだったでしょうか。本記事では、ダブルワークを始めるに当たって、役に立つ情報を紹介しました。とくに重要なものを、以下の3点にまとめます。
・スケジュールや健康管理には気を付ける
・目的や目標を決めて、意欲的に取り組むようにする
本記事が、あなたのダブルワークライフの参考になれば幸いです。
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