副業の給料が手渡しなら、会社に副業はバレない？副業禁止に抵触しにくい副業も解説！

副業で稼いだ給料が手渡しであれば、会社に副業していることはバレないのでしょうか？

本業以外の収入源を得られるとして、副業を始めている方は増えていますが、副業を禁止としている会社は今もなお一定数存在します。こういった会社に勤めている方の中には「副業の給料が手渡しならバレないのでは？」と考えたことのある人が多いのではないでしょうか？

しかし、実際にはバレる原因として、手渡しであるかどうかはあまり関係していないため、他の要因で会社に副業が発覚し、トラブルになることがしばしば見受けられます。

副業をこれから始めたいと思っている方はぜひご覧ください！

現金手渡しなら、副業は会社にバレない？

結論から言うと、副業の給料が現金手渡しでも、会社に副業をしていることがバレる可能性は十分にあります。

現金手渡しの副業であれば、金銭のやり取りが銀行口座に記録されないため本業にばれないと思われがちですが、「振込み記録」は本業の会社から確認できるものではないため、副業の発覚に直接関係はありません。

通常、事業者は従業員に支払った給与の総額を「給与支払報告書」としてまとめ、市区町村に提出することが義務付けられています。

副業分の住民税は本業の給与から天引きされるため、住民税額の増加により副業の存在が明らかになる可能性があります。

給料が手渡しでも副業がバレるケース6選

前述でも話した通り、副業の給料が手渡しだろうが、振込だろうが、バレる原因はあまり変わりません。バレるケースとして、以下の6つのケースが挙げられます。

• 住民税が原因で副業がバレるケース
• 同僚にうっかり話してバレるケース
• パソコンやスマホ画面を見られてしまったケース
• SNSの発言でバレるケース
• 副業中に同僚に鉢合わせたケース
• 金銭感覚の変化でバレるケース

副業がバレる原因は、自身の些細な発言であったりする場合があります。うっかり副業に関する発言をしないよう心がけることで、副業をしていることが隠せるかもしれません。それぞれ詳しく解説していきます。

住民税が原因で副業がバレるケース

住民税が原因で会社に副業をしていることがバレることがあります。

住民税は「均等割」と「所得割」という税金で成り立っており、そのうちの「所得割」は個人の所得金額をもとに計算されています。以上で解説したように、副業をすることによって、所得金額が増えるとその分所得割も増えるため、会社の経理担当者に副業をしていることがバレるケースがあります。

手渡しで報酬を受け取ったとしても、副業先の会社が給与支払報告書を記録し、公的機関に提出していた場合、住民税の額が増えることになり、副業がバレる可能性があります。

同僚にうっかり話してバレるケース

同僚に話した副業の話が気付いたら社内に広まっていたなんてことも…。副業で稼ぐノウハウなどをつい話してしまいたくなるかもしれませんが、会社ではどこで誰が話を聞いているかわかりませんので、迂闊に副業の話をするのはやめましょう。

副業が上手くいっていると、誰かに話したくなる気持ちも分かりますが、副業が禁止されている企業の場合、規則違反となるため、密告される可能性が高くなります。どうしても話したい場合は、家族や近い友人などの信用できる人でかつ、会社との関係性の薄い人に限定するようにしましょう。

また、飲み会などで口が滑ってしまうのも副業をしていることがバレる原因になります。飲み過ぎには注意しましょう。

パソコンやスマホ画面を見られてしまったケース

誰からも見られる位置にあるパソコン画面上に、副業をしていることがわかるようなメールのやり取りや作業画面が表示されていると、副業をしていることがバレてしまいます。スマホであっても、副業に関する通知などがあると、バレる原因になり得ます。

基本的に、パソコンやスマホは会社と副業で分けた方がバレにくくなります。「流石に2台持つのは面倒だよ」という方は、スマホフィルムを覗き見防止のものに変更したり、パソコンで使うブラウザを分けるなど、なるべく会社との関連性を断ち切るように心がけましょう。

どうしても本業の勤務時間内に副業の連絡をしなければいけない場合は、会社の休憩時間などを利用するようにしましょう。

SNSの発言でバレるケース

SNSで副業についての発言をしてしまうと、当然ながら副業をしていることがバレてしまいます。本名でアカウントを作っていなくても、連絡先などが紐づいている場合、おすすめにアカウントが出てきてしまい、副業の存在がバレる場合があります。

SNSで副業のことを発信したい場合は、自分との関係性を断ち切りましょう。連絡先の紐付きを解除し、個人が特定できる情報は発信しないように注意します。特に、実際の行動とは時間をズラして発信することは有効的です。この方法を活用すれば、怪しまれたとしてもアリバイができ、同一人物であることが否定できるかもしれません。

副業中に同僚に鉢合わせたケース

例えば、副業の種類が接客業などのアルバイトの場合、副業で働いているお店に同僚がくる可能性もゼロではありません。会社で副業がOKでも、同僚に副業をしていることがバレたくない場合はアルバイトなどの副業をするのはおすすめしません。「同僚にバレたくないがどうしても副業で接客業をしたい」と言う場合は、会社から離れた場所で行う、変装をするなど、工夫しましょう。

周りにバレたくなければ、アフィリエイトブログの運営や、事務作業などの在宅ワークなどがおすすめです。

金銭感覚の変化でバレるケース

副業がバレるパターンとして、金銭感覚の変化でバレるケースが挙げられます。本業の収入に加え副業収入を得られるようになったことで、金銭感覚が変化し、周りから副業をしているのではないかと疑われる可能性があります。

同じ給料を得ているはずの同僚が、飲み会の席などで急に羽振りが良くなったら怪しむのも当然です。副業収入を多く得られるようになったからといって、周りから目につくような派手な豪遊は避けるのが無難です。

本業にバレずに副業をするための知恵袋

これまで、本業にバレてしまうケースをいくつか紹介してきました。「バレない方法はないの？」と不安に思う方々も多いと思います。ここからは、本業にバレずに副業をする方法を、知恵袋のようにまとめてきましたので、最後までご覧になってください。

• 副業の住民税は普通徴収にする
• 副業のことは誰にも話さない
• 本業で手を抜かない
• なるべく変化を見せない
• 給与所得のアルバイトは副業にしない

以上の5つの方法が、主な対策方法です。それぞれ詳しく解説していきます。

副業の住民税は普通徴収にする

住民税の金額が増えることで、本業に副業がバレてしまいます。副業の給与が手渡しだとしても、「給与支払報告書」の影響で、住民税の金額は増えてしまうので、バレることには変わりありません。

対策としては、住民税の支払い方法を普通徴収にし、自分で支払うことでバレることはなくなります。元々、住民税の支払い方法は特別徴収となっており、これは会社が給料から天引きで、代わりに支払いを行ってくれるシステムです。そのせいで、副業収入を得ると会社にバレてしまうわけですね。

また、副業収入を普通徴収にすれば、本業にバレることはなくなるため、本業の徴収方法は特別徴収のままで問題ありません。そもそも、給与所得の徴収方法を変更することはできないので、副業の確定申告を行う際に、副業の分だけ普通徴収にすればOKです。

副業のことは誰にも話さない

人の噂は、どこから広まるか分かりません。まず、会社と近い位置にいる人には絶対に話さないようにしましょう。同僚や後輩、上司など。どこから恨みを買って、どこから噂が広まり、密告されるか分かりません。話したくなる気持ちは分かりますが、副業がバレてしまうと、厳重注意だけでは済まない可能性もあります。一応、規則違反をしている自覚は持つようにしましょう。

また、家族や友人にも、できる限り話さない方が良いでしょう。世間話として知人に話してしまい、噂として広がり、会社の耳に入ってしまうなんてことも考えられます。リスクはなるべく減らして置きましょう。

本業で手を抜かない

副業が上手く行っている、楽しいからと言って、本業で手を抜かないように注意しましょう。理由としては、バレた時の言い訳が通用しづらくなるからです。

厚生労働省によると、労働者が時間外で何をしようがプライベートなので基本的に自由であり、制限することはできないとされています。ですが、例外として以下の4点に当てはまる場合は、禁止にしても良いと言われています。

なるべく変化を見せない

副業を始めることで、収入に余裕ができて金銭感覚が変わったり、忙しくなって余裕が無くなったりするかもしれません。このような変化を本業で悟られてしまうと、副業を始めたのではないか？とあらぬ疑いをかけられてしまうこともあるでしょう。

とはいえ、変化を見せないと言われても、そう簡単にできることではありません。人間、生活が変わればそれに引っ張られて変化していきます。なので、変化を見せてしまっても、副業と直結しないように対策しておきましょう。例えば、新しい趣味を同時に始める、ペットを飼うなど、何でも良いので環境に変化を起こすことで、変化の原因は副業ではないと誤認させることができます。難しければ、500円貯金を始めてから余裕ができた（本当は1円貯金）など、多少は誇張しても良いと思います。

給与所得の仕事を副業にしない

前述した通り、住民税を特別徴収から普通徴収に変更することで、副業の存在が住民税経由で本業にバレることはなくなります。ですが、給与所得の仕事の徴収方法を変えることは基本的にできません。原則、会社が給与から天引きで支払うことになるため、本業の会社にも住民税の金額が増えていることが伝わり、副業をしていることがバレてしまいます。

給与所得の仕事とは、雇用契約を結ぶ仕事のことを指し、正社員に限らず、アルバイト・パートなども含まれます。これらの仕事で副業を隠し通すのは、給料が手渡しだとしても非常に難しくなるため、避けるべき選択肢となるでしょう。

副業扱いになりにくい！新たな収入源とは？

会社で副業を禁止されている方の中には「本業以外の収入源を得たい！」と言う方もいるのではないでしょうか。でも、副業を始めてしまうと、バレた時のリスクも背負うことになります。ですが、心配は要りません。

実は、副業禁止に抵触しにくい、副業に扱われにくい副業がいくつか存在します。

これから、代表的な3つの副業に扱われにくい収入をご紹介します。

投資

本業にバレにくい副業

先ほど、副業扱いになりにくい収入源を紹介しましたが、これらの副業で稼ぐことは簡単ではありません。投資はセンスが問われ、ギャンブルは安定性に欠け、フリマは不用品売買の域を超えると副業扱いになってしまいます。そこで、ここからは本業にバレにくい副業を紹介していきます。

大きな声では言えませんが、例え会社で副業が禁止にされていたとしても、バレなければ問題は起こりませんよね？もちろん、副業扱いにならない副業で十分な収入を得られれば一番良いですが、選択肢は多い方が安心できます。

• ポイントサイト
• アフィリエイト
• NFT
• クラウドソーシング
• 業務委託

バレにくい副業としては、以上の5つが挙げられます。どれも在宅でできる副業なので、バレにくいという特徴を持っており、おすすめです。その副業の説明、その他の特徴など、1つずつ詳しく解説していきます！

ポイントサイト

ポイントサイトの副業では、様々な行動を起こしてポイントを稼ぎ、通称「ポイ活」を行います。例えば、ネットショッピングを楽しむ時はポイントサイトを経由して買い物をすることで、ポイントが入手できます。他にも、会員登録やアプリのダウンロード、ゲームをプレイするなど、ポイントを得る方法は多岐に渡ります。

ポイ活はスマホがあれば行うことができるため、スキマ時間に片手間で作業も可能です。とはいえ、得られるものはあくまでポイントなので、大幅に稼ぐことは難しいでしょう。毎日コツコツと取り組むことが重要になります。具体的な収入のイメージとして、熟練のポイ活戦士であれば、1ヶ月で3万円ほど稼ぐことが可能なようです。もちろん無料で始められるので、興味がある方は試しに1度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

また、バレにくさという点では非常に優秀です。例えポイ活中に画面を見られたとしても、副業をしているようには全く見えないでしょう。何か言われたとしても、趣味と言ってしまえばそれで終わる可能性が高いです。

アフィリエイト

アフィリエイトの副業では、ブログやSNSなどのコンテンツ運用・運営を行い、そこにアフィリエイト広告を貼付します。そのリンクからユーザーが商品を購入することで、紹介者にも報酬が行くという仕組みとなっています。

アフィリエイトといっても様々で、高単価だけど難易度が高いもの、その逆のものなど、色々あります。アフィリエイトでは、如何にコンテンツからアフィリエイト広告に誘導するかが重要です。流れを意識してコンテンツを作りましょう。もちろん、ファンのユーザーが多いほど売れる可能性も上がるため、人気を獲得することも重要になります。

注意点として、SNS運用や、ブログを書く時には、個人を特定されないようにしましょう。特に、自分のことを書くようなテーマでコンテンツを作る場合、会社の人に見られた時にもしかして？と疑われる可能性があります。また、SNSによってはアフィリエイトが禁止されている場合もあるため、利用規約はしっかりと確認しておきましょう。

NFT

NFTとは、近年注目されている「Non-Fungible Token」の略称です。簡単にいうと、NFTの技術を活用することで、デジタルデータに現実の物と同じような価値を持たせることができるようになります。今までのデジタルデータだと、本家とコピーの違いが分かりませんでしたが、NFTによってそれが分かるようになったため、現実で高価取引される骨董品や絵などと同じような価値を生み出せるようになりました。

稼ぎ方としては、NFTを扱うサイトにNFT化したコンテンツを出品したり、購入したNFTを転売したり、NFTのゲームをプレイしたりするのが代表的な稼ぎ方となります。どれも自宅でできる内容なので、バレにくいという視点でも優秀です。

NFTアートの取引事例では、日本の小学生が書いたドット絵が、海外の有名DJが購入してアイコンにしたことをきっかけに、価格が高騰し、蜘蛛の絵が日本円で170万円で取引されたこともあるようです。詳しくは以下の記事で解説していますので、興味のある方はぜひご一読ください。

クラウドソーシング

クラウドソーシングとは、企業などのクライアントが出している案件を自分で選び、案件をこなす仕事です。案件の内容は様々で、イラスト、広告、動画、Webサイト制作、プログラミングなどが代表的でしょう。

基本的に、クライアントと連携を取りながら案件をこなしていきます。高確率で在宅ワークになるため、バレる可能性も低いです。匿名で行うこともできるため、もしクライアント先に知り合いがいたとしても、そこからバレる心配もないでしょう。

クラウドソーシングで稼ぐためには、経験やスキルが重要になります。案件は他のユーザーとの取り合いになる可能性が高いため、勝ち取るためにはそれなりの実力が必要です。もちろん、簡単で安価な案件もありますが、稼ぐためには高単価の案件に取り組みたいですよね。ポートフォリオなどを作り、クライアントの企業にアピールすることも有効的に働きます。

業務委託

業務委託とは、企業と雇用契約ではなく、業務委託契約を結ぶ働き方です。業務委託で働くことで、歩合制で報酬を貰うことができるため、自分のスキルを存分に活かしてお金を稼ぐことが可能になります。

バレにくさは、業務の内容によって変わります。在宅で完結する業務もあれば、出社する必要がある業務もあるため、しっかりと内容を確認しましょう。出社の必要がある場合は、本業の会社の人と鉢合わせになる可能性が0ではないため、注意が必要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。本記事では、副業が会社にバレるパターンや、バレない方法、バレにくい副業などについて解説してきました。

手渡しで給料を受けとったとしても、副業がバレなくなるかというと、そんなことはありません。実際にはあまり関係がなく、住民税の金額や、自分の変化や口を滑らせたことでバレてしまうことが主なバレる原因として挙げられます。

副業禁止の会社に勤めている場合は、そもそも副業を行わないことがトラブルを避けるためにもベターです。ただし、近年は国からも副業を推奨する声も上がっており、世の中の流れ的に、容認する会社も増えてきています。意外と会社に相談すれば、許可が降りる可能性もあるかもしれません。

「会社で副業がOKされているが同僚に副業をしていることを知られたくない」という方は、副業をしていることがわかる情報をSNSなどで発信しない、飲み会でうっかりしゃべってしまわないようにする、などの意識を常に持ちましょう。

可能であれば、副業が可能な会社に転職するのも1つの手です。

「1人で副業を探すのは不安…」という方はSOKKINMATCHがおすすめです。自分にピッタリな案件を見つけることができます。

※SOKKIN MATCHの利用にあたり、副業が禁止されていないこと、副業の許可を得ていることが義務付けられておりますので、詳しくは利用規約をご参照ください。

SOKKIN MATCHとは

SOKKIN MATCHは企業の人材課題に対して厳選したマーケター/クリエイターをマッチングし、企業の事業課題を解決するサービスです。

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