税金全般の支払方法の多様化に伴い、固定資産税などの地方税もクレジットカードでの納付が可能な自治体が増えつつあります。
近年クレジットカードでの固定資産税納付が可能になった自治体は、既存の支払方法とは異なるケースがあるので注意が必要です。
本記事では各自治体が導入しているクレジットカードによる固定資産税の支払方法とあわせて、おすすめのカードなども紹介します。
固定資産税とは
固定資産税とは、1月1日時点で以下に掲げる固定資産を所有している場合に課せられる税金です。
固定資産 | 主な内容・例 |
土地 | 住宅地、山林、田畑、牧場、原野、鉱泉地(温泉など)、池沼など |
家屋 | 住宅、店舗、工場、倉庫など |
償却資産 | 会社や事業主が所有する建造物(フェンス、陳列棚など)、飛行機、船、車両運搬具(鉄道、トロッコを含む)、備品(パソコンなど) |
(参考:総務省|地方税制度|固定資産税)
納税額を計算する際には原則として標準税率(1.4%)をかけて算出しますが、各自治体の条例によって変更が認められているため、税率は統一されていません。
なお納期限は、4月・7月・12月・翌年2月の4回です。しかし自治体によっては5月・7月・9月・11月に定めているところもあります。
納付方法は納付書に納税額を添えて金融機関・コンビニで納付する方法が一般的ですが、コンビニ・スマホアプリなどが利用可能な自治体もあり、その場合は自由な支払方法の選択が可能です。
▼ そもそも「固定資産税」って何だっけ?について気になる方は下記のページをチェック
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都市計画税も課税される
都市計画税とは、以下に掲げる都市計画を行っている地域に土地・家屋を所有している際に課税される税金です。
主な事業 | 種類 | 内容・例 |
都市計画事業 | 交通 | 道路(高速道路を含む)、都市高速鉄道、駐車場など |
公共施設 | 公園、墓地など | |
生活 | 水道、ガス、ゴミ処理場、下水など | |
市街地開発事業 | 新住宅市街地開発 | 土地の買収、造成、建物の建設など |
工業団地造成 | 工業団地用の土地の買収、公共施設の整備など | |
市街地再開発 | 建物の建て替え、対象地域の整備など | |
土地区画整備事業 | ・公共施設の整備改善 ・宅地利用の増進 ・土地区画の変更 ・新公共施設の設置と建設 |
(参考:総務省|地方税制度|都市計画税)
ただし都市計画税の課税は各自治体の判断にゆだねられているため、上記に掲げる事業計画が実施されているからといって必ず課税されるとは限りません。
納税額を算出する際の税率は制限税率(0.3%)をしますが、固定資産税の税率同様に各自治体の条例によって変更が認められているため、異なる場合があります。
固定資産税はクレジットカードで納付できる?
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税金関連で、クレジットカードが使えるものと使えないものが曖昧で、よく分かりません…。
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税金を納める場所が違うからなのかしら?
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その通りです、ややこしいですよね…。
所得税や相続税は国税に分類されるので、国に納めます。
反対に、固定資産税は地方税である為、自治体へ納めます。
クレジットカードでの納付は、地方によって違いがある為、確認が必要になります。
固定資産税のクレジットカード納付が可能かどうかは、自治体によるので一概にいえません。
税金関連で所得税・相続税などはクレジットカード納付ができるのに、なぜ固定資産税はできないところがあるのか疑問に感じる人もいるでしょう。その理由は、税金を納める場所が異なるからです。
所得税・相続税などは国税に分類されており、国に対して納付します。一方の固定資産税は地方税であり、納付先は自治体です。
クレジットカードに対応した支払方法の準備ができる自治体もあれば難しいところもあるため、一概にはいえないのです。
住んでいる地域がクレジット支払いに対応しているかどうかは、以下の2通りで確認できます。
・納付書
それぞれの確認方法を解説するので、参考にしてください。
「全国自治体MAP」を使った確認方法
「J-LIS 全国自治体マップ検索」とは、地方公共団体情報システム機構が運営するサイトであり、地方公共団体のホームページがリンクされています。
このサイトを使って在住する自治体のホームページを検索し、自治体のホームページから税金の支払いがクレジットカード払いに対応しているか確認しましょう。基本的には各自治体の「暮らし・手続き」のページに税金関連ページへのリンクがあり、そこから支払方法の確認が可能です。
なお「J-LIS 全国自治体マップ検索」は各自治体のホームページを検索するためのシステムであり、クレジットカード払いの対応可否を直接確認するためのものではないので注意してください。
「納付書」を使った確認方法
クレジットカード払いが可能かどうかは、納付書にも明記されています。クレジットカードでの支払い方法または後述する「地方税お支払サイト」への案内が記載されているので、それを確認しましょう。
納付書は第1期の納期限までに、各自治体から送付されます。一般的には4〜6月頃に届きますが、納期限によっては7月頃に届く場合もあるので一概にはいえません。固定資産税納付書の送付時期については、各自治体のホームページにて納期限とともに案内が掲載されます。
原則として納付書は納期限までに必ず手元に届くように送付されますが、不安を覚える場合は自治体のホームページを確認してください。
【固定資産税】クレジットカード払いするメリット
クレジットカードで固定資産税を支払う主なメリットは以下の通りです。
・ポイント付与
・支払方法の選択が可能
・後払い可能
・利用明細
上記にあげたメリットをさらに詳しく確認していきましょう。
いつでもどこでも納付可能
クレジットカード支払いのメリットは、24時間365日利用可能な点です。
固定資産税の納付方法でクレジットカードを利用する場合、Webサイトから登録して行います。サイトによっては夜中にメンテナンスを行っていることがあり、その時間帯は利用できないこともあるかもしれません。しかし、一般的には24時間365日利用可能なので好きなタイミングで納付可能です。
またWebサイトを利用した支払いになるため、納付書のように金融機関の窓口やコンビニに赴く必要がない点もメリットといえるでしょう。
ポイントを貯めることができる
固定資産税の納付とあわせてポイントが貯まる点も、メリットのひとつとしてあげられます。
一般的にクレジットカードは、利用金額に応じてポイントが付与されます。ポイント付与の原則は利用であり、ショッピングなどの利用範囲に制限は設けられていません。
クレジットカードで固定資産税を支払う際にも利用していることになるため、金額に応じたポイントが付与されます。
ポイント付与率はカード会社によって異なりますが、納税でポイントが獲得できる点はポイ活をしている人にとってはメリットです。
分割払いやリボ払いなど支払い方法を選択できる
支払方法が選択できる点も、クレジットカード払いの魅力といえるでしょう。
原則として固定資産税を含む納税は、納付書に記載されている金額の一括払いです。固定資産税の場合、年間納税額を4回にわけて支払うことになりますが、1回分の納税額は一括で支払わなければなりません。
しかしクレジットカードでいったん納付書に明記されている固定資産税を一括払いした後、カード会社のマイページなどで分割・リボを選択すれば、その支払い方法で引き落とされます。
後払いが可能になる
後払いが可能になる点も、クレジットカード払いのメリットといえるでしょう。
固定資産税の納税は原則として振込が完了した時点であり、納期限までに納税しなければなりません。特別な理由がある場合は自治体に相談することで納期限の延長が認められますが、その場合には延滞金が発生します。
しかしクレジットカード払いを選択すると指定口座からの引き落としは後日になるので、実質的には後払いが可能です。
「今月は出費がかさんで苦しい」「手元にお金がない」などの理由がある場合には、クレジットカード払いを選択すると便利でしょう。
利用明細で出費を管理できる
利用明細で出費を管理できる点も、クレジットカード払いのメリットといえます。
クレジットカードは、利用すれば利用明細として記録が残るのが一般的です。家計簿代わりとして生活費の引き落としをクレジットカード払いにしている人も一定数存在し、自動で利用明細が記録されるこのシステムは重宝されています。
固定資産税の納税も明細として記録されるため、「いつ支払ったのか」「納税額はいくらだったか」などを後日確認する際に便利です。
【固定資産税】クレジットカード払いのやり方
固定資産税をクレジットカードを利用して納付する方法は、各自治体によって異なるので一概にはいえません。その理由は自治体で利用しているサイト・システムが異なるからです。
ここでは以下の2通りの方法を解説します。
・地方税お支払サイト
クレジットカード払いに対応している自治体であっても上記2つ以外のシステムを利用している可能性があるので、事前に自治体のホームページなどで確認してください。
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ここでもまたややこしい手続きがあるのか…。
固定資産税は、地方税で自分の地域での支払い制度を確認したけど…、
クレジットカードでの納付方法が分からない。
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各自治体によって、種類が異なるサイトやシステムを利用している為、納付方法に違いが生じています。
具体的な方法として、モバイルレジ または 地方税お支払いサイトがありますよ。
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下記に詳細を要約してみました。
税金関係はとても複雑な構造だけど、情報を知ると一段と便利に利用できるようになりました!
「モバイルレジ」
モバイルレジとは、請求書などに印字されているバーコードを読み取ることでさまざまな支払方法が選択できるサービスです。
自宅に届く請求書を携帯電話で手軽に支払いできるシステムとして公開されましたが、2023年4月からは各自治体の税金の納付も可能になりました。
モバイルレジのシステム自体は全国の自治体に対応していますが、受け入れ先である各自治体での準備が整っていないなどの理由から、実際にはすべての自治体で利用可能なわけではありません。
対応している場合は納付書にeL-QRコードが印字されているので、自治体から送付されてくる納付書を確認してください。
ではモバイルレジの使用手順を確認していきましょう。
4ステップで完了!-モバイルレジ利用への道
1,アプリのダウンロード
2,eL-QRの読み取り(自分のスマホカメラでバーコードを読み取ればOK)
3,支払い方法の選択
4,クレジットカード情報の入力
5,完了! お疲れ様です。
以下に詳しい手順があります
1.アプリのダウンロード
モバイルレジを使用する際には、端末に対応したアプリをダウンロードしなければなりません。
iPhoneの場合はAppleStore、Androidの場合はGoogle playからダウンロードできます。
モバイルレジ公式サイトの「初めてご利用の方へ」にアクセスすれば、iPhone・Androidそれぞれのダウンロードサイトへのリンクが掲載されているので、こちらからアクセスすると便利です。
2.eL-QRの読み取り
ダウンロードしたアプリを起動し、撮影ガイドをタップします。
原則としてこのアプリはデバイスのカメラ機能を利用するため、あらかじめデバイスのカメラ機能を有効にしておかなければなりません。プライバシー設定でカメラ機能を無効にしている場合は、アプリを起動する前にデバイスの「設定」にてモバイルレジでカメラ機能が利用できるように変更しておいてください。
デバイスのカメラ機能が有効になっていれば、撮影ガイドをタップするとカメラが起動して読み取り画面が表示されます。納付書に印字されているバーコードにカメラをかざすと読み取りおよび解析が始まるので、完了するまで待機しましょう。
読み取りが完了すると画面にバーコード情報が表示されます。この番号と納付書のバーコードの下に印字されている数字が一致しているかを確認し、「確認」をタップしてください。
3.支払方法の選択
支払方法は全部で以下の3種類です。
・クレジットカード
・口座振替
どの方法で支払いを行うかによって利用条件・入力する情報の内容などは異なります。
ネットバンキング・口座振替のいずれかを選択した場合は、モバイルレジでの登録手続きとは別に各サイトでの手続きも行わなければなりません。モバイルレジでの申請完了後に画面に案内が表示されるので、それに従って各サイトでの手続きを完了させてください。
4.情報の入力
本記事は固定資産税のクレジットカード払いの内容なので、ここではクレジットカード払いを選択した場合の情報入力の方法を解説します。
クレジットカード払いを選択すると利用確認の画面が表示されるので、ページの最下部まで目を通したうえで「確認しました」にチェックを入れて「同意する」をタップしましょう。
次にクレジットカード情報の入力画面に移動します。支払に利用するクレジットカードの番号・セキュリティコードなどを入力して「次へ」をタップしてください。
支払先・クレジットカード情報の確認画面が表示されます。特にクレジットカード番号は桁数が多いことから間違いが発生しやすいので、丁寧に確認をしたうえで誤りがなければ「決済実行」をタップしましょう。
5.手続き完了
確認画面で「決済実行」をタップすると、支払い完了画面が表示されます。
支払先・利用代金・支払手数料などが表示されるので、内容を確認しておくとよいでしょう。
クレジットカード払いを選択した際の手順は以上です。
5ステップで完了!-地方税お支払いサイト利用への道
1,利用者登録(支払い履歴が簡単に確認可能に!)
2,eL-QRの読み取り(自分のスマホカメラでバーコードを読み取ればOK)
3,納付額の確認
4,支払い方法の選択、確認コードが送られてくるので、要チェック!☞入力画面に入力すると、認証される
5,完了! お疲れ様です。
以下に詳しい手順があります
「地方税お支払サイト」
地方税お支払サイトとは、地方税共同機構が運営する地方税の納付に特化したサイトです。
各自治体によっては、クレジットカード払いの特別サイト等を設けて対応しているところもありました。しかし対応するためにはシステム開発・運営などの面で困難が生じるため、すべての自治体で可能なわけではありません。
そこで開発・運用が開始されたのが地方税お支払サイトであり、これまでクレジットカード払いに対応していなかった自治体はもちろん、独自サイトを設けて対応していた自治体も閉鎖してこちらのサイトに移行するところが増えています。
主な支払方法・特徴は以下の通りです。
支払方法 | 特徴 |
・クレジットカード ・インターネットバンキング ・口座振替 ・ペイジー ・スマートフォン決済アプリ |
・パソコン、スマートフォン、タブレットなど複数のデバイスに対応 ・複数枚の納付書のまとめ払いが可能 ・支払状況の確認が可能 |
前述したモバイルレジに対応していない自治体でも、地方税お支払サイトを導入しているところが多くあるので納付書・自治体のホームページなどを確認してみてください。
1.利用者登録
地方税お支払サイトを利用する際には、利用者登録を行います。未登録でもサイトの利用は可能ですが、以下のように利用できる機能が一部制限されるので注意してください。
登録 | 未登録 |
・繰り返しの利用が可能 ・支払時の入力情報の簡略化 ・支払履歴の確認が可能 ・すべての支払方法が選択可能 |
支払方法の選択肢は以下の3つのみ
・クレジットカード |
未登録の場合、支払方法の選択肢が限られると同時に支払履歴の確認もできません。1回程度の利用の場合は問題ありませんが、今後も利用する予定がある場合は利用者登録をしておいたほうがよいでしょう。
2.eL-QRの読み取り
トップ画面で「eL-QR読み取り」を選択して、納付書に印字されているeL-QRを読み取ります。スマートフォン・タブレットのカメラ機能が必要なので、プライバシー設定であらかじめ利用可能な状態に変更しておいてください。
地方税お支払サイトはスマートフォン・タブレットだけではなく、パソコンにも対応しており、eL-QRの読み取りができないケースもあるでしょう。その場合は、納付書に印刷されているeL番号を入力してください。eL番号は「収納機関番号」「納付書番号」「確認番号」「納付区分」の4項目で構成され、それぞれの入力項目内に番号を入力すれば認証されます。
3.納付額の確認
読み取りまたは番号入力が完了すると対象納付書の納税額が表示されるので、納付書に記載されている金額とあっているか確認してください。
1枚だけの場合は「お支払い」へ進みますが、続けてほかの納付書もまとめて支払う場合は「続けて読み取る」をタップ・クリックしましょう。
4.支払方法の選択
支払方法の選択では、未登録者に限りメールアドレスの登録が必要です。事前に利用登録をしている場合は登録時にメールアドレスを入力しているので必要ありません。
ここでのメールアドレスは手続き完了の連絡などで利用されるため、受信可能なアドレスを間違えずに入力することが重要です。なお通知用メールアドレスを入力すると、6桁の確認コードが送信されます。このコードを入力画面に入力して認証されれば、完了です。
5.手続き完了
最後に選択した支払方法に応じて決済画面に必要事項を入力します。
クレジットカード払いを選択した際には外部の決済サイトに自動で移動し、カード番号・セキュリティコードなどの情報を入力しなければなりません。間違った番号を入力すると正しく決済されないので、確認を怠らないようにしましょう。
通知メールアドレスにて決済完了の案内メールを受信できれば、手続き完了です。
【固定資産税】クレジットカード払い時の注意点
クレジットカード払いを選択する際には、以下のような点に注意してください。
・手数料が発生
・都度払い手続きが必要
・利用可能限度額
・領収証書の発行なし
・納税証明書発行の即日発行不可
それぞれの注意点を確認していきましょう。
クレジットカード払いは対応自治体のみ
クレジットカード払いは、すべての自治体で選択可能な支払方法ではありません。
「モバイルレジ」の地方税支払いの解禁や「地方税お支払サイト」の運用開始に伴い、支払方法の選択肢の幅が増えた自治体もあります。しかし導入するには一定のシステム開発・導入の際の手間などが必要であり、対応できない自治体もあります。
クレジットカード払いに対応していない自治体の場合、支払方法は納付書を利用した金融機関・コンビニでの現金払い、または口座振替しか選択できないので注意してください。
納税額に応じた手数料がかかる
クレジットカード払いを選択すると、総額に応じて手数料がかかります。
「モバイルレジ」「地方税お支払サイト」のいずれのシステム・サイトを利用した場合でも、クレジットカード払いを選択して固定資産税を納付するとシステム手数料を追加で支払わなければなりません。
システム手数料とは、カード利用者がカードを利用することで発生するカード処理にかかる費用のことです。支払先はカード会社であり、各自治体ではありません。
なお納付額に対していくらのシステム手数料がかかるのかは、地方税共同機構「システム利用料試算」にて算出可能なので利用してください。
都度支払い手続きが必要
クレジットカード払いで固定資産税を含む税金を支払う際には、都度支払い手続きが必要です。
例えば口座振替を選択していた場合には、納期限までに自動的に納税額が引き落とされるので忘れる心配はありません。
しかしクレジットカード払いは納付書に印字されているeL-QRやeL番号を入力しなければならず、納期限までに忘れず納付の手続きをしなければならないので注意しましょう。
利用可能枠を超えないようにする
クレジットカードには利用可能枠があることを忘れてはなりません。
利用可能枠とはクレジットカードに設けられている上限のことで、利用限度額といわれることもあります。
例えばクレジットカードを利用して大きな買い物をした場合、利用限度額を超えてしまうと固定資産税の支払に利用できません。
反対に固定資産税の納税額が高い場合には、クレジットカード払いを選択することで日常的な買い物・支払いなどに利用できなくなるリスクがあります。
領収証書が発行されない
クレジットカード払いでは領収証書が発行されない点にも、注意が必要です。
領収証書は納付書を利用した納税のみでしか発行されないので、必要な場合は金融機関・コンビニに納付書と現金を添えて納付してください。
納税証明書の発行に時間を要する
領収証書は発行されませんが、納税証明書はクレジットカード払いで請求可能です。
ただし納付書を利用した際に受け取る領収証書とは異なり、即日発行されるものではありません。
納税時におすすめのクレジットカード
固定資産の納税方法にクレジットカードを利用するとポイント付与などのメリットがありますが、その一方で手数料が発生します。
この手数料分を少しでも低く抑えるひとつの方法が、ポイント還元率の高いカードの利用です。
- セゾンプラチナビジネス
- リクルートカード
- JCB CARD W
- dカード
- ラグジュアリーカード チタンカード
上記5つのクレジットカードを紹介するので、参考にしてください。
セゾンプラチナビジネス
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレスカードは、法人・個人に関係なく利用できるカードです。銀行口座も個人口座の指定が可能であり、日常的に利用している口座からの引き落としができます。
ポイント還元率は最大1.25%なので、固定資産税の支払利用時に差し引かれる手数料もポイントで還元されるのでお得です。
リクルートカード
リクルートカードは年会費無料のカードであり、税金の支払い時にも1.2%のポイントが還元されます。
年会費を払いたくない人にはおすすめのクレジットカードであり、1.2%の還元率なら手数料分はほぼゼロ円です。
なお貯まったポイントはPontaポイントまたはdポイントへの交換が可能であり、交換レートは1ポイントなのでこれらのポイントサービスを利用している人にとってもメリットの多いカードといえるでしょう。
JCB CARD W
JCB CARD Wは39歳までに入会すると、年会費永年無料で利用できるクレジットカードです。
このカードを利用して固定資産税を含む税金の支払いをした場合のポイント還元率は1.0%であり、システム利用料は相殺されます。
ただし入会時の年齢は18〜39歳までに限定されており、この範囲外の年齢の人は入会できません。クレジットカードでの税金の支払いを希望する場合は、早めに手続きをしておきましょう。
dカード
dカードは大手NTTドコモが発行・運営するクレジットカードです。
年会費は入会時の年齢に関係なく無料で、ショッピング利用時には100円ごとに1%のポイントが貯まります。
固定資産税を含む税金の支払い時にも基本還元率1%のポイントが付与されるので、システム利用料の金額はポイントでほぼ還元され、現実的な支払代金は納税額のみです。
ラグジュアリーカード チタンカード
ラグジュアリーカード チタンカードはマスターカードの最高ランクカードであり、ポイント還元率は1〜2.2%です。
このカードを使用して固定資産税などの税金を支払った場合、基本還元率の1%分のポイントが付与されます。システム利用料は還元されるポイント内に収まるので実質的な支払額は納税額のみになり、納付書での納税した場合と変わりません。
まとめ
クレジットカードでの固定資産税納付について解説しました。
地方税お支払サイトの開設・運用に伴い、クレジットカード払いが可能な自治体は増加傾向にあります。しかし導入率は100%ではなく、すべての自治体で対応しているわけではありません。
またクレジットカード払いを選択するとシステム利用料が発生するので、この点にも注意が必要です。
本記事を参考にクレジットカード払いの知識・理解を深め、ライフスタイルに合った方法を選択してください。
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