フリーランスが加入する社会保険とは?保険の仕組みから徹底解説!

税金

会社員を辞めて、フリーランスになると医療保険の手続きなどを自分で行わなければなりません。

「フリーランスになろうと思っているけど、保険は何に加入すればいいの?」「そもそも社会保険のことがよくわからない」とお悩みになっている方もいるのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、社会保険の仕組みやフリーランスが加入しなければならない医療保険などについて徹底解説していきます。

【今回の記事でわかること】
1:社会保険とは
2:日本の医療保険について

本記事を読めばのフリーランスの保険基礎知識が身に付きます。

「フリーランスってそもそもどんな仕事?」「フリーランスになるメリットって?」という疑問を抱えている方は以下の関連記事をご一読ください。
【関連記事】フリーランスとは?メリット・デメリット、向いている人の特徴も徹底解説!

社会保険とは

「そもそも保険の仕組みについていまだによく理解していない…」という方もいるのではないでしょうか?そこで、ここからは社会保険について詳しくお伝えします。

まず、社会保険とは下記の5つの保険の総称のことです。

【社会保険(広義)
①医療保険(健康保険)
②年金保険
③介護保険
④雇用保険
⑤労災保険
社会保険は、生活の中に潜む病気や怪我、失業などのリスクに備える制度です。
狭義では、主に会社員を加入対象とする①医療保険(健康保険)と②年金保険、③介護保険の3つを合わせて「社会保険」と呼び、④雇用保険と⑤労災保険の2つを合わせて「労働保険」と呼びます。
【社会保険(狭義)】=①医療保険(健康保険)、②年金保険、③介護保険
【労働保険】=④雇用保険、⑤労災保険
通常「社会保険」というと「(協議の)社会保険」を指すことが多いです。混乱しないように、どちらの意味を指しているのか確認すると良いでしょう。ちなみにこれからお伝えする「被用者保険」のことも社会保険と呼ぶことがあるので、注意が必要です。
本記事では「社会保険」を広義の意味として使っています!

会社員はどの社会保険に入れば良い?

会社員は、①医療保険(健康保険)・②年金保険・③介護保険(ただし、一定の年齢になったら)・④雇用保険・⑤労災保険、全てに加入する必要があります。会社側が加入の手続きをするため、会社員の方自ら社会保険に加入する必要はありません。

フリーランスはどの社会保険に入れば良い?

フリーランスが加入するべき社会保険は、①医療保険(健康保険)・②年金保険・③介護保険です。

特に医療保険は、フリーランスが入れる保険がいくつかあり複雑です。以下に詳しくご紹介します。

日本の医療保険について

日本の医療保険制度は非常に複雑です。これから詳しくご紹介します。

国民皆保険制度

日本では、すべての国民が公的医療保険に加入することになっており、この制度は「国民皆保険制度」と呼ばれています。この制度により、私たちが病院で払う医療費の負担は3割で済んでいます。(ただし、高齢者や就学前の子供は2割負担など。)

【出典】日本医師会「日本の医療保険制度の仕組み」(2023年5月18日)

「国民皆保険」と言う保険があるわけではない

国民皆保険と言う名前の保険があるの?

勘違いされる方もいるかもしれませんが、「国民皆保険」と言う保険の種類があるのではなく、全ての日本国民が公的医療保険に加入すしている状態を指した「制度」のことです。

公的医療保険の種類

公的医療保険には大きく分けて3種類あります。

「被用者保険」…会社などに勤めている人が加入
「国民健康保険」…地域保険とも呼ばれ、農家やフリーランス、非正規雇用者、会社を退職した人などが加入
「後期高齢者医療制度」…75歳以上が全員対象

「被用者保険」は3種類に分かれている

「被用者保険」は主に大企業の従業員・従業員の扶養家族が加入する「健康保険組合」と、主に中小企業を中心とした従業員・従業員の扶養家族が加入する「協会けんぽ(全国健康保険協会)」と、公務員・教職員等、そのたの扶養家族が加入する「共済組合」3つに分かれています。
被用者保険=健康保険組合+協会けんぽ(全国健康保険協会)+共済組合

ざっくり「健康保険組合(健保組合)」=大企業の従業員向け、「協会けんぽ」=中小企業の従業員向け、「共済組合」=公務員向けと覚えておきましょう。

【健康保険組合とは】
企業のサラリーマンが加入する健康保険組合(健保組合)は、健康保険法に基づく公法人です。従業員が700人以上いる企業であれば、国の認可を受けて単独で設立することができます(単一健保組合)。また、同種同業で3000人以上の従業員が集まれば、共同で設立することもできます(総合健保組合)。

【出典】健康保険組合連合会「医療保険制度の基礎知識」(2023年5月18日)

公的医療保険以外にも民間保険がある

公的医療保険が強制加入であるのに対し、任意で加入できる民間保険があります。保険内容も自由に選択できるため、特定の病気に備えることができます。

がん・脳疾患・心筋梗塞といった三代疾患になった場合医療費が高額になり、公的保険の3割負担でも大きな出費となるのでこういった場合に民間保険で備えることができます。

フリーランスはどの医療保険に入ればいいの?

フリーランスが加入する医療保険は、ズバリ②「国民健康保険」です。

国民健康保険は以下の2種類に分けることができます。

市町村国保:その市町村に住んでいる人が対象
国保組合(国民健康保険組合):職業などの条件を満たす人が対象
文芸美術国民健康保険組合(文美国保)・医師国民健康保険組合(医師国保)など
国民健康保険の場合、「市町村国保」と「国保組合」の2つから自分で選ぶことができます。
同じ職業についている人を組合員とする国保組合は、医師や弁護士などがそれぞれに組合を設立しています。
市町村国保は各市町村が運営しており、保険料率は各自治体によって異なります。
市町村国保では一部手当の給付を行なっていないこともあり、被用者保険と比べて補償が手薄になる場合があります。その際は、条件を満たせば国保組合に加入するか、民間の医療保険などでもしもの場合に備える必要があります。
国保組合の方が、市町村国保に比べ補償が手厚い傾向

裏技?会社員時代の健康保険を継続する方法

会社員時代に、加入していた医療保険を任意継続することも可能です。

ただし、会社員ならば会社が保険料の半分を負担してくれますが、フリーランスが会社員時代の保険を継続する場合、全額自己負担するデメリットなどもあります。

一方で、任意継続の健康保険料には保険料の増減があるため、場合によっては保険料が安くなることもあります。

自分が一番お得になる方法を検討してみると良いでしょう。

フリーランスの仕事に関する質問

Q.フリーランスになるのに必要な手続きはある?

フリーランスになるのに必要な手続きは、「開業届」の提出です。この手続きは費用がかからず、税務署に書類を提出することで完了します。提出しなかったからと言ってペナルティはありませんが、開業届を提出することで青色申告ができるようになるので、節税対策につながります。

【参考】国税庁「個人事業の開業届出・廃業届出等手続」(2023年5月11日)

Q.フリーランスになったら確定申告しなければならない?

フリーランスは、給与から税金が特別徴収される会社員に対し、自分で直接税金や社会保険料を納めなければなりません。所得税や住民税、国民年金など様々な税金を納める必要があり、当然年に1回確定申告もしなければなりません。

Q.フリーランスになる前に必要な準備は?

フリーランスはサラリーマンに比べて社会的信用が低いとされています。そのため、会社員のうちにクレジットカードの契約・不動産の賃貸契約・銀行口座の開設などをしておくことをお勧めします。

銀行口座はフリーランスの仕事専用の銀行口座を作っておくと良いでしょう。フリーランスは自分で経理もしなければならないので、私用の銀行と分けて管理した方がわかりやすく、会計ソフトと同期して有効活用できるなどのメリットがあります。

また、フリーランスの仕事は収入が不安定であるので最低でも半年分の生活費を貯蓄しておくのがおすすめです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。本記事では、フリーランスが加入するべき社会保険についてご紹介しました。下記に今回のポイントをまとめました。

・広義の社会保険とは①医療保険(健康保険)、②年金保険、③介護保険、④雇用保険、⑤労災保険の総称
・フリーランスが加入するべき社会保険は、①医療保険(健康保険)、②年金保険、③介護保険の3つ
・医療保険は①被用者保険(健康保険組合+協会けんぽ(全国健康保険協会)+共済組合)、②国民健康保険、③後期高齢者医療制度の3つに分かれている。
・フリーランスが加入しなければならない医療保険は、国民健康保険
国民健康保険にもいくつか種類があり、人それぞれお得になる健康保険が異なることも解説しました。
本記事で紹介した内容を参考にして、豊かなフリーランス生活を送ってください。

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この記事の監修者SOKKIN MATCH事業責任者/倉田 裕貴
SOKKIN MATCH事業責任者:倉田裕貴 株式会社SOKKIN 人材事業責任者

株式会社サイバーエージェント、シニアアカウントプレイヤーとして大手企業のコンサルに従事。WEB・アプリ問わず、運用ディレクションをメインに幅広い業種のお客様の課題へ対応してきた実績を持つ。2022年、株式会社SOKKIN入社後、SOKKIN MATCH事業責任者に従事。

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