【高収入】フリーランスSEの年収は?メリット・デメリットも解説

職業解説

SE(システムエンジニア)の仕事において、特定の会社と雇用契約するのではなく、フリーランスとして働く人が近年増えています。また、現在会社員SEとして働いていて、将来的にはフリーランスのSEになりたいと感じている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、フリーランスSEの平均年収や、フリーランスSEになるメリット・デメリットなどをご紹介します。フリーランスSEのなり方についてもご紹介するので、ぜひ記事内容を最後までチェックしてみてください。

【今回の記事でわかること】
・フリーランスSEの現状
・フリーランスSEの年収
・フリーランスSEになるメリット・デメリット
・フリーランスSEになるには

「そもそもフリーランスとは?」「個人事業主とフリーランスの違いは?」という疑問を抱えている方は以下の関連記事をご一読ください。
【関連記事】フリーランスとは?メリット・デメリット、向いている人の特徴も徹底解説!

フリーランスSEは増えてきている

SE(システムエンジニア)とは、ソフトウェアの設計・開発を行う技術者です。クライアントから依頼されて情報システムの企画、設計、開発、テスト、運用、保守などの業務を行います。トラブルが起きた際は、迅速なトラブルシューティングを行うことが求められ、専門性が必要とされる仕事です。

そんなSEの仕事において、特定の会社と雇用契約するのではなく、フリーランスとして働く人が近年増えています。フリーランスとは、特定の企業に所属するのではなく、独立して事業をおこなっている人たちのことを指します。コロナ禍の影響によるリモートワークの浸透などが、フリーランスを選択する人が増えている理由の1つでもあります。実際に、2020年から2021年にかけてフリーランスの人口は「1062万人(2020年)→1670万人(2021年)」に増加しています。

【参考】ランサーズ「フリーランス実態調査2021」

フリーランスSEの年収

やはりみなさんが一番気になるのは年収についてではないでしょうか?会社員SEとフリーランスSEでは年収に大きな違いがあります。以下に詳しくご紹介します。

平均年収

職種 平均年収(円)
フリーランスSE 600〜900万
会社員SE 525万

【出典】求人ボックス給料ナビ「システムエンジニアの仕事の年収・時給・給料」

フリーランスエンジニアの年収相場は600〜900万円程度と考えられています。会社員SEと比べると高収入であることがわかります。そもそもフリーランスSEになる人はある程度実務経験を積んだ30・40代の人が多く、かつフリーランスの仕事はスキルに応じて報酬が上がりやすい傾向にあるためこのような高水準になっていると考えられます。

単価相場

SE案件の単価相場は、35〜100万円ほどです。スキルや案件の何度によって報酬は変わり、月単価100万円の案件をこなせるようになれば、年収1200万円も夢ではありません。

フリーランスSEになるメリット

フリーランスSEになるメリットはいくつかあるので、確認しておきましょう。

メリット①:自由に働くことができる
メリット②:高収入が期待できる
メリット③:副業に挑戦できる

メリット①:自由に働くことができる

フリーランスSEは、働き方によっては服装・勤務場所・案件選択も全て自由という環境で働くことができます。

会社員であれば、上司に割り当てられた仕事は当然ながらこなさなければならず、出勤時間・退勤時間等も決まっています。一方で、在宅勤務フリーランスであれば、業務内容によってその仕事を受けるかどうかを自由に決めることができます。「自分が本当にやりたい案件」を仕事にすることができるので、仕事のやりがいにもつながるでしょう。また、働く場所も好きに選ぶことができるため、ワークライフバランスの実現がしやすい環境となります。

ただし、顧客先常駐型のフリーランスの場合、顧客先に常駐して仕事をする形式が一般的です。家やカフェなど好きな場所でリラックスしながら働きたいと考えているフリーランスの方は、理想の働き方と異なる場合があることも覚えておきましょう。

メリット②:高収入が期待できる

先ほどもご紹介したように、フリーランスSEは会社員SEに比べて収入が高い傾向にあります。

フリーランスは案件を自由に選べる分、報酬の金額も自分次第です。サラリーマンの場合、ノルマの何倍も頑張ったとしても大したご褒美ももらえず、給料も上がらないことが多いです。

フリーランスは自分のスキルやキャリアに合わせて、報酬の高い案件にも挑戦できるので自分の努力次第では大きく稼ぐ事が期待できます。

メリット③:副業に挑戦できる

正社員は会社によって副業が禁止されている場合があります。フリーランスであれば、副業は問題なく行うことができます。フリーランスSEとして働くようになり増えた自由な時間を使って、副業にチャレンジできます。

副業ですので、WEBライターやせどり、ランケートモニターなど自分が興味のあることに取り組むことができます。副業を通じて更なる収入アップのみならず、スキルアップも期待できます。

フリーランスSEになるデメリット

一方でフリーランスになるデメリットもいくつかあります。代表的なものは以下の通りです。

デメリット①:収入が不安定
デメリット②:福利厚生やボーナスがない
デメリット③:お金関係の事務作業が面倒

デメリット①:収入が不安定

自由に働けるというメリットの裏返しとして、収入が不安定というデメリットがあります。会社員であれば毎月安定した給料を得ることができますが、フリーランスの場合、収入が極端に少ない月が発生する場合も珍しくありません。

報酬の高い案件をこなして大きく稼げる月がある一方、仕事が急に獲得できなくなることもあるため、月によって収入に差が出ます。「来月は仕事をちゃんと依頼されるかな…」と不安になり、眠れない夜があるフリーランスの方も少なくありません。

デメリット②:福利厚生やボーナスがない

福利厚生やボーナスがないこともフリーランスのデメリットです。会社員であれば雇用保険や健康保険に強制的に加入させられますが、フリーランスはそういった福利厚生は基本的にはありません。

ただし、フリーランスのために福利厚生サービスを提供している団体などもあるので、そういったサービスを利用して「もしも」の場合に備えることができます。

デメリット⑤:お金関係の事務作業が面倒

フリーランスは、給与から税金が特別徴収される会社員に対し、自分で直接税金や社会保険料を納めなければなりません。所得税や住民税、国民年金など様々な税金を納める必要があり、当然年に1回確定申告もしなければなりません。

こういったお金関係の事務作業が面倒に感じるフリーランスの方も少なくないです。

フリーランスSEになるには

フリーランスの仕事はある程度のスキルや実務経験がないとこなせない案件が多いため、基本的にはIT企業などに務めるなどして実務経験を積んでからフリーランスを目指すのがおすすめです。

また、フリーランスは収入が不安定でもあるので、貯金がある程度貯まってから独立する(フリーランスになる)と良いでしょう。目安として、最低でも半年分の生活費を貯めておきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回の記事では、フリーランスSEの年収目安やフリーランスSEになるメリット・デメリットなどをご紹介しました。以下に今回の記事のポイントをまとめました。

・平均年収
【フリーランスSE】600〜900万/【会社員SE】525万
・フリーランスSEになるメリット①自由に働くことができる、②高収入が期待できる、③副業に挑戦できる
・フリーランスSEになるデメリット
①収入が不安定、②福利厚生やボーナスがない、③お金関係の事務作業が面倒

SEの業務委託案件単価は難易度やプロジェクト規模によって違いはありますが、比較的高単価です。ある程度実務経験を積んだSEの方であれば、フリーランスという働き方を検討してみてはいかがでしょうか。その際に、本記事が参考になれば幸いです。

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この記事の監修者SOKKIN MATCH事業責任者/倉田 裕貴
SOKKIN MATCH事業責任者:倉田裕貴 株式会社SOKKIN 人材事業責任者

株式会社サイバーエージェント、シニアアカウントプレイヤーとして大手企業のコンサルに従事。WEB・アプリ問わず、運用ディレクションをメインに幅広い業種のお客様の課題へ対応してきた実績を持つ。2022年、株式会社SOKKIN入社後、SOKKIN MATCH事業責任者に従事。

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