副業で月30万円稼ごう!おすすめの副業やコツ、税金についても紹介

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副業が可能な会社が増え、インターネットで仕事を受注しやすくなったこともあり、これから副業をはじめようと考えている人も多いのではないでしょうか。さまざまな副業がありますが、どうせなら高額の副収入を目指したいですよね。

しかし、副業初心者にとってはどのような仕事が稼ぎやすいのか分からず、具体的な稼ぎ方がイメージできないこともあると思います。

そこでこの記事では、副業で月30万円稼ぐことを目標にして、稼ぐためのコツやおすすめの副業について紹介します。副業で月30万円稼いだときの税金や節税についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

副業で月30万円稼ぐために必要なコツ

それではさっそく副業で月30万円稼ぐために必要なコツを3つ紹介します。

さまざまな副業がある中で、月30万円稼ぎやすい副業はどのような特徴を持っているのか見ていきましょう。

Web上で完結できる副業を選ぶ

副業で月30万円稼ぐためのひとつめのコツは、Web上で完結できる副業を選ぶことです。自宅のパソコンとネット環境だけで稼げる副業はたくさんありますので、副業の初心者でも何か相性のよいものがあるでしょう。

ネットの副業は初期投資がほとんどかからず、低リスクなので気軽に取り組めるのがメリットです。経費がかからないということは、発生した売上のほとんどが稼ぎになりますので、個人の小規模の副業でも月30万円を目指すことができます。

たとえば、ブログ作成やコンテンツビジネス、オンラインでのコンサルティングなどはWeb上で完結して大きく稼ぐことができ、不労所得にすることもできるためおすすめの副業です。

趣味や特技を活せる副業を選ぶ

自分の趣味や特技を活かせる副業を選ぶのも重要なポイントです。趣味や好きなことには自然と詳しくなり、専門知識が身につきやすいため、同じように作業しても成果が得られやすくなるというメリットがあります。

たとえば、自分の趣味や得意分野のスキルを活かしてYouTubeなどで情報発信をするという稼ぎ方が考えられます。ネットやSNSで情報を発信するときに、自分が本当に好きなものや得意分野なら、自然と説得力が出て注目を集めるようになるでしょう。

興味のある分野は作業が苦にならないので長く続けやすいのもよいところです。

不労所得になり得る副業を選ぶ

不労所得になる副業を行うのもおすすめの方法です。不労所得とは、一度仕組みが出来上がれば自動的に稼げる副業のことで、労働をしなくても稼げることからそう呼ばれています。

不労所得の仕組みができれば、ほとんど作業しなくても自動で収入が発生するのが特徴です。一方で、アルバイトの副業では、本業以外の時間に自分が出勤できる労働時間以上を稼ぐことはできません。クラウドソーシングなどの業務委託も、自分が成果物を制作しなければなりませんので、不労所得にはなりにくい副業です。

不労所得になる副業は、仕組みを作るまでの作業は必要ですが、軌道に乗れば本業で働いている時間や別の副業に取り組んでいる時間も自動で稼いでくれます。複数の不労所得が得られれば、副業で月30万円稼ぐことも難しくないでしょう。

この記事の後ほどで不労所得の稼ぎ方や注意点について解説していますので、ぜひそちらも参考にしてください。

実際に月30万円稼げる!おすすめの副業を7つ紹介

副業で月30万円稼ぐコツが分かったところで、具体的にどのような副業が実際に月30万円稼げるのか、おすすめの副業を7つ紹介します。

ブログ・アフィリエイト

ブログを作成してアフィリエイト広告を掲載すれば、ブログの読者が広告を見たり広告主のサービスを利用することで収益を得ることができます。ブログは初期費用がほとんどかからず、Web上で完結しますので、これから副業を始めようと思っている初心者におすすめです。

ブログ運営でまとまった収益が発生しはじめるまでには、通常は数ヶ月から半年程度かかりますが、一度軌道に乗れば自動的に収益が発生する不労所得になります。ただし、記事で情報発信をするメディアなので、文章の執筆が苦手な人には向いていません。動画の方が興味がある人は、YouTubeなどでの収益化を目指してもよいでしょう。

SNS運用

SNS運用はインスタグラムやXなどのソーシャルメディアを使った副業で、稼ぎ方は大きく分けて2つあります。1つは商品やサービスをSNSで広めたい企業から依頼を受けてPRを代行する副業です。もう1つはSNSで自分の商品やブログなどを宣伝したり、インスタライブの投げ銭で稼ぐという方法です。

SNS運用はスマホとネット接続さえあればできますので、初期費用をかけずに稼ぐことができます。特に、個人的に長年SNSを使ってきた人にとっては、馴染み深いプラットフォームの中で副業ができますので、稼ぐための方法も習得しやすく、楽しみながら取り組むことができるでしょう。自分の趣味や好きなものを題材に情報発信できますので、これから副業をはじめようとしている初心者におすすめです。

飲食店の経営

飲食店の経営は初期費用や運営の経費がかかるためリスクもありますが、成功すれば稼ぎが大きく、月30万円以上稼げる副業です。地域にもよりますが、立地の良い場所にお店を開くことができれば、成功の可能性が高まるでしょう。

飲食店で成功するコツは自分のお店で独自の特色を出すことです。たとえば健康に気を使う人をターゲットにしたヘルシー食材専門の飲食店や、特定の国や地域の料理を専門で扱うお店もおすすめです。

経営が安定するまでの運転資金が用意できて、自分の趣味や知識を活かして独自のスタイルのお店を作るアイデアがあるなら検討してみる価値はあります。できるだけ大きく稼げる副業を求めている人におすすめです。

専門スクールの経営

専門スクールは自分の特技や専門分野を活かして、スクール生にスキルを教えることで収入を得る仕事です。副業の場合は、ビデオ通話の仕組みを使ったオンラインスクールの運営が向いています。

オンラインでレッスンができるスキルとしては、たとえば英会話やパソコンの操作スキル、プログラミング、動画編集、デザインなどさまざまなものがあります。そのほかに、ヨガやゴルフ、イラスト制作など趣味のスキルをレッスンするスクールもよいでしょう。自分の趣味や特技の知識を活かして副業をしたい人におすすめです。

また、自分はスクールの経営を行い、講師を募集してレッスンを任せるという運営方法も考えられます。飲食店と同様に、ある程度のリスクはありますが、大きく稼ぎたい場合におすすめの副業です。

コンテンツビジネス

コンテンツビジネスは主に自分のスキルや知識を情報商材として販売する副業です。扱う商材を文章や動画などの形で流通させることができますので、Web上で完結でき、商品の単価も高く設定できるため成功すれば大きく稼げる副業です。

自分が持っているノウハウを販売するのが基本なので、初期費用がかからず低リスクではじめられるというメリットがあります。商品の価格設定も自由なので、1万円の商品を月あたり30人に販売してもよいですし、10万円の商品を3人に販売しても月30万円の売上になります。

コンテンツビジネスの集客方法は、インスタグラムやX、LINEなどのSNSが使われることが多いです。試行錯誤が必要ですが、商品の宣伝や集客の仕組みを作ってしまえば自動的にコンテンツが売れる不労所得の状態にすることもできます。自分の知識や経験に自信があり、ブランディングやセールスも得意なら大きく稼げる副業です。

コンサルティング

コンサルティングとは主に企業に対して業務の改善や課題の解決のためのアドバイスを行う仕事です。特に、インターネットやSNSを使った集客やマーケティング、SEO施策のコンサルティングは多くの企業でニーズがありますので、自分が持っている専門知識やスキルを使って大きく稼ぐことができます。

自分の得意分野や専門知識を持っていて、さらにクライアントとのコミュニケーション能力が高い人はコンサルティングで大きく稼ぐことができます。また、分野のトレンドや最新情報などをリサーチする必要がありますので、学習意欲が高く自分のスキルを継続的に高める努力ができる人が向いています。

Webマーケター

WebマーケターはウェブサイトやSNSなどのツールを利用して企業の商品やサービスのPRなどマーケティングを代行する仕事です。従来のマーケティングではテレビCMや雑誌広告などの手法が一般的でしたが、ネットの普及でウェブサイトやSNSでの宣伝に興味を持つ企業が増えています。

Webマーケターの具体的な業務内容は、リスティング広告の出稿やウェブサイトの企画・制作、SNSアカウントの運用などです。扱う商品やサービスのジャンルによってターゲット層が変わりますので、それに応じた対策を行うなど高度なスキルや知識が求められます。

まずブログアフィリエイトやSNS運用でスキルを身に付け、専門家としてより大きく稼ぎたい人におすすめの副業です。

月30万円は難しい「おすすめできない副業」

逆に、月30万円稼ぐのが難しく、おすすめできない副業とその理由について解説します。

「誰でも簡単」「スキル不要で高額案件」などの副業

月30万円を目標に副業を探すときにまず注意したいのが、「誰でも簡単にできる」「スキル不要の高額案件」などの勧誘です。有名なSNSで副業の情報を検索するときは、このような投稿に騙されないようにしましょう。

スキルや専門知識なしで誰でも月30万円稼げる副業というものは基本的には存在しません。勧誘する側が儲かる仕組みになっていることが多いので、怪しい副業に安易に手を出さないように気をつけましょう。

クラウドソーシングで作業代行

クラウドソーシングとはインターネット上で完結するフリーランスの仕事が受注できるサービスです。有名なサービスとしてクラウドワークスやランサーズ、ココナラなどがあります。

クラウドソーシングではデータ入力や画像加工などの作業代行の仕事が多数あります。しかし単価が高くない仕事も多く、サービスを利用するための手数料も発生します。副業として安定して月30万円を稼ぐのは難しいでしょう。

ポイントサイト

ポイントサイトに無料で登録して広告を見たりサービスを利用することでポイントを受け取ることができます。PayPayやdポイントなどほぼ現金と同じように使えるポイントと交換できることもありますので副業として取り組むこともできるでしょう。

しかし、ポイントサイトは大きく稼げても月1万円程度までのことが多く、継続的に月30万円を稼ぐのは難しいためおすすめできません。また、常にスマホなどを操作して作業する必要があり、不労所得になりにくいというデメリットもあります。

金融投資

FXや暗号資産などの金融投資も取引が上手くいって利益が出るなら副業になります。インターネットで取引上の口座開設をすれば自宅でトレーディングできるサービスがあります。

しかし、融投資は利益がマイナスになるリスクもありますので、専門知識がない人が安易に手を出すとリスクがあります。毎月平均して月30万円稼ぐのは難しいのでおすすめはできません。

また、FXや暗号資産の投資で得た利益は雑所得になりますので青色申告ができないのもデメリットです。

せどり

せどりとはフリマアプリやネットオークションを使った転売ビジネスです。たとえば古本や家電製品、ファッションアイテムなどを安く仕入れて、仕入れ値より高く売ることで差額で儲ける副業です。

せどりはスキルや専門知識がなくても稼げるので副業の初心者に向いています。しかし、せどりで月30万円稼ごうとすると、大量の商品の仕入れと販売を継続的に行うことになります。自宅に在庫を保管したり、取引相手からのクレームに対応したりなどの必要もあり、本業に支障が出る可能性もあります。稼ぎたい金額が大きい場合はおすすめできません。

 

月30万円稼ぐなら本気で勧めたいブログ×コンサルの副業

月30万円を目標に副業をするなら、おすすめの方法がブログとコンサルで稼ぐ方法です。

以下で具体的なやり方を3つのステップに分けて紹介しますので参考にしてください。

STEP1.ブログで月5万円以上稼ぐ

コンサルの副業をする準備段階として、まずはブログで月5万円以上稼ぐ仕組み作りから始めましょう。自分の興味のある分野や趣味のことでもよいので、好きなトピックでブログを作成して読者を集めることで副業になります。ブログに広告を掲載すれば、アフィリエイト収入が発生しますので、あとは読者を増やしていけば収益が増えていくというのが基本の流れです。

ブログ運営は、ある程度の期間続ければ放置していても自動的に収入が入る状態になります。経費もあまりかからず、パソコンを使って自宅でできますので、空き時間を活用した副業にぴったりです。記事の作成を外注すれば自分が書かなくても儲けられるようになりますので、上手くいけば不労所得にもなるでしょう。

STEP2.ブログ運営を通して集客スキルを身につける

ブログの作成・運営を通して経験を積むことで、インターネットでの集客スキルを身につけることができます。たとえば、世の中で注目されているニーズのあるトピックを調べたり、魅力的な文章や画像、動画などで読者の心を掴んだりなどの重要なスキルと経験が得られるでしょう。

また、ブログで成功するためには検索エンジンの仕組みを理解してSEO対策を行うことも重要です。ブログの訪問者の行動をツールを使って分析して改善につなげるという作業も必要になります。

自分で試行錯誤を行って、ネットやSNSで集客するスキルを得意分野にすることができれば、コンサルとして活動する際に役に立ちます。

STEP3.企業にコンサルティングを行い稼ぐ

ブログで集客するスキルが身についたら、インターネット集客の専門家として企業にコンサルティングを行いましょう。

年代を問わず多くの人がネットで情報を検索するようになっていますので、ブログやWebサイト、SNSでの集客はほとんどの企業にとってニーズがあります。コンサルの活動が軌道に乗れば、ブログの収益と合わせて月30万円を稼ぐことができるでしょう。

この方法のよいところは、自分でブログを作ってスキルを磨いている段階でも副収入が得られ、企業にコンサルをすることでさらに大きく稼げるようになるところです。また、ブログが成功するまでの間は経費がほとんどかからないので、リスクのある先行投資は不要です。企業を相手にコンサルをする段階になると経費もそれなりにかかりますが、ブログで稼げるようになった後なので、資金に余裕がある状態で安心してコンサル活動を始めることができるでしょう。

副業で月30万円稼ぐ具体的な方法【事例を元に解説】

これまで高収入を得ることのできる副業について紹介してきましたが、実際副業で月30万円を稼いでいる方はどんな働き方をしているのでしょうか。

SOKKIN MATCHで副業をしているNYさんに具体的な方法を聞いてみました。

―まず初めに、本職は何をされていますか?

大手広告代理店で営業をしています。

―副職は何をしているんですか?

マーケティングプロジェクトの進捗管理をしたり、企業と制作側との橋渡しの仕事をしています。
始めてから2年が経ちました。

―本職の経験を活かした仕事をしているんですね。副業歴2年でどのくらい稼げていますか?

月に30万円ほどです。

―副業で30万円はすごいですね。稼働時間はどれくらいですか?

週に4日、合計で1週間に12時間くらい働いています。

―お話聞かせていただきありがとうございます。今後ともよろしくお願い致します。

NYさんは本業で培ったスキルを活用した副業を行い、月に30万円を稼ぐことに成功しています。

副業で月30万円稼ぐためには時給換算が高い報酬を選ぶことが重要です。そのために専門性の高い業務を担当することで効率的に高収入を得ることができます。

不労所得を得るための方法

副収入を得る方法として不労所得に興味がある人も多いのではないでしょうか。

以下で副業に適した不労所得の稼ぎ方を3つ紹介しますので参考にしてください。

長期安定しやすい不労所得なら「不動産投資・株式投資」がおすすめ

まとまった金額の元手があるなら不動産投資は長期安定した不労所得になりやすいためおすすめです。不動産投資はマンションなどの集合住宅の部屋を購入して、それを入居者に貸して家賃収入を得る投資方法です。入居者が入らなければ収入が入らないという注意点はありますが、不動産という特性から一度入居してもらえれば年単位で安定した収益が入り続けるのがメリットです。

株式投資は世界中の起業の株式を購入して、配当を受け取ったり、値動きの差額で儲けたりして稼ぐ方法です。株式は社会のいろいろな要因で値動きが起こりやすいので、儲けるチャンスもありますが、逆に資産が減ってしまうリスクもあります。定期的に値動きのチェックができる環境にいる人におすすめです。

リスクの少ない不労所得なら「債権・投資信託・定期預金」がおすすめ

できるだけ低リスクの不労所得を得たいなら、債権や投資信託、定期預金の運用がおすすめです。

一般の個人でも銀行や郵便局で口座を作れば国債などの債権を保有することができます。たとえば国債では半年ごとに利子が支払われ、満期時に元本がそのまま戻りますので、元本割れの可能性がなく、低リスクのない投資です。

投資信託は専門の投資信託運用会社が運用を行いますので、自分で投資先を考えなくてよいのがメリットです。

ローリスクで手軽な不労所得を求めるなら定期預金もおすすめです。定期預金は金利は低いものの、仮に途中解約しても元本割れすることがありません。ただし、十分な金額を預金しなければほんの少しの金額しか稼げませんので注意が必要です。

 

初期費用の少ない不労所得なら「デジタルコンテンツ制作」がおすすめ

初期投資にかかる費用をできるだけおさえて不労所得を作りたいなら、デジタルコンテンツの制作がおすすめです。たとえば、ブログを作成してアフィリエイト収入を得たり、YouTubeなどで動画を投稿して収益化したりという方法があります。

デジタルコンテンツ制作はネット上だけで完結しますので、パソコンとネット環境があれば自宅ですべての作業を行うことができます。コンテンツの内容もアイデアさえあれば費用をかけずに魅力的なものを制作できますので初期費用はほとんどゼロからはじめられます。

徐々に不労所得が増えてきたら、その資金を元にしてより効果的なコンテンツを制作したり、別の不労所得の仕組みを作ったりできます。スタート時点の初期費用をかけたくないなら、デジタルコンテンツ制作がおすすめです。

不労所得で稼ぐ際の注意点

次に、不労所得でお金を稼ぐ際に知っておきたい注意点について解説します。

不労所得は永続しない

不労所得は一度仕組みを作ればある程度の期間は自動的に稼げるのがメリットです。本業に集中している間も副業した不労所得が自動的に稼いでくれれば大幅な収入アップを目指すこともできるでしょう。

しかし一度作った不労所得の仕組みも、長い期間が経過すると少しずつ収入が減ってしまう場合が多いです。たとえば、一昔前にDVDのレンタルサービスで稼いでいた人も、現在はネットで動画視聴する人が多くなっていますので、DVDでは以前ほど稼げなくなっているはずです。

長い目で見ると環境や流行の変化がありますので、不労所得の仕組みは永続しないことの方が多いと考えておきましょう。特にネット上で注目されるコンテンツは流行の移り変わりが激しいので、以前は稼げていた不労所得が突然稼げなくなることもあります。

不労所得によっては収入に波がある

不労所得によっては収入に波があるという注意点もあります。ある時期はしっかり稼げていても、経済の状況や時期によって需要も変化するからです。1年の中で季節によって収入の波があったり、ある特定のシーズンしか稼げないということもあります。

たとえば株式投資や不動産投資の場合、世の中の経済の状況で収益が増えたり減ったりの波ができる場合があります。ブログでアフィリエイトをして商品を販売するときも、稼ぎが大きい季節と通常時をトータルで見ると、月30万円に届かないということも考えられます。

会社員の給料のように毎月安定して同じ収入が入るわけではありませんので注意しましょう。

不労所得を語って勧誘してくる人には近づかない

不労所得を語って勧誘する人には、例え信頼できる相手であっても警戒しましょう。

「一度仕組みを作ればあとは自動でお金が稼げる」という謳い文句は魅力的なので、怪しい副業の勧誘でよく使われます。特に、SNSで不労所得を語って勧誘しているアカウントは要注意です。SNSは匿名で情報発信できることから、不労所得の勧誘もたくさん行われていますので興味が湧いたとしても内容をよく吟味しましょう。安易に飛びついてしまうと、稼げないだけでなく他人に利用されてしまう可能性もあります。

不労所得の仕組みづくりは、他人の考えた方法に乗るよりも、自分で考えて稼ぐことが大切です。

▼ こちらの記事でも怪しい誘い文句が、詐欺の事例とともに紹介されています
新たな“もうけ話トラブル”に注意-オンラインサロンで稼ぐ!?-|独立行政法人国民生活センター

副業で月30万円稼いだ際の税金と確定申告

実際に副業で月30万円稼ぐことができると、税金はどうなるのか見ていきましょう。

月30万円稼いだときの確定申告と所得税の税率について解説します。

確定申告が確実に必要になる

副業で確定申告が必要になる条件は、副業の所得が年間20万円を超えた場合です。この場合の所得とは収入から経費を引いて残った金額のことです。毎年1月1日から12月31日までの1年間で副業の所得を計算して、年間20万円を超えているかを年度ごとに判断します。

副業で月30万円を稼いでいるケースを考えてみると、年間で360万円程度稼いでいることになります。そこから経費を引いた金額が20万円を超えた場合に確定申告が必要なので、この20万円のラインはほぼ確実に超えます。副業で月30万円稼ぐと、確実に確定申告が必要になると考えておきましょう。

会社員の所得税は勤務先の給料から毎月天引きされていますが、そこには副業の所得税は反映されていません。副業で稼いだ金額や経費を毎年2月から3月にかけて税務署に申告し、所得税の過不足を調整する必要があります。

所得税の税率が上がる

本業の収入があるところに副業で月30万円稼ぐと、合計の所得金額はかなり大きな数字になります。それに伴って所得税の税率が上がる場合がありますので注意が必要です。

個人の所得税は累進課税になっていますので、所得金額が大きいほど税率も上がっていきます。具体的な税率について、以下で国税庁のホームページに掲載されている表を引用します。

課税される所得金額(千円未満切捨て) 税率 控除額
195万円以下 5% 0円
195万円を超え 330万円以下 10% 97,500円
330万円を超え 695万円以下 20% 427,500円
695万円を超え 900万円以下 23% 636,000円
900万円を超え 1,800万円以下 33% 1,536,000円
1,800万円を超え 4,000万円以下 40% 2,796,000円
4,000万円超 45% 4,796,000円

引用:【確定申告書作成コーナー】所得税の税率とは|国税庁

表の左の「課税される所得金額」の項目は、本業と副業の所得を合計した数字から基礎控除や医療費控除などを引いた金額です。

たとえば、課税所得が195万円を超えるとき、330万円を超えるとき、695万円を超えるときなどは税率が上がりますので注意が必要です。副業で稼いで税率が上がりそうなときは、節税制度を活用したり、法人化を検討したりするのもよいでしょう。

副業で月30万円稼いだ際に活用したい節税制度

副業の稼ぎが大きくなり税金が増えたときは、節税制度を活用することが大切です。

以下の3つの節税制度は、月30万円程度の副収入があるときに特におすすめの方法です。

青色申告特別控除

月30万円の副業で最もおすすめの節税制度は青色申告特別控除です。税務署に開業届と青色申告承認申請書を提出し、複式簿記で取引を記帳するなどの条件を満たせば最大65万円の控除が適用できます。

青色申告を選択すれば48万円の基礎控除に加えて最大65万円を控除し、課税所得を減らすことで節税につながります。副業の収入が増えて所得税の税率が上がれば、それに応じて青色申告特別控除の節税効果も上がります。

その他に、青色申告を選択すれば副業が赤字になったときに将来の3年間にわたり繰り越せるというメリットもあります。節税という点では白色申告と比較すると圧倒的にメリットが多いので、副業の収入が安定してきたら青色申告を選択するのがおすすめです。

▼ 詳しくは国税庁のサイトを参考にしてください
No.2072 青色申告特別控除|国税庁

副業に関係するものを最大限経費に落とす

副業に関係するものをできる限り経費に落とすことも重要です。税金は収入から経費を引いた後に計算されるため、経費の金額が大きくなれば課税所得が小さくなり、納税額も減ることになるからです。

1年間で副業の関係で購入した物や利用したサービスをできるだけリストアップして、経費に落とせないか検討してみましょう。たとえば、仕事用の事務所の家賃、仕事用パソコンや周辺機器の購入費用、プリンターのインクや用紙、文房具などの消耗品、作業を外注する費用などは経費にすることができます。

ただし、経費にするには支出したことを証明できる領収書などの保管が必要なので注意してください。一年間を通して経費の記録と書類の保存を行う必要がありますので、負担に感じる場合はクラウド会計ツールなどの利用を検討してみるとよいでしょう。

少額減価償却資産の特例で所得を減らす

少額減価償却資産の特例は、30万円未満の原価償却資産を購入したときに、年間300万円までならその年度で全額経費にできるという制度です。経費が発生した年度に効果的に所得を減らすことができ、所得税の金額も安くなります。

減価償却資産の経費の計算は、原則は複数年度に分けて行います。たとえば、パソコンは耐用年数4年間、仕事用のデスクは耐用年数10年間など、種類ごとに一定期間かけて経費に計上します。しかし、特例が適用できれば初年度に一括で経費にできますので、キャシュフローが改善し、会計の処理もシンプルになるのがメリットです。特に、副業で大きく稼げた年は翌年の税金が高くなりますので、その年度のうちに将来の役に立つ経費を支出しておいて、税金を安くするのもひとつの方法です。

個人事業主が少額減価償却資産の特例を適用するには、青色申告申請承認書を提出して青色申告事業者になる必要があります。

▼ 副業の節税についてもっと知りたい方はこちら
会社員の副業で節税する方法は?おすすめの節税対策も紹介します!

まとめ

この記事では、副業で月30万円稼ぐコツやおすすめの副業、不労所得を得る方法などについて解説しました。

月30万円を稼ぐには、Webで完結できて自分の趣味やスキルを活かせる副業がおすすめです。コンテンツビジネスやSNS運用、コンサル、不動産や株式の投資などさまざまな副業や不労所得がありますので、自分と相性のよいものを選びましょう。

副業で月30万円稼ぐとほぼ確実に確定申告が必要になります。稼ぐ金額によっては所得税の税率が上がることもありますので、青色申告特別控除などの節税方法も活用しましょう。

ぜひこの記事でお伝えしたことを参考にしていただき、自分に合った副業をはじめてみてください。

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この記事の監修者SOKKIN MATCH事業責任者/倉田 裕貴
SOKKIN MATCH事業責任者:倉田裕貴 株式会社SOKKIN 人材事業責任者

株式会社サイバーエージェント、シニアアカウントプレイヤーとして大手企業のコンサルに従事。WEB・アプリ問わず、運用ディレクションをメインに幅広い業種のお客様の課題へ対応してきた実績を持つ。2022年、株式会社SOKKIN入社後、SOKKIN MATCH事業責任者に従事。

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