【見逃し厳禁】デザイナー副業での案件の取り方と成功のコツを解説!

副業関連

副業の選択肢としてデザイナーを目指す人がいますが、実際にはどれくらい案件が取れるのでしょうか。

目指す人が多い分、案件を探しにくいのではと不安を抱えている人もいるかもしれません。

デザイナーといっても仕事内容は豊富であるため、受注できる範囲が広さが案件の取りやすさにつながるといって良いでしょう。

本記事では、副業でデザイナーを選択した際の案件の取り方や成功のコツを解説します。

これからデザイナーを目指す人は、この記事を読んで成功への鍵をつかんでください。

  1. そもそもデザイナーの副業って稼げるの?【体験談】
  2. デザイナーが副業をするメリット
    1. 人脈が広がる
    2. ビジネススキルが身に付く
    3. 作業効率が上がる
    4. 仕事の幅を広げられる
  3. デザイナーが副業をするときの注意点
    1. 受ける案件の単価に注意
    2. 著作権違反に注意
    3. 会社の副業禁止に該当しないか確認する
    4. スケジュール管理を徹底する
    5. 確定申告が必要なケースを理解する
    6. 本業と副業のバランスを取る
  4. デザイナー副業の仕事の取り方
    1. クラウドソーシング
    2. 友人・知人の紹介
    3. デザインスクールの紹介
    4. エージェントやマッチングサービスを利用する
    5. ブログで情報発信する
    6. ネットショップを開設する
    7. デザインを教える
    8. コンペやコンテストに参加する
    9. 企業に直接メールを送る
  5. 求人の種類
    1. リモートかオンサイトか
    2. パートタイムかプロジェクトベース
  6. デザイナーの副業案件探しに使えるおすすめサービス
    1. SOKKIN MATCH
    2. Workship(ワークシップ)
    3. CrowdWorks(クラウドワークス)
    4. Lancers(ランサーズ)
    5. coconala(ココナラ)
    6. ストアカ
    7. TIME TICKET(タイムチケット)
    8. Yenta(イェンタ)
    9. シューマツワーカー
  7. 副業デザイナーに必要なスキル
    1. Webデザインの知識
    2. プログラミングスキル
    3. 専用ソフトのスキル
    4. コミュニケーションスキル
  8. 副業デザイナーに必要なスキルを身につけるためには
    1. 独学でデザインスキルを身につける
    2. デザインスクールを受講する
  9. Webデザインのスキル習得におすすめのオンラインスクール
    1. DMM WEBCAMP
    2. WEBCOACH
    3. Famm
    4. ヒューマンアカデミー
    5. ぬるま湯デザイン塾
  10. まとめ

そもそもデザイナーの副業って稼げるの?【体験談】

デザイナーの副業は、高収入の可能性があります。

SOKKIN MATCHで副業をする方の中には、月80万円以上稼ぐ人もいます。

実際にどのような案件を行っているのか、体験談を紹介します。

―KMさんは月80万円を稼いでいると伺いましたが、具体的にどのような案件を担当されているのでしょうか?

クリエイティブディレクターとして、デザインの知識を活用しながらプロジェクトの効果的な戦略立案、制作管理、そしてクライアントへのプレゼンテーションなどを行っています。

―クリエイティブディレクターとしてのお仕事なんですね。本職は何をなされているのですか?

本職は自営業でデザイナーをしています。

―本職のスキルを活かして副業をされているんですね。副業を始められてどのくらい経ちますか?

5年以上は継続して行っています。

―稼働時間はどのくらいでしょうか?

週5日で、合計40時間ほどです。

―本職との両立は大変ではないですか?

副業はフルリモートで柔軟に働けるので、本職との両立がしやすいです。

―貴重なお話をありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。 

KMさんは、本職のデザイナーとしての経験を基に、クリエイティブディレクターとして高収入を実現しています。

副業を考えているデザイナーの方々にとって、KMさんの実経験は大きな励みになるのではないでしょうか。

デザイナーが副業をするメリット

副業にはさまざまな仕事がありますが、そのなかでもデザイナーを選択する人は一定数以上存在します。

その理由として、以下のメリットが得られるからでしょう。

・人脈が広がる
・ビジネススキルの習得
・作業効率の良さ
・仕事の幅を広げられる

それぞれのメリットとなるポイントをみていくので、参考にしてください。

人脈が広がる

副業でデザイナーを選ぶことは、人脈を広げる機会につながります。

デザインの仕事の多くは口コミで広がる傾向が高いからです。

発注する側にとってデザインはそれぞれのイメージや印象が異なるため、自分の希望に合致したデザイナーを見つけることは容易ではありません。

それは受注者側にとっても同様ですが、デザイナーという仕事を通して人脈を広げることでスキル・クオリティの高さが口コミによって、多くの人たちに伝わり、新たな人脈を得る機会へとつながります。

本業ではつながれないさまざまな業界・分野の人たちとの結びつきを多く獲得しておけば、新たに仕事を受注する機会も増加し、独立・フリーランスといった新たな働き方の選択肢も増えるでしょう。

ビジネススキルが身に付く

ビジネススキルが身につく点も、副業でデザイナーを選ぶ際のメリットといえます。

副業でデザイナーをする場合、その多くはフリーランスで活動することになるでしょう。

企業・会社に属していると与えられた仕事をこなすだけになりがちですが、フリーランスの場合はそれだけでは仕事が得られません。
自分で仕事を選択し、交渉や契約を経て受注へと結びつけます。

これらを経験しておくことで、将来独立・フリーランスとして活躍する際にも役立ってくれるでしょう。

また本業で営業などの職種に従事している場合は、交渉術などのスキルが身につくので営業成績も伸びるかもしれません。

作業効率が上がる

デザイナーを副業にすることで、作業効率が上がる点もメリットといえるでしょう。

デザイナーの仕事は幅が広く、1つ案件を受注すると納品までにさまざまな工程を踏まなければなりません。

本業をこなしながら納期までに受注したデザイナーの成果物を完成させることで、必然的に作業効率が上がります。

作業効率が上がれば副業ではより複雑で高単価な仕事の受注が可能になり、本業でも短時間で仕事が片付けられるなどのメリットが得られるでしょう。

本業での作業時間が短縮できれば副業に活用できる時間も増加します。

副業時間と受注案件が増加すれば収入が増え、将来的にはデザイナーとして独立・転職するなどの新たな道も切り開かれていくでしょう。

仕事の幅を広げられる

仕事の幅が広がる点も、副業でデザイナーをするメリットとしてあげられます。

デザイナーの仕事にはさまざまな種類があり、より高単価な仕事を多く受注するためには新たなスキルを身につけてレベルをあげなければなりません。

スキル・知識のレベルが向上すれば受注できる仕事の幅が広がるだけではなく、クライアントからさまざまな仕事の依頼が舞い込む可能性も増加します。

例えばデザイン関連の仕事だけではなく、デザイン関連のオンラインスクールで講師の仕事を依頼されることもあるかもしれません。

より多くのスキル・知識を身につけて磨き続ければ、本業では経験できなかった仕事が体験できる点もメリットの一つといえるでしょう。

デザイナーが副業をするときの注意点

副業でデザイナーを選択する際には、以下の点に注意してください。

・案件の単価
著作権
会社の就業規則
スケジュール管理
・確定申告
・本業と副業のバランス

それぞれの注意点について掘り下げてみていきましょう。

受ける案件の単価に注意

副業でデザイナーの仕事を受注する際には、案件の単価に注意しなければなりません。

デザイナーの案件は仕事の幅が広いことから、作業量が膨大になりがちです。

一般的にデザイナー案件は成果報酬が多く、作業時間が長くなっても得られる報酬が増加するわけではありません。

仕事・案件を受ける前に、報酬に対して工数・予測される作業時間などが見合っているのかどうか丁寧にチェックしてください。

著作権違反に注意

著作権に対しても注意を払わなければなりません。

受注するクライアントのなかには、納品された成果物を流用するところもあるからです。

 

原則として依頼されたデザイン・イラストなどの著作権は制作者側にあり、依頼者側が制作者の許可なく流用することは認められていません。

 

ただし、仕事・案件を受注する前に契約書内で著作権が発注者側に移行するなどの文言が明記されている場合は契約書に同意した時点で、流用を認めたことになります。

デザイナーとして案件・仕事を受注する際は、契約書の内容を丁寧に確認してください。

会社の副業禁止に該当しないか確認する

副業でデザイナーの仕事を始める前に、会社の副業禁止に該当しないか確認してください。

法律上は副業・兼業が解禁になっていますが、会社・企業によっては就業規則で副業・兼業を禁止しているところもあるので、事前に確認しておきましょう。

なお、仮に副業が禁止されていたとしても「本業に支障をきたさない」「副業でのスキル・経験を本業で活かせる」などの点をアピールできれば許可されることもあります。

禁止されていても副業がしたい場合は、本業にどのようなメリットがあるのか証明できるようにしておきましょう。

スケジュール管理を徹底する

スケジュール管理を徹底することも重要です。

副業で受注したデザイナーの仕事には、必ず納期が設けられています。

デザイナーの仕事を受注したからには、この納期までに依頼品を完成させて納品しなければなりません。

例えば本業が多忙を極め、残業や休日出勤が増加したとしましょう。本業が忙しくなったからといって、副業をおろそかにすることは許されません。

発注者側に迷惑をかけるだけではなく、それ以降の仕事・案件の受注量などにも影響を及ぼすのでスケジュール管理は徹底してください。

確定申告が必要なケースを理解する

副業でデザイナーの仕事をする場合、確定申告が必要な場合があります。

その目安となるのは、年間所得20万円です。

ただし年間収入が30万円であってもデザイナーの副業で発生した年間経費が11万円の場合、30万円から11万円を差し引いた19万円が年間所得となり20万円を超えないので確定申告は必要ありません。

なお確定申告をする場合は地域を管轄する税務署で必要書類を入手するか、国税庁のホームページで公開されている確定申告作成システムを活用しましょう。

またフリーソフトを活用して確定申告書類を作成することも可能です。

▼ 確定申告について知りたい方はこちら
副業で確定申告は20万円から?手続きの流れやポイントも解説

本業と副業のバランスを取る

本業と副業のバランスを意識することも注意点といえるでしょう。

例えば本業が忙しくなると副業に使える時間は減少します。その減少した時間を補うために睡眠・休息を削って仕事に取り組むこともあるでしょう。

睡眠や休息を削ると体調を壊すリスクが増加し、副業だけではなく本業にも悪影響を及ぼします。

このようなことがないように本業と副業のバランスを取って仕事を受注するようにしてください。

 

デザイナー副業の仕事の取り方

デザイナーの仕事の取り方としては、以下のような方法があります。

・クラウドソーシング
・友人・知人の紹介
・デザインスクールの活用
・エージェントやマッチングサービスの利用
・ブログ、SNSを活用
・ネットショップ
・デザイン知識の提供
・コンペやコンテストへの参加
・企業へのメール営業

それぞれの仕事の取り方を解説するので、参考にしてください。

クラウドソーシング

クラウドソーシングサイトでは、さまざまな種類・範囲のデザイナー関連の仕事が公開されています。

デザイナーとしてのスキル・知識レベルに合わせた仕事を選択して応募可能なので、実績・経験を増やす点でもメリットといえるでしょう。

ただし単価に対して作業量が多いなどの悪質な案件も多数あり、このような報酬に見合わない案件・仕事を見極める必要があります。

友人・知人の紹介

友人・知人の紹介で仕事を得る方法もおすすめです。

友人・知人からの紹介なら発注先が明確であることから、安心して仕事の受注ができるでしょう。

成果物を納品しても報酬が支払われないなどのリスクは軽減されます。

ただし、あらかじめデザイナー関連の人脈を広げておかなければなりません。

また口コミに頼らざるを得ないことから、仕事につながるタイミングが遅い可能性も高い点もデメリットといえるでしょう。

 

デザインスクールの紹介

デザインスクールからの紹介で仕事を受注することも可能です。

Webデザインなどのスクールでは、卒業生を対象に積極的に仕事をあっせんしているところがあります。

このようなスクールを利用するとスキル・知識を得られると同時に、仕事の受注は経験・実績にもつなげられるのでメリットです。

ただしデザインスクールを利用しなければならず、ある程度デザイナーとしての知識・スキル・経験がある人には不向きな方法といえるでしょう。

エージェントやマッチングサービスを利用する

エージェントやマッチングサービスを利用することでも仕事が得られます。

デザイン関連の業界に強いエージェントやマッチングサービスを利用すれば、大手企業からの仕事・案件の受注が可能になるかもしれません。

継続案件や高額案件にもつながりやすい点はメリットといえます。

ただし一定のスキル・知識レベルがなければ、仕事を紹介してもらえない可能性があります。

エージェント会社やマッチングサービスによっては実績・経験の提示を求められることもあり、初心者にはハードルが高いでしょう。

ブログで情報発信する

ブログやSNSを活用して情報発信する方法もあります。

デザイナーの仕事を受注する専用のブログやSNSを立ち上げて情報を発信すれば、記事や書き込みを見た人が依頼してくれるかもしれません。

ただし不特定多数のユーザーが見るため、優良案件ばかりが舞い込むとは限らない点はデメリットです。

さらにブログやSNSが多くのユーザーに周知されるまでに時間がかかるため、素早く仕事につながるケースは少ないでしょう。

ネットショップを開設する

ネットショップを開設することも、仕事を得る方法のひとつです。

デザインした素材やスタンプなどを、開設したネットショップで販売すれば収入につながります

特定の顧客がつけば、オーダーメイドの依頼が舞い込むこともあるでしょう。

またスキルマーケットなどを利用して、デザイナースキルを販売する方法もあります。

デザインを依頼したいと考えるユーザーからの受注を待つだけなので、営業の必要はありません。

ただし容易に依頼や顧客が舞い込むわけではなく、素早く収入に結び付けることは難しいでしょう。

デザインを教える

デザインを教えることで仕事を得る方法もおすすめです。

スキル提供を目的としたプラットフォームやサービスを利用すれば、講師として活躍できます。

人に教えることで自身のスキル・知識の向上も期待できる点はメリットです。

ただし教え方に不満を抱いたり不真面目な依頼者もいたりするので、マイナス評価をばねにできるだけの精神力がなければストレスを感じるかもしれません。

コンペやコンテストに参加する

コンペやコンテストに参加することも、仕事を得るひとつの方法です。

積極的に参加すればデザインが多くの人たちの目に留まり、仕事を受注する機会も増えるでしょう。

応募したコンペやコンテストに落選しても、ほかの依頼者から仕事や依頼が舞い込むこともあります。

ただし多くのデザイナーが参加するため、仕事を得るためにはスキルレベルを高めておかなければなりません。

企業に直接メールを送る

企業に直接メールを送ることでも、仕事が得られる可能性があります。

企業・会社の公式サイトでデザイナーを募集していることがあります。

求人情報のページなどを確認すると、募集職種が紹介されているので確認してください。このような企業に直接メールを送ることで、仕事が得られるチャンスが増えます。

ただし多くの企業・会社の公式サイトをチェックしなければならず、時間と労力が必要な割に仕事に結び付く可能性は低い点はデメリットでしょう。

求人の種類

求人にはさまざまな種類があり、それに伴い働き方が異なります。

どのような求人の種類があるのかを、メリット・デメリットも含めて解説するので参考にしてください。

リモートかオンサイトか

リモートとオンサイトの違いは以下の通りです。

求人の種類 内容 メリット デメリット
リモート パソコンやスマホなどのデバイスで完結 場所や時間を選ばない
生活スタイルにあわせて仕事ができる
オンとオフの切り替えが難しい
セキュリティが甘いと情報漏洩のリスクが高まる
オンサイト 指定された場所へ出勤 対面でやり取りできる
意思の疎通が図りやすい
通勤が必要になる
決められた時間に出勤しなければならない
  • リモートの働き方としては、クラウドソーシングサイトを活用した仕事・案件があげられます。
    応募から成果物の納品まですべてリモートで完結するので、副業時間を多くとりたい人におすすめです。
  • オンサイトは、企業・会社に所属してデザインの仕事をする場合がこれにあたります。
    自宅にインターネットやデザインの仕事をするうえでの設備などが整っていない場合は、オンサイトでの働き方が良いでしょう。

パートタイムかプロジェクトベース

パートタイムとプロジェクトベースの内容やメリット・デメリットは以下の通りです。

求人の種類 内容 メリット デメリット
パートタイム 時給制 働いた時間だけ報酬が得られる 勤務時間が決められていることが多い
プロジェクトベース 成果報酬 成果物を納品すれば報酬が得られる 作業時間が長くなっても報酬に影響しない
パートタイマー
企業・会社に所属して、デザイナーの仕事を請け負う場合は、働いた時間に応じて報酬が得られます。
作業時間に見合った報酬を得たい人に向いている働き方といえるでしょう。
プロジェクトベース
一方のプロジェクトベースは成果報酬であるため、作業時間の影響はありません。
効率よく短期間で成果物を納品すれば、空いた時間を利用してほかの案件が受注できるなどのメリットもあります。

 

デザイナーの副業案件探しに使えるおすすめサービス

デザイナーの副業案件を探す際には、以下のようなサービスがおすすめです。

SOKKIN MATCH

SOKKIN MATCHは、マーケターとクリエイターをマッチングさせるサービス会社です。

事前にスキル診断を行い、最適な案件を紹介してもらえます。

費用 要問い合わせ
メリット スキルレベルにあった仕事や案件が受注できる
仕事や案件を探してもらえる
契約などの事務作業を代行してもらえる
大手企業からの案件や仕事が受注できる
デメリット スキル診断から仕事受注まで時間がかかる

案件探しや契約などの事務作業を一括して代行してもらえる点は、仕事に集中したい人にとってメリットといえるでしょう。

Workship(ワークシップ)

Workship(ワークシップ)は、リモートで完結する案件を多数公開しているマッチングサービスです。

時給1,500円以上からの案件を掲載しており、新着や急募案件も探しやすくなっています。

費用 無料
メリット 高額案件が多い
案件成約時にお祝い金が贈呈される
最大500万円までの賠償責任保険がある
契約締結もサービス内でオンライン完結できる
デメリット 求められるスキルレベルが高い
初心者にはハードルが高い案件が多い

ある程度高いスキルのある経験者におすすめです。

CrowdWorks(クラウドワークス)

CrowdWorks(クラウドワークス)は、クラウドソーシングサイトのなかでは最大級を誇るプラットフォームです。

費用 登録料は無料
システム利用料として報酬の5~10%が発生
メリット 案件の種類と数が多い
初心者や未経験者向けの案件も多数掲載されている
プロジェクト形式とコンペ形式の2通りの求人がある
デメリット 相場以下の案件も多数ある

公式の育成スクールも開講されており、デザイナーに必要な知識やスキルがオンラインで学べます。経験がまだ浅い初心者も利用できるサイトになっています。

Lancers(ランサーズ)

Lancers(ランサーズ)は、前述したCrowdWorks同様に日本で最大級を誇るクラウドソーシングサイトです。

費用 登録料は無料
システム手数料として契約金額の16.5%(税込)が発生
メリット 初心者向けからプロレベルまで幅広い案件がある
オファーリクエストが来ることがある
デメリット ユーザーが多く、応募しても受注に結び付かないことが多い

相場以下の案件や違反性の高い内容の仕事には厳しい監視の目を向けており、多数あるクラウドソーシングサイトのなかでは報酬が高めの案件が多い傾向があります。

coconala(ココナラ)

coconala(ココナラ)は、得意なことを活かして仕事に結び付けることが可能なプラットフォームです。

デザイナーとしてどのような仕事が受注できるのか公開しておけば、発注したい人からの依頼が舞い込みます。

費用 登録料は無料
手数料として販売総額の22%が発生
メリット 得意分野が活かせる
発注者からの依頼を待つだけで良い
デメリット 登録者数が多いため、募集内容などを工夫しなければ仕事に結び付くまで時間がかかる

案件探しをする必要がないため、副業に使える時間を有効活用することができます。

ストアカ

ストアカは、個人でオンライン講座が開講できるサービスです。

費用 登録料は無料
販売手数料として提供時に10~30%が発生
メリット 好きな分野の講座が開講できる
講師としてのスキルが身につく
デメリット 提供範囲が狭すぎたり価格が高すぎたりすると収益に結びつかない可能性がある

得意な分野の授業を開講できるので、スキルを教えたい人におすすめします。

TIME TICKET(タイムチケット)

TIME TICKET(タイムチケット)は、前述したストアカ同様にスキルをほかの人に伝授して収入が得られるプラットフォームです。

どのようなスキルを提供できるのかを明記し、予約可能時間も記載してからチケットを発行します。あとは購入者からの申込メールが届くのを待つだけです。

費用 登録料は無料
サービス利用料としてチケット販売時に15~25%が発生
メリット 時間や料金を自分で設定できる
初心者でも簡単に始められる
講師としてのスキルがアップする
デメリット 教え方のスキルが低い場合は低評価がつく可能性がある

初心者やデザインの講師としてスキルアップを目指している方など幅広く利用できます。

Yenta(イェンタ)

Yentaは2016年にリリースされたビジネス系のマッチングアプリです。

生成AIが条件・希望などにあった相手を選んでくれます。

費用 利用料は無料と月額(1,000円と5,000円)あり
メリット 完全審査制なので質の高いユーザーが多い
登録すればAIが選定してくれるので依頼者を探す必要がない
デメリット Facebookを利用しなければならない

AIが自分に合った案件を探してくれるため、手間だと思われがちな案件探しを省くことができます。

シューマツワーカー

シューマツワーカーは、ITエンジニアに特化したマッチングサービスでクラウドソーシングサイトとして有名なCrowdWorksが親会社です。

費用 無料
メリット 週2日のみなど単発での案件が多い
正社員の案件もある
専属コンシェルジュがサポートしてくれる
デメリット 平均時給が低い
スキルや実務経験がなければ獲得が困難

短時間で働ける案件が多く、副業としてデザイナーの仕事を受注したい人に向いています。

副業デザイナーに必要なスキル

副業としてデザイナーの仕事を受注するためには、以下のようなスキルを身につけておいたほうが良いでしょう。

・Webデザインの知識
・プログラミングスキル
・専用ソフトのスキル
・コミュニケーションスキル

各スキルを持っておいたほうが良い理由について解説します。

Webデザインの知識

Webデザイナーは、デザインという言葉から受注者や制作者のセンスで成果物を作成していると思う人もいるかもしれません。

しかし、実際にはWebデザインに必要な基礎知識に基づいて依頼者の希望に沿ったデザインを決定しています。

成果物を作成・納品するうえで、個人のセンスは欠かせません。しかし、それをいかんなく発揮するためには特に以下のような基礎知識が必要です。

  • 配色
  • レイアウト
  • タイポグラフィー

見やすさ・美しさを極めてこそ個人のセンスの良さが発揮されるため、これらの知識とスキルは身につけておきましょう。

プログラミングスキル

Webデザイナーとして幅広く仕事を受注するには、プログラミングスキルも欠かせません。

なかでも以下のスキルは必要不可欠なので、勉強しておきましょう。

  • HTML
  • CSS
  • コーディング

Webデザインの仕事には、バナー作成やサイト全体のデザインのみに限定したものもあります。

しかし上記のスキルを身につけておくと、高額案件も狙いやすくなるでしょう。

これらのスキルはすべてWebサイトを構築するうえで欠かせないスキルであり、サイト全体のデザインを担当するとともに、Webサイトそのものの作成も可能になります。

デザインしたものを実際にサイトとして構築すると、より細かな調整が可能になり、クライアントの意向に沿った成果物の作成・納品が可能です。

上記とあわせてJavaScriptの知識も身につけておくと発注者から重宝され、高額案件が舞い込む確率も高まるでしょう。

専用ソフトのスキル

専用ソフトのスキルは身につけておいてください。

Webデザインの仕事では、以下のような専用ソフトを使用するからです。

ソフト名 使用方法
Photoshop ・画像の修正や調整、変更などを行うソフト
・バナー制作などで使用
Illustrator ・イラストを作成する際に使用するソフト
・ロゴ作成などで使用

Webデザイナーとして副業をする際には、上記2つのソフトの両方を使いこなす必要があります。

しかしどちらの専用ソフトも多彩な機能を搭載しており、完璧に使いこなせるようになるには慣れが必要です。

独学でも学習できますが、後述するオンラインスクールを活用すると、より高度な使い方が身につくでしょう。

コミュニケーションスキル

副業でデザイナーをする際には、コミュニケーションスキルも必要不可欠です。

デザイナーとして仕事を受注する際には、クライアントが求めるイメージや意図を正確に把握しなければなりません。

しかしすべてのクライアントが要望を正確に言語化できるわけではなく、受注者側から上手に聞き出す必要も出てきます。

また反対に受注者側から発注者側へ説明する際にも、高いコミュニケーションスキルが必要です。

イメージしているものを正確に相手に伝えることは容易ではなく、言葉で伝わりにくいものについては画像を用意するなどの工夫もしなければならないでしょう。

このように仕事を円滑に進めるためには、コミュニケーションスキルが大切であることも考慮しておきましょう。

副業デザイナーに必要なスキルを身につけるためには

デザイナーに必要なスキルを身につけるためには、どのような方法があるのか気になる人もいるかもしれません。

具体的な方法やメリット・デメリットについてみていきましょう。

独学でデザインスキルを身につける

デザイナーに必要なスキルは、独学でも身につけることが可能です。主な方法として以下のようなものがあります。

  • Webサイト
  • YouTube

どちらも無料で公開されているものが多いことから、あまりお金をかけたくないまたはかけられない場合には上記を活用して独学で学ぶと良いでしょう。

ただしデザイナーの仕事に必要な専用ソフトは自分で購入しなければならないため、完全にコストがゼロになることはありません。

デザインスクールを受講する

デザインスクールを受講する方法もあります。

デザインスクールのなかには、デザイナーとして仕事を受注する際に必要な専用ソフトが教材としてセットになっているところも多く、個人で購入するよりも安く手に入れることが可能です。

また効率の良い使い方やコツなども教えてもらえるうえに、プロに課題や成果物のチェックもしてもらえるので上達も早いでしょう。

ただし独学で学習するよりはコストがかかります。

 

Webデザインのスキル習得におすすめのオンラインスクール

Webデザインのスキルを習得する際におすすめのオンラインスクールは以下の通りです。

DMM WEBCAMP

DMM WEBCAMPは、Webデザインに必要な基礎知識から実務スキルまで学習できるオンラインスクールです。

費用 ・短期集中コース:15,500円(税込)/月~
・就業両立コース:37,669円(税込)/月~
・専門技術コース:20,500円(税込)/月~
メリット ・専属キャリアアドバイザーがサポート
・転職するためのビジネス研修あり
・企業スカウトや求人提案あり
デメリット ・オンライン講座のみで通学での学習不可

未経験者の案件獲得に力を入れており、Webデザインをまったく勉強したことがない人でも副業でデザイナーとして活躍できるレベルまで引き上げてくれます。

WEBCOACH

WEBCOACHは、マンツーマンでWebデザインの知識・スキルが学べるオンラインスクールです。

費用 ・入学金:要問い合わせ
・3カ月コース:278,000円(税込)
・6カ月コース:380,000円(税込)
・9カ月コース:476,000円(税込)
メリット ・マンツーマンで学習
・報酬が発生する案件で学習(5件まで)
・案件獲得サポートあり
デメリット ・校舎がないので対面での学習不可

専属コーチが学習から案件獲得までサポートしてもらえます。

Famm

Fammは、子育て中の女性を対象としたオンラインスクールです。

費用 ・184,800円(税込)
・PCレンタル:11,000円(税込)/1.5カ月
メリット ・1カ月で必要なスキルや知識の習得が可能
・無料シッターがついた学習集中サポート付き
・約3万円分のデザインソフトが無料
デメリット ・学べる内容は「ページ制作」と「バナー制作」のみ
・HTMLやUI/UXなどの知識は他校または独学で学ばなければならない

無料のシッターサービスがついているので、子育て中でも集中して学習できます。

ヒューマンアカデミー

ヒューマンアカデミーのWebデザイン講座は、就職率90.9%を誇っています。

費用 ・入学金:55,000円(税込)
・Webデザインコース:588,500円(税込)
・Webデザイナー総合コース:817,710円(税込)
メリット ・現役クリエイターによるカリキュラム
・オンラインと通学の2通りあり
・手厚い就職支援
デメリット 受講料が高い

未経験者でも受講可能であり、Webデザイナーとして活躍するために必要なスキルの習得ができる点は魅力的といえるでしょう。

ぬるま湯デザイン塾

ぬるま湯デザイン塾は、Webデザイナーとして必要なデザインスキルとあわせてWeb制作に必要なスキルも習得できるスクールです。

費用 要問い合わせ
メリット ・マンツーマン形式
・現役デザイナーが講師を担当
・修了後も専用チャットで永続的サポート
デメリット ・毎日2~3時間程度の学習時間を確保しなければならない

オンラインで完結できるので、通学が難しい人におすすめします。

まとめ

副業でデザイナーをする際の、案件の取り方や成功のコツを解説しました。

デザイナーといっても仕事の幅が広く、どのような内容の案件を受注するかで得られる報酬には差があります。

高額報酬を狙う場合は、Webデザイナーとして必要なスキルは幅広く習得し、磨いておいたほうが良いでしょう。

本記事で紹介した注意点なども参考にして、ライフスタイルに合った案件を受注してください。

SOKKIN MATCHとは

SOKKIN MATCHは企業の人材課題に対して厳選したマーケター/クリエイターをマッチングし、企業の事業課題を解決するサービスです。

SOKKIN MATCHの運営事務局は、元大手WEB代理店のプロマーケターが運営しているため厳選されたスキル診断によりミスマッチなく最適な案件へのアサインができます。

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そして、スキル診断の結果・稼働条件・企業側からの評価などによって、SOKKIN MATCH事務局より企業側へ報酬単価アップの交渉を行います。

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こちらのWEBサイトでは、案件のご紹介や複業術など随時配信してまいりますので、無料でプロフィール・スキルシートへのご登録してみてはいかがでしょうか。

この記事の監修者SOKKIN MATCH事業責任者/倉田 裕貴
SOKKIN MATCH事業責任者:倉田裕貴 株式会社SOKKIN 人材事業責任者

株式会社サイバーエージェント、シニアアカウントプレイヤーとして大手企業のコンサルに従事。WEB・アプリ問わず、運用ディレクションをメインに幅広い業種のお客様の課題へ対応してきた実績を持つ。2022年、株式会社SOKKIN入社後、SOKKIN MATCH事業責任者に従事。

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