未経験からプログラマーになるには?|プログラマーになるメリット・デメリットもご紹介!

プログラミング

副業という働き方が広まり、その中でも特にプログラマーの需要は高いです。プログラマーの仕事に興味があっても、未経験だしできるのかわからないと言う方も多いのではないでしょうか。

「プログラマーは女性が少ないと聞くけど、女性の私でもできるの?」
「未経験だけど稼げるの?」といった声もよく耳にします。

本記事では、プログラマーになるメリット・デメリットをご紹介するとともに未経験からのプログラマーのなり方も徹底解説します!これからプログラマーの副業を始めてみたいという方・プログラマーのなり方について興味がある方は是非ご覧ください!

プログラマーの仕事内容

プログラマーの主な仕事内容は、コンピュータープログラムの開発や保守です。以下に代表的な仕事内容をいくつか紹介します。

ソフトウェアの開発

プログラマーは、プログラミング言語を使って、ソフトウェアを開発します。開発するソフトウェアは、ビジネスアプリケーションやゲームなど多岐にわたります。プログラマーは、顧客や上司からの要望に基づいて、仕様書を作成し、プログラムを開発します。

データベースの管理

プログラマーは、データベースを設計し、開発します。データベースは、企業や組織にとって非常に重要であり、データの取得、保存、管理ができるようにすることが求められます。プログラマーは、データベースの性能を維持するために、適切なテストやメンテナンスを行います。

ソフトウェアのテスト

プログラマーは、開発したソフトウェアのテストを行います。テストには、プログラムの動作確認やエラーの検出などが含まれます。テストを行うことで、品質の向上や不具合の発見、修正が行われます。

バグの修正

プログラマーは、顧客やユーザーからの報告を受けて、ソフトウェアのバグ修正を行います。バグとは、プログラムに誤りがあることです。プログラマーは、バグを修正するためのコードを書き、テストを行って修正をします。

そのほかにも、プログラマーの仕事はプログラミング関係のライター業やLP制作、WEBサイト制作など多岐にわたります。

プログラマーになるメリット

プログラマーになることには、以下のようなメリットが挙げられます。

1:需要が高い

出典:IT人材需給に関する調査/給経済産業省(2023年3月13日)

現代社会では、技術が進化するにつれてプログラマーの需要が高まっています。プログラミングスキルを持つ人材は、特にデータサイエンス、AI、機械学習、Web開発などの分野で需要が高まっています。

表を見ると2018年時点でプログラマーを含むIT人材は約20万人以上の不足となっており、今後も不足状態が続くと予想されています。

こういったデータからプログラマーは仕事に困ることはない可能性が高いです。スキルを一度身につけてしまえばそのスキルを活かして仕事ができるので、今からスキルを学んでも遅くはありません。

2:給料が高い

プログラマーの給与は、多くの場合市場価値に基づいて設定されています。つまり、スキルによって異なりますが、一般的に高収入が期待できます。また、プログラマーの知識を活かしてオンラインのプログラミング講師などの副業を行うことで更なる給料の増加が期待できます。

3:柔軟性のある働き方ができる

プログラマーは、パソコンがあれば一般的にオフィスにいなくても仕事をすることができるため、柔軟な働き方が可能です。自宅やリモートワークなどの働き方も近年では増えています。特に副業でプログラミングを行う際は、時間と場所を選ばずに行える案件が多数存在します。比較的自由に働くことを実現しやすい業種だと言えます。

4:専門技術・スキルが身に付く!

プログラマーは、常に新しい技術や開発ツールに追いつく必要があります。そのため、常に学習することが求められます。このような環境は、スキルアップを促し、個人の成長を促すことができます。一度身につけたスキルは失うことはないので、転職をする際などにも役に立ちます。

以上のようなメリットがあるため、多くの人がプログラマーになることを選択しています。

プログラマーになるデメリット

プログラマーになることには、以下のようなデメリットが挙げられます。

1:長時間のコンピューター作業による目の疲労

プログラマーは、パソコンを使う仕事のため大半の時間をコンピューターの画面と向き合って過ごします。長時間のコンピューター作業は、目の疲れ、頭痛、肩こりなどの健康上の問題を引き起こすことがあります。特に眼精疲労はプログラマーの職業病とも言われています。

2:ストレスが溜まりやすい

ストレスとの向きあいはどの職業においても問題となりますが、プログラム開発は、時に非常にストレスフルな作業であることがあります。期限や予算の圧力、バグの解決、ユーザーの要求など、様々なストレスが発生する可能性があります。

3:継続的な学習

テクノロジーは、常に進歩しています。プログラマーは、常に新しい技術やプログラミング言語を学び、自己研鑽を続ける必要があります。常に新しいことを吸収しようという向上心が必要です。

4:コミュニケーション力の低下

プログラマーは、一人で作業することが多いため、社交性の低下が起こる可能性があります。近年ではコロナ禍の影響でリモートで作業する機会も増えているので、そういったプログラマーは人とコミュニケーションをとる機会が減少しています。

5:長時間の座り仕事による健康問題

プログラマーの仕事は、大半が座り仕事であるため、運動不足や肥満、心臓疾患などの健康問題が引き起こされる可能性があります。

番外編:AIに仕事を奪われるかも!?

近年のテクノロジーの進化により、プログラマーの仕事はAIに奪われることが懸念されています。

一方で、プログラマーの仕事がAIに完全に奪われる可能性は低いと言う意見もあります。なぜなら、AIはプログラミングにおいて人間に代わることができる場合もありますが、常に人間が必要とされる仕事も依然として存在するためです。

AIは確かにルーチン作業やデータ分析など、人間にとって単調で繰り返しの多い作業を代替することができます。しかし、AIは人間が持つ創造性や洞察力、倫理的判断力、そしてコミュニケーションスキルなど分野の能力を持ち合わせていないと言われています。プログラムの設計や機能の改善、顧客とのコミュニケーションなど、複雑な問題解決には依然人間が必要不可欠です。

また、プログラマーの仕事は常に進化しており、新しい技術やプログラミング言語の出現など、常に学び続ける必要があります。これらの変化には、AIも追随しきれない可能性があります。

つまり、プログラマーの仕事は完全にAIに奪われることはなく、AIと協力することで、より高度なプログラミングや問題解決能力を発揮することができると考えられるので一概にAIに仕事を奪われるとは言えなさそうです。

以上が、プログラマーになることに伴う一般的なデメリットでした。ただし、ご紹介したようにプログラマーになることで得られる利益ややりがいも多いため、それぞれのメリットとデメリットを理解した上で、プログラマーになるのかどうか検討しましょう。

プログラマーに向いている人

プログラマーに向いている人は、以下の特徴を持つ人です。

1:論理的思考力・創造性がある

プログラミングは論理的思考・創造性が必要であり、複雑な問題を解決するために必要です。プログラマーになるためには、論理的思考力が必要です。

2:問題解決能力がある

プログラミングはエラーやバグが出ることがよくあります。それらを修正するためには、時間と忍耐力が必要です。粘り強さを持っている人は、問題解決において大きなアドバンテージを持っています。

3:コミュニケーション能力がある

プログラマーは、しばしばチームで仕事をします。プログラマーに向いている人は、コミュニケーション能力が高く、他の人と協力して問題を解決する能力が求められます。

4:継続的な学習意欲がある

プログラミングは、特に技術革新が進む分野であり、常に新しい知識を学び続ける必要があります。継続的な学習意欲がある人は、プログラマーに向いていると言えます。

5:自己管理能力がある

プログラマーは、自分のスケジュールを管理し、タスクを優先順位に従って処理する必要があります。自己管理能力がある人は、仕事の効率を高めることができます。特に副業でプログラマー業をする際は、働き方が柔軟であることが多いため、適切なスケジュール管理が必須です。

実は、プログラマーは女性に向いてる?

理系の職業といったイメージから、女性がプログラマーになるのは珍しいと思われがちですが、実はプログラマーは女性に向いている職業かもしれません。その理由を以下に挙げます。

  • 時給が高い
  • 専門職のためスキルを一度身につければ、復職しやすい
  • リモートなど柔軟な働き方がしやすい
  • 結婚や出産などの環境の変化にも対応しやすい

プログラマーは柔軟な働き方ができることが最大のメリットです。スキルアップをすることで専門職として高収入を得ることも期待できます。

「手に職」であるため、結婚や出産などのライフイベントが多い女性にとって復職がしやすいというメリットもあります。

副業プログラマーは実際どのくらい稼げる?

副業プログラマーの稼ぎは、プログラミングのスキルや経験、仕事の種類、地域によって異なりますが、一般的には1時間あたり数千円から数万円程度が相場です。

副業プログラマーが稼げる金額は、フリーランスやパートタイムのプログラマーと同様に、プロジェクトによって異なります。一般的に、副業として行うプログラミングの仕事は、ウェブ開発、モバイルアプリ開発、データ処理、AI開発など、多岐にわたります。

プログラミングのスキルや経験が高い場合は、高単価で仕事を受注できる可能性もあります。また、特定の分野に精通している場合は、需要が高まる場合が多いです。ただし、競合が激しい分野であれば、低単価で仕事を受注することもあります。

地域によっても、副業プログラマーの稼ぎに差がある場合があります。大都市圏では需要が高く、高単価で仕事を受注できる場合がありますが、地方では需要が低いため、低単価で仕事を受注することが多いです。

いずれにしても副業プログラマーとして稼ぐには、高い技術力と実績が求められますが、十分な努力やスキルアップを積んで、副業として収入源を確保することは可能と言えます。

未経験からプログラマーになる方法

未経験でプログラミングの知識がない方はすぐに副業を始めることはできず、やはり初めにプログラミングのスキルを勉強して身につける必要があります。プログラミングのスキルの身につけ方を以下にご紹介します。

独学でスキルを身につける

独学でプログラマーになることは可能です。独学で勉強する際のコツを以下にいくつかご紹介します。

  • 初心者向けのプログラミング勉強会やイベントに参加する
  • 独学でプログラミングスキルを身につけた人に相談する
  • 本や動画など自分に合った勉強方法を見つける
  • 資格を受験してモチベーションにする

近年では、Youtubeや買い切りのネット教材なども充実しているため独学でも本格的に勉強をすることができます。プログラミング言語の中でも、初心者におすすめのものはPythonJavaScriptです。ただ、モチベーションが続かなかったり、躓くと先に進めなかったりとデメリットもあります。

一方で、独学で勉強すれば自分のペースで進めることができるので大学に通うまとまった時間が取れない方や、学習スピードが速く大学で勉強する4年間が長く感じてしまうと言う方にはおすすめです。

プログラミングスクールに通う

未経験からプログラマーになるには、プログラミングスクールに通うことがおすすめです。プログラミングスクールでは、プログラミングに必要な専門的な知識を体系的に学ぶことができます。プログラミングの基礎から応用まで、プログラミングに必要な知識を網羅的に学べます。

体系的に学べるカリキュラムが整っているためしっかりと知識・スキルが身につき、モチベーションも保ちやすいでしょう。一方で、授業料が高額になるなどのデメリットもあります。

いずれにしても、自分がプログラミング学習に割ける時間や金額などを加味した上で、自分に合った勉強方法を選ぶようにしましょう。

また、プログラミングスクール通うなら、テックジムがおすすめです。自習型のプログラミング学習法によって、自分のペースで学習できるため、挫折が起きにくく、楽しくプログラミングを学ぶことが可能になります。

スキルアップの方法

プログラミングは、実践することで理解が深まります。副業で実務経験を方法もありますが、基礎を身につけたら以下のような方法で実力を伸ばすのもおすすめです。

個人でWebアプリケーションやモバイルアプリケーションを開発する

実際にコードを書く経験を積むことが何よりも大切です。

インターンシップやアルバイト

インターンシップやアルバイトなどの機会を利用して実務経験を積むこともできます。

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コミュニティに参加する

プログラマーのコミュニティに参加することで、最新のトピックや技術動向を知ることができます。また、他のプログラマーと交流することで、自分のスキルアップやキャリアアップにつながることもあります。

いずれにしてもプログラミングにはコツコツと取り組む継続力が求められるため、根気よく学び続けることが重要です。

副業でプログラミングをする際の注意点

副業でプログラミングをこれから始めるという方には注意しておくべき点がいくつかあります。いくつかご紹介するので、副業としてプログラミングを始める前に確認してください。

会社の就業規則を確認する

副業を始める前にまず一番に確認しておきたいことは、会社の就業規則です。就業規則で認められていなくても副業ができる場合もありますが、基本的には会社の就業規則で副業が禁止されている場合は副業がそもそもできません。

副業を始めたいと思っている方は、まず本業で働いている会社の就業規則を確認することをお勧めします。

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税金について理解する

転売で得た利益は所得に含まれるため、税金がかかる可能性があります。法律に従い、適切に税金を納めることが必要です。

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自己管理をきちんと行う

本業がある方は、副業をする時間などを計画的に考え、本業に影響がないようにしなければなりません。睡眠時間を削ってまで、無理して働くことは健康上よくなく、体を壊してしまっては本業にも影響を来します。きちんと時間を管理し、無理のない範囲で続けることが大事です。

怪しい案件には注意する

副業を紹介するサイトの中には、詐欺サイトがある場合があります。すぐに高額の報酬を得られるなどと謳っている場合は注意が必要です。

副業で稼ぐには、地道に貯める方法しかないことを理解しておきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。本記事では、プログラマーになるメリット・デメリットをご紹介するとともに未経験からのプログラマーのなり方などについて徹底解説しました。

結論としては、未経験方プログラマーになり稼ぐことは可能ですが、やはり最初は独学やプログラミングスクールなどでスキルを身につける必要があることがわかりました。「手に職」のプログラミングスキル、一度身につけてしまえば、副業として自分の好きなタイミングでお小遣い稼ぎをすることも夢じゃありません!

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この記事の監修者SOKKIN MATCH事業責任者/坂口 綾太
SOKKIN 人材支援統括本部/本部統括:坂口綾太 株式会社SOKKIN 執行役員

2019年に株式会社サイバーエージェントに新卒で入社し、歴代最速でシニアアカウントプランナーに昇格。人材・不動産業界マーケを経験し、株式会社サイバーエージェントTOP3顧客になる不動産企業様にて責任者を担当していた実績を持つ。2024年、株式会社SOKKIN入社後、SOKKIN 人材支援統括本部/本部統括に従事。

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