デザイナーの副業を始めたい!副業案件の取り方や必要スキルを解説

副業関連

 

働き方改革の影響で副業を推奨する会社が増えていますので、デザイン系の副業に興味をお持ちの方も多いでしょう。デザイナーの仕事はリモートワークと相性がよく、空き時間を使った在宅ワークとして副収入源にしやすいという特徴があります。

しかし、副業の初心者にとっては、どんな方法やサービスを使って案件を獲得すればよいか分からないという疑問もあると思います。

そこでこの記事では、デザイナーの副業をするメリットや注意点、案件の種類や取り方などを詳しく解説します。デザイナーの副業案件探しにおすすめのサービスや便利ツールも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

デザイナーの副業をするメリット

はじめに、デザイナーの副業をするメリットについて詳しく見ていきましょう。

以下のように、デザイナーの副業によって様々なメリットがあります。

  • 人脈が広がる
  • 作業効率の向上
  • ビジネススキルが身に付く
  • 仕事の幅が広がる

それぞれのメリットについて、具体的に詳しく見ていきましょう。

人脈が広がる

副業を行うことで本業とは別の人間関係ができますので、人脈が広がるというメリットがあります。

同じクライアントと継続的に取引を行うことで信頼関係ができあがれば、紹介を通じて別の案件の受注に繋がることもあります。チームで作業を行う業務では、一緒に案件に関わるデザイナー仲間で横の繋がりができるかもしれません。

デザイナーの仕事は知人からの紹介で案件を受注できることも多いため、将来の独立も視野に入れている人にとっては、人脈を広げることはとても重要です。本業で関わる人だけでなく、副業の人間関係で人脈が広がれば自分のキャリアに大きなプラスになるでしょう。

作業効率の向上

本業と副業を並行して行うことで作業効率が向上するのもメリットです。

たとえば、本業の退勤後に副業の時間を確保するために、本業で残業が発生しないように効率的に業務を進めるようになるでしょう。同様に副業の作業についても、限られた時間内で本業に支障が出ないように進める必要があります。

その中で、副収入を最大化させたいというモチベーションがありますので、自然と作業効率が向上するのがメリットです。限られた時間の中での新しいスキル習得も含めて、本業のみしかしない場合と比べると、大幅な効率の向上が期待できます。

ビジネススキルが身に付く

副業でフリーランスの仕事を行うとクライアントと直接のやり取りが発生するため、ビジネススキルが身に付くというメリットもあります。

企業デザイナーとして働く場合はオフィスやリモートでデザイン業務に専念し、取引先との商談などは営業部などの別の部署が行うことが多いです。そのため、上司や同僚など社内でのコミュニケーションはあっても、社外でのビジネススキルが身に付きにくい場合があります。

継続的にフリーランスとして副業することで、クライアントとのやり取りや請求書の発行などを行い、自然と実践的なビジネススキルを身に付けることができます。

仕事の幅が広がる

本業とは別の案件で副業をすることで仕事の幅が広がるのもメリットです。

正社員の業務では、自分が配属された部署で、与えられた役割に仕事が偏ってしまうものです。副業は自分で案件を取ることができますので、自分の希望する内容の案件だけに絞って応募しても問題ありません。

たとえば、本業ではできない自分が個人的に興味のある好きな領域で案件を受注することができます。また、向上心から新しいスキルを身に付けて対応可能な業務の範囲を広げることもできるでしょう。

副業を通して仕事の幅が広がり、キャリアアップに繋がるのがメリットです。

デザイナーの副業をするときの注意点

一方で、デザイナーの副業をするときに気を付けておきたい注意点もあります。

本業の会社に関することや著作権について、確定申告などの注意点を解説しますので参考にしてください。

会社の副業禁止に該当しないか確認する

まずは本業の会社の副業規定について確認しておく必要があります。具体的には、勤務先の会社が副業を禁止していないかを、就業規則を読んで確認しましょう。

近年では社員の副業を許可したり、推奨する企業が増加していますが、依然として副業を禁止している企業もあります。企業が副業を禁止するときは、副業をすることで本業に支障が出たり、業務で知った秘密が漏洩するリスクがあるなどの判断があります。

副業が禁止されている会社でルールを破って副業をすると、ひどいときには懲戒処分の対象になることもあります。重い処分にならかったとしても、社内での評価が下がる可能性がありますので注意しましょう。

スケジュール管理を徹底する

デザイナーの副業ではスケジュール管理の徹底が重要です。本業と同時に副業も並行して行うので、作業ペースの配分を管理して、不測の事態にも対応できるようにしておきましょう。

スケジュール管理に失敗してしまうと、納期に遅れてしまったり、急いで間に合わせて質の低い成果物を納品してしまうことになります。リモート案件はいつでも作業できる代わりに、納期の申告やスケジュール管理は自己責任となります。

フリーランスとしてデザイナーの案件を受注するときは、たくさんの案件をこなせればそれだけ報酬も大きくなります。しかし、案件を抱えすぎて疲労がたまり体調を崩すなど、本業に支障が出ないよう気を付ける必要があります。

本業の会社にも副業のクライアントにも迷惑をかけないために、スケジュール管理の徹底は重要なポイントとなります。

受ける案件の単価に注意

デザインの案件に応募するときに気を付けたいのが案件の単価です。納品までにかかる作業量と報酬のバランスを考えて、単価が低すぎる仕事は受注しないようにしましょう。

副業でデザインの仕事をするときは、本業が終わった後の時間や休日に作業することになります。週40時間などの大量の時間をかけられるわけではないので、短時間で効率よく稼げる案件に絞って応募することが重要です。

まずは自分のスキルに見合った案件の報酬相場を把握することから始めましょう。案件検索サイトやクラウドソーシングで副業として取り組みたい仕事を検索してみて、どのくらいの報酬が一般的なのかを調べてみるのがおすすめです。相場よりも明らかに報酬が低い仕事は受注せず、効率よく稼げるようにしましょう。

著作権違反に注意

デザイン関連の業務では著作権違反にも常に注意しておく必要があります。デザインのモチーフや構図、配色のパターン、イラストの絵柄などが既存の製品や作品と類似しすぎていると、トラブルの元になってしまいます。

自分では少し参考にしただけのつもりでも、思った以上に似すぎてしまうことも考えられます。デザインを納品したクライアントにも迷惑がかかってしまいますので、オリジナルのデザインを作成することを徹底しましょう。

著作権絡みのもうひとつの注意点として、成果物を納品したことによる著作権の扱いがあります。通常は納品した時点で著作権をクライアントに譲渡する場合が多いので、納品後に無断で自分の作品としてSNSなどで公開することは避けましょう。実績としてポートフォリオに追加したいときは、納品先のクライアントに許可をもらうようにしてください。

確定申告をする可能性がある

デザイナーの副業をすることで確定申告が必要になる可能性があります。確定申告が必要かどうかは自分で判断し、自分から動いて申告しなければなりません。確定申告が必要なのに手続きを行わないでいると、延滞税などのペナルティの対象となりますので注意しましょう。

確定申告が必要になるのは、副業の所得が年間20万円を超えた場合です。デザインの副業で得た所得は事業所得または雑所得になりますので、会社員で給料から源泉徴収されている人であっても、副業の所得の部分を申告する必要があります。

また、副業の所得が年間20万円を下回り所得税の確定申告が不要でも、住民税の申告が必要になる場合があります。

デザイナーの副業を継続的に行うと年間の所得は20万円を超える可能性が高いです。基本的に確定申告は必要になるものと考えて、年度のはじめから準備しておくようにしましょう。

▼副業の確定申告について詳しく知りたい方はこちら
副業の確定申告のやり方は?初心者向けにわかりやすく徹底解説!

副業の案件の取り方

ここからは、デザイナーの副業案件の獲得方法について詳しく解説します。

主に以下の6つの案件の取り方がありますので、自分に合った方法を選びましょう。

  • クラウドソーシング
  • 企業にメールで営業する
  • エージェント
  • 知人の紹介
  • SNSで営業する
  • スクールを受講

それぞれの案件の取り方について具体的に詳しく解説します。

クラウドソーシング

副業の案件の取り方として、気軽に利用できるクラウドソーシングがおすすめです。クラウドワークスやランサーズなどを利用すれば、企業や個人から大小さまざまなデザインの案件を取ることができます。

クラウドソーシングの特徴は、人材として採用されるのではなく案件単位で受注できますので、単発や短期の案件を取りやすいのがメリットです。デザインの仕事が未経験でこれから実績を積みたい人にもおすすめです。

ただし、長期継続の高単価案件や有名企業の案件はクラウドソーシングでは受注しにくいため報酬額を重視する人はエージェントと併用するのがおすすめです。

▼クラウドソーシングについて詳しく知りたい方はこちら
クラウドソーシングとは?副業にオススメのクラウドソーシングを紹介

企業に直接メールを送る

デザイナーとして実績がある人は、企業に直接メールを送って営業を行う方法もあります。

近年では非常に多くの企業が自社のWebサイトを持っており、問い合わせフォームからメールを送ることができます。デザイナーの需要がありそうな企業をリストアップして直接連絡を取ることで、前向きな返信が届くかもしれません。

企業にメールを送る際には、自分がどのような成果物を作成できるのか、デザインのサンプルやポートフォリオ、企画書などを添付するのも有効な方法です。

企業と直接やり取りして案件を取れば、案件サイトのサービス利用料がかからず、報酬額の交渉もできるというメリットがあります。

エージェントの活用

ある程度のデザイン経験がある人は、エージェントを活用して案件の紹介を受けるのもおすすめです。

エージェントではコーディネーターに副業やキャリアについて相談できたり、クライアントとの交渉をサポートしてもらえるのが特徴です。クラウドソーシングと比較して高単価で中長期的に継続する案件が取りやすいのも大きなメリットとなります。

エージェントを利用すると案件の仲介手数料が必要ですが、登録自体は無料です。デザイン関連に強いエージェントに登録して案件を検索してみるだけでも、報酬額の相場や自分に足りないスキルが分かるため案件探しが進展します。

知人の紹介

デザイン業界では知人の紹介で案件を取る方法も一般的です。

たとえば、友人が関わっている会社でデザイン能力がある人材を募集していたり、過去に関わった取引先が別のクライアントを紹介してくれたりなどがあります。友人や知人から著しく条件の悪い案件が回ってくることは基本的にはないと考えられますので、安心して取り組むことができるでしょう。

ただし、人間関係を大切にするあまり忙しくても紹介を断りにくかったり、無理して助けようとしてしまう場合もあります。あくまで本業を優先し、仕事を抱え込みすぎないよう気を付けましょう。

SNSで営業

デザインの仕事はSNSと相性がよく、InstagramやX、Facebookなどを通して案件を取れる場合もあります。

SNSは画像や動画などのメディアをコメント付きで投稿できますので、個人のアカウントがそのままポートフォリオになります。自分のデザインを気に入ってくれているフォロワーから仕事が入ることもありますし、SNSのアカウントを見た企業の担当者から声がかかることもあるでしょう。

また、自分のSNSアカウントから別のアカウントに直接ダイレクトメッセージを送れるのも便利です。デザイン関連の需要がありそうな企業に自分のSNSアカウントで営業すれば、そこから案件獲得に繋がる可能性があります。

デザインスクールを受講後、紹介してもらう

デザイン未経験の人は、デザインスクールを受講して、講座の終了後に案件を紹介してもらうという方法があります。

受講するスクールによっても変わりますが、講座の終了後に希望する受講生に案件を紹介してくれる場合があります。未経験の場合は最初の案件獲得までに時間がかかりますので、紹介された案件で最初の実績を作れば、副業デザイナーとしてスムーズなスタートを切ることができます。

クライアントの側も実務経験が浅いことを承知で発注してくれる場合が多いので、誠実に業務を行えばしっかりとフォローしてもらえるはずです。

デザイナー未経験でも副業は可能?

デザイナー未経験で実務経験がなくても、適切な準備を行えばデザイナーの副業を始めることができます。

デザイナーとして最初の案件を獲得するために、以下のいずれかの方法でデザインのスキルを身に付けるのがおすすめです。

  • 独学でスキルを身に付ける
  • デザインスクールを受講する

以下で、未経験から副業デザイナーになるための具体的な方法を紹介します。

独学でデザインスキルを身につける

独学でデザインスキルを身につけて、未経験からデザイナーになることは可能です。

近年ではパソコンとネット環境を使ったリモートワークをする人が増え、デザインの副業に興味を持つ人は以前と比べてはるかに多くなっています。独学でデザインを勉強する人向けの書籍や動画教材、Webサイト、デザイナー個人のYouTubeチャンネルなど、参考になる情報が充実していますので、本業の合間にスキルを習得してデザイナーになることもできるでしょう。

 

まずは独学で知識を吸収して、憧れるデザイナーの作品を参考にしながらスキルを磨きます。自分オリジナルのデザインができるようになってきたら、SNSやPixivなどの共有サイトで作品を公開したり、自分のWebサイトを開設したりしてアウトプットを行いましょう。そうすることで自分のデザインに興味を持ってくれた人から仕事の依頼が入る可能性があります。

デザインスクールを受講する

効率よくスキルを身に付けたい場合はデザインスクールを受講するのもひとつの方法です。

最初に費用がかかりますが、独学よりも体系的に効率よく学ぶことができます。また、費用をかけている分だけ途中で挫折しにくいというメリットもあります。

同じデザインコースを受講する受講生同士で交流が生まれたり、レッスンの講師とつながりができたりなど人脈になるのもデザインスクールのメリットです。このような人脈から直接案件の話が出なかったとしても、デザインを学んで副業デザイナーを目指すというモチベーション維持には繋がるでしょう。

オンラインで受講できる講座もありますので、独学では何から学べばいいか分からない人はデザインスクールの受講を検討してみるのがおすすめです。

Webデザインの副業案件例や月収例

ここからは、副業のWebデザインの仕事にはどのような案件があるのか見ていきましょう。

Webデザイン業界で特に需要の高い以下の4つについて紹介します。

  • バナー制作
  • WebサイトのUI改善
  • ロゴデザイン
  • ランディングページ(LP)制作

どのような業務を行うのか、月収例の目安とともに紹介しますので参考にしてください。

バナー制作

仕事内容 バナー広告のクリエイティブを制作、画像編集
単価目安 1件あたり1,000円〜10,000円
月収目安 1ヶ月あたり20件で月収2〜20万円

 

バナー制作は、Webサイトやメールマガジンなどに掲載するバナー広告のクリエイティブを制作する仕事です。

写真などの素材に文字を入れて、目を引くエフェクトを加えてクリックしたくなるような魅力的なアイキャッチに仕上げるのが基本的な業務内容です。

PhotoshopやIllustrator、GIMPなどを使ってパソコンで作業できますので、ソフトの使い方さえ習得できれば初心者でも始めやすい案件です。画像のポートフォリオがあればクライアントにアピールしやすいので、クラウドソーシングで案件を取りやすいのも特徴です。

また、バナー制作はリモートワークと相性がよく、自宅でスキマ時間にできますので、副業に適しています。作業効率を上げてバナー1件あたりにかかる時間を減らすことで、収入アップを目指しやすいのもメリットです。

WebサイトのUI改善

業務内容 WebサイトのUI改善、デザイン変更
単価目安 1件あたり1万円〜10万円
月収目安 1ヶ月あたり5件で月収5万円〜10万円

 

既存のWebサイトの使い勝手を向上させるために、UI(ユーザーインターフェース)の改善を行う業務です。

たとえば、ECサイトで商品検索をしやすくするためにボタンの配置や配色を変更したり、商品画像やユーザーレビューが見やすくなるようにレイアウトを改善したりなどの作業を行います。

クライアントが考えているWebサイトの課題をヒアリングし、課題を解決できるUIデザインを提案して実装できれば、高単価の案件も取れるようになるでしょう。そのためには、デザイン力だけでなくクライアントの要望をヒアリングするコミュニケーションスキルも求められます。

ロゴデザイン作成

業務内容 企業名やブランド名などのロゴのデザイン案を制作する
単価目安 1件あたり1万円〜10万円
月収目安 1ヶ月あたり3件で月収3万円〜30万円

 

企業名やブランド名、商品名のロゴデザインを制作する案件です。

同じ画像のデザイン案を扱う案件でも、バナー制作が初心者向けであるのに対して、ロゴデザインは高いデザイン力が求められるため単価も高くなります。

クライアントからロゴに使う文字と配色やフォントのイメージをヒアリングし、複数のデザイン案を作成してクライアントに選んでもらい、要望のすり合わせをして完成させるという流れが多いです。

ロゴデザインは企業や製品のブランディングに重要な役割を持ち、長期間変えずに同じものを使い続けるのが一般的です。単にデザイン的に優れているだけでなく、クライアントがロゴに込めたいメッセージやコンセプトを反映させたロゴを制作することが求められます。

ランディングページ作成

業務内容 ランディングページ(LP)のデザイン、制作
単価目安 1件あたり1万円〜5万円
月収目安 1ヶ月あたり5件で月収5万円〜25万円

 

ランディングページ(LP)は、広告などをクリックした訪問者が最初にアクセスするページのことです。商品やサービスの特徴や魅力を訴求して、購入や契約に繋げるのが目的です。

ランディングページは基本的に1枚のWebページだけなので、構造としてはとてもシンプルです。できるだけ訪問者が離脱しないように画像や文章を見やすく配置し、ページの下までスクロールしてもらえる魅力的なデザインが求められます。

近年はWeb広告で製品やサービスの訴求を行う企業が増えていますので、ランディングページの制作ができるWebデザイナーには安定した需要があります。多数のランディングページ制作案件をこなすことでスキルを磨き、作業効率を向上させていけば、高額の副収入を稼げるようになるでしょう。

デザイナーの副業案件探しに使える! おすすめサービス7選

ここからは、デザイナーの副業案件探しに使えるおすすめのサービスを7つ紹介します。

SOKKIN MATCH

サービス名 SOKKIN MATCH(ソッキンマッチ)
運営会社 株式会社SOKKIN
登録料・利用料 無料
特徴・メリット ・Webマーケターやクリエイターに特化している
・企業からの高単価、長期継続案件が見つかりやすい
・ミスマッチが起こりずらい
こんな人におすすめ ・企業からの高単価案件を取りたい人
・自分の市場価値を高め、さらに報酬単価を上げたいという人

SOKKIN MATCH(ソッキンマッチ)はWebマーケターやクリエイター向けのエージェントサービスです。特徴はコーディネーターの充実したサポートが受けられるため、自分のスキルに見合った高報酬の副業が見つかりやすいところです。

SOKKIN MATCHでは精度の高いスキル診断があり、その結果を元に最適な案件の紹介を受けることができます。案件開始後もクライアントからの評価やフィードバックを収集し、報酬単価アップの交渉をしてもらえるのも特徴的です。

案件獲得のミスマッチを減らしながら、スキルに見合った高額報酬を得る機会を逃さず高単価な副業案件を見つけることができます。

案件獲得時のミスマッチを減らしながら、業務を通じてスキルアップすることで自分の市場価値を高め、さらに報酬単価を上げたいという人におすすめです。

 

Workship(ワークシップ)

サービス名 Workship(ワークシップ)
運営会社 株式会社GIG
登録料・利用料 無料
特徴・メリット ・リモートワークが可能な案件数が多い
・企業からの高単価、長期継続案件が見つかりやすい
・案件を紹介してもらうエージェントサービスとしても利用できる
こんな人におすすめ ・企業からの高単価案件を取りたい人
・リモートワーク、週2日など自由な働き方をしたい人

Workship(ワークシップ)は、リモートワークが可能な案件を多数掲載した副業マッチングサービスです。IT系やWeb業界の案件に強く、高単価で中長期的に継続する案件を探すのに向いています。

Workshipは自分でクライアントと直接やり取りする案件検索サイトとして利用できるほか、経歴や希望条件をコーディネーターに伝えて案件を紹介してもらうエージェントサービスとしても利用できます。

トラブル相談窓口や賠償責任保険、報酬前払いなどフリーランスを支援してくれるサービスも充実しています。業務委託契約でのトラブルに不安を感じる人にもおすすめです。

TIME TICKET(タイムチケット)

サービス名 TIME TICKET(タイムチケット)
運営会社 株式会社タイムチケット
登録料・利用料 ・登録料無料
・サービス利用料15%〜25%
特徴・メリット ・スキルを出品して待つだけで購入者が現れる可能性がある
・価格を決められるので、安く設定すれば受注しやすくなる
こんな人におすすめ ・短時間のスキマ時間で副業がしたい人
・単発、小規模の仕事で実績を積みたい人

 

TIME TICKET「スキルや経験、知識のマーケットプレイス」として、個人のスキルを売買できるプラットフォームです。スキマ時間を活用した新しい副業の形としてメディアでも取り上げられています。

デザイン関係なら、バナー制作やLP制作などを自分のスキルとして出品し、依頼したいユーザーが購入してくれれば業務を行い、成果物を納品することで報酬を受け取れるという流れで副業ができます。個人ユーザーが購入してくれることも多いので、単発・小規模の案件を受注しやすいという特徴があります。

その他に、デザインを習得したい人に、自分のスキルを教えることで報酬をもらうこともできます。他人に教えることで自分の知識が整理され、自分のスキルアップにも繋がるというメリットがあります。

coconala(ココナラ)

サービス名 coconala(ココナラ)
運営会社 株式会社ココナラ
登録料・利用料 ・登録料無料
・販売手数料22%
特徴・メリット ・ユーザー数が多く、出品したスキルが売れやすい
・作業内容や価格を自由に決められる
・公開案件に自分から応募することもできる
こんな人におすすめ ・自分の得意な業務で副業の仕事を増やしたい人
・単発、小規模の仕事で実績を増やしたい人

 

coconala(ココナラ)も、特技やスキル、経験をフリマサービスのように出品して売買できるサイトです。

coconalaはスキルシェアプラットフォームの中でも利用者が多いため、それだけ自分が出品したスキルが売れやすいというメリットがあります。ただしライバルの出品者も多いため、その中で売れやすくなる工夫も必要です。

また、coconalaに掲載されている公開案件に自分から応募するという、クラウドソーシングとよく似た使い方ができるのも特徴です。

CrowdWorks(クラウドワークス)

サービス名 CrowdWorks(クラウドワークス)
運営会社 株式会社クラウドワークス
登録料・利用料 ・登録料無料
・サービス利用料5〜20%
特徴・メリット ・クラウドソーシングでトップクラスの案件数
・未経験者や初心者が応募できる案件もある
・事務局が間に入るためトラブルのリスクが低い
こんな人におすすめ ・業務委託契約で好きな時間、場所で副業をしたい人
・経験が浅く、これから本格的に実績を積みたい人

 

CrowdWorks(クラウドワークス)は、クラウドソーシングとして国内最大級のサービスです。様々なカテゴリでフリーランスの仕事が募集されており、バナー制作やLP制作など、Webデザイン案件も多数掲載されています。

CrowdWorksでは小規模のデザイン会社や個人の発注者からの案件も多いため、短期・単発の案件を探している人におすすめです。たとえば、本業が忙しいのであまり副業に時間をかけられない人や、単発の案件で実績を積みたい初心者におすすめです。

CrowdWorksでは発注者とフリーランスが安心して契約できるよう、仮払い制度が設けられているのもメリットです。これは、発注者が事務局に報酬を先に支払い、成果物が納品されてから報酬の受け渡しが行われるという仕組みです。報酬未払いのリスクがほぼ無くなりますので、本業と副業で忙しいデザイナーも安心して業務に集中できます。

ストアカ

サービス名 ストアカ
運営会社 ストリートアカデミー株式会社
登録料・利用料 ・登録料無料
・サービス利用料10%〜30%
特徴・メリット ・オンライン講座を開催する副業ができる
・登録料や講座の掲載は無料
こんな人におすすめ ・講師として人に教えることで収入を得たい人
・自宅でスキマ時間を使った副業がしたい人

 

ストアカは、自分のデザインスキルを人に教えることで副収入を得ることができるサービスです。

たとえば、PhotoshopやIllustratorの使い方をレクチャーする講座をZoomを使ってオンラインで開催し、受講料を報酬として受け取ることができます。講座を開催するには審査が必要ですが、デザイナーとしてのキャリアが長く、スキルに自信があるなら効率的に稼ぐことができるでしょう。

定期的に開催する講座のほか、単発の講座を開催することもできますので、空き時間を活用した副業におすすめです。

Lancers(ランサーズ)

サービス名 Lancers(ランサーズ)
運営会社 ランサーズ株式会社
登録料・利用料 ・登録料無料
・サービス利用料16.5%
特徴・メリット ・クラウドソーシングとして国内最大級
・パッケージでスキルシェア型の出品も可能
・福利厚生などフリーランスを支援するサービスがある
こんな人におすすめ ・業務委託形式で副業案件を受注したい人
・高単価案件の受注に向けて実績を積みたい人

 

Lancers(ランサーズ)は、CrowdWorksとよく似た仕組みを持つクラウドソーシングサービスです。大小様々な業務委託形式のデザイナー案件が掲載されていますので、自分のスキルに合ったものに応募することで簡単に受注することができます。

Lancersでは「パッケージ」と呼ばれるサービスでcoconalaのようなスキルシェア型の出品もできるのが特徴です。自分から案件に応募しつつ、同時にパッケージも出品して購入されるのを待つという、2つのルートで案件を受注できます。

税務サポートや福利厚生など、フリーランスを支援する各種サービスも充実しているというメリットもあります。

デザイン副業をするときに使えるおすすめツール

ここでは、デザイン副業をするときに活用すると便利なおすすめツールを紹介します。

世界中のデザイナーが利用する定番ソフトから、無料で使えるデザインツール、新しいAI技術を使ったツールなどを厳選して、以下の6つを紹介します。

  • Photoshop
  • Illustrator
  • GIMP
  • Inkscape
  • Midjourney
  • Leonardo.Ai

デザイナーの副業で役立つツールのみをピックアップしていますので、ぜひ参考にしてください。

Adobe Photoshop

Photoshopは世界中のWebデザイナーが使っているシェアNo.1の画像編集ソフトです。

写真などの画像を編集したり加工するための高機能なソフトで、最新版ではAIを使った新しい機能も実装されています。

Photoshopで使える一般的な機能としては以下のようなことができます。

  • 写真の色相や彩度、明るさ、コントラストなどを調整
  • 画像の切り抜きやサイズ変更
  • 画像に様々なエフェクトやフィルターを追加
  • レイヤー機能で複数の画像素材を組み合わせる
  • 画像に文字を入れる
  • AIを使った画像編集

上記以外にも高度な機能が満載で、使いこなすことができれば高単価の副業案件が獲得できるようになるでしょう。

Photoshopは年間または月間でのサブスクリプション契約が基本で、料金は月額3,280円です。年間契約のフォトプランを利用すれば1ヶ月あたり2,380円で利用することもできます。

また、Adobeの定番ツールがまとめて利用できるようになる月額7,780円のCreative Cloudプランもあります。

Adobe Illustrator

 

Illustratorはベクターベースの図形やイラストを制作するソフトです。Photoshopと同じくAdobe社による定番ツールで、世界中のクリエイターが利用しています。

 

IllustratorはWeb上に掲載するイラストやデザインを制作したり、企業のロゴデザイン制作などに適しています。印刷物のデザインでもよく使われています。

Webデザインでは背景やアイコンなどを素材サイトから取得することも多いですが、Illustratorを使えばオリジナルのデザインを制作できます。サイトのロゴや背景画像、UIのボタンやアイコンなどを1から作るときに必要になるツールです。

IllustratorもPhotoshopと同じくサブスク型のツールで、料金は月額3,280円です。

月額7,780円のCreative Cloudプランでは、Illustratorに加えてPhotoshopをはじめとしたAdobeのほとんどの製品をまとめて使うことができます。

 

GIMP

GIMPオープンソースの画像編集ツールで、無料で使うことができます。

GIMPでは以下のような機能が使えます。

  • 画像の色調や明るさなどの調整
  • 切り抜きやサイズ変更
  • エフェクトやフィルター
  • レイヤー機能
  • テキスト機能

このように無料ながら非常に高機能で、Photoshopの代替えツールとして使うことができます。特に、レイヤー機能を使った編集ができるのは便利で重宝するでしょう。一般的なバナー制作ならGIMPでも十分に対応可能です。

高価なPhotoshopをずっと契約するのは費用面で難しいけど、高機能な画像編集ツールが必要というときにおすすめです。

Inkscape

Inkscapeイラストやロゴ制作ができるベクターベースのイラストソフトです。無料で使えますので、illustratorの代用としておすすめです。

 

Inkscapeを使えば、図形やイラスト、テキストの描画、レイヤー機能を使った編集ができます。イラストやロゴ、アイコンなどの作成に必要な機能が揃っていますので、Webデザインやロゴデザインの案件で役に立ちます。

オープンソースのフリーソフトでユーザーも多いため、Web上や動画サイトで使い方についての情報を得られやすいのもメリットです。

Midjourney

 

Midjourney生成AIを使ってイラストを作るツールです。キーワードや文章を入力すると、そのイメージに近い画像をAIが作成して出力してくれます。

たとえば、AIが生成したイメージをデザインの一部分に素材として使ったり、インスピレーションの元にしたりすることで、作業の効率化ができます。思い通りの画像が毎回出力されるわけではありませんが、AIへの指示(プロンプト)を工夫することで様々な画像を短時間で作り出すことができます。

Midjourneyは過去に無料版もありましたが、現在は有料版のみとなっています。月額10ドル〜120ドルまでの4種類のプランがあり、プランごとに機能の違いがあります。

Leonardo.Ai

Leonardo.Aiは、画像を生成するAIを無料で使えるサービスです。Midjourneyのようなツールを使いたいけど、費用が問題というときにおすすめです。

生成したい画像を文章で指示をするほか、入力した画像をもとに新しい画像を生成することもできます。また、キャラクターのイラスト生成が得意という特徴もあり、特定のポーズを指定して、そのポーズのイラストを生成できるという機能もあります。

Leonardo.Aiは1日150トークン(最大150枚)までなら無料で利用できるのがメリットです。1日に生成する数が少ない場合や、たまにしか使わないなら無料プランでも十分に対応できるでしょう。生成AIを使った画像作成の練習をしたい人にもおすすめです。

まとめ

この記事では、デザイナーの副業をするメリットや注意点、案件の種類や取り方、副業案件探しにおすすめのサービスなどを解説しました。

デザイナーの副業を行うことで副収入が得られるだけでなく、人脈や仕事の幅が広がったり、ビジネススキルや作業効率が向上するなどのメリットがあります。

案件の獲得方法は、エージェントやクラウドソーシングを利用する他に、SNSを活用したり知人の紹介から仕事に発展することもあります。

未経験の場合は、独学でスキルを習得してクラウドソーシングで初心者向けの案件を受注するか、またはデザインスクールを受講する方法がおすすめです。

まずは勤務先の会社で副業が禁止されていないかを確認し、しっかりとしたスケジュール管理を行い、本業に支障が出ないようにすることが大切です。また、年間を通して副業をするとほぼ確実に確定申告が必要になりますので、早めに準備しておきましょう。

ぜひこの記事でお伝えしたことを参考にしていただき、デザイナーの副業探しに役立ててください。

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この記事の監修者SOKKIN MATCH事業責任者/倉田 裕貴
SOKKIN MATCH事業責任者:倉田裕貴 株式会社SOKKIN 人材事業責任者

株式会社サイバーエージェント、シニアアカウントプレイヤーとして大手企業のコンサルに従事。WEB・アプリ問わず、運用ディレクションをメインに幅広い業種のお客様の課題へ対応してきた実績を持つ。2022年、株式会社SOKKIN入社後、SOKKIN MATCH事業責任者に従事。

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