近年のビジネスシーンはリモートワークの普及により電子化が進み、方式やマナーなどにさまざまな変化が起きていますが名刺交換も例外ではなく、デジタル化が及んでいます。
オンライン上の商談・ミーティングなどの場でデータを交換したり、SNSのプロフィール上に添付したりなど、使い方は多岐にわたります。
今回はその新しい名刺についてご紹介致します。
デジタル名刺とは
今までは紙などの実在する素材で名刺のやり取りを行なっていましたが、これをデジタルで代替するのが「デジタル名刺」です。
さまざまなスタイルと見せ方があり、自分に合った名刺を今までよりも自由に作れるのが魅力ですね。
デジタル名刺の様々な見せ方
Webサイト上
Linktree、lit.link、handshakeなどのツールを利用してWebページ上に各SNSのURLを並べていくことができます。
HTML./CSSが書ければご自身で作成することもできます。
アプリ
アカウントを作成し、テンプレートからデザインを編集、作成したらQRコードが表示されるようになり、それを読み取った相手側がスマートフォンで名刺にアクセスします。
まるで紙の名刺交換のようなアクションが発生します。
ビデオチャットツールの背景画像
よく風景の画像などが使われていますが、情報が記載された名刺のような画像を背景に使ってみるのも有効な手段です。
作成サービスやテンプレートがある他、photoshopなどを利用し自分で作成することが可能です。
デジタル名刺のメリット
追加発注・印刷コストがかからない
紙の名刺だと切らせば追加発注・印刷が必要で、コストも日数も要します。
デジタル名刺であれば出先で名刺が足りなくなったりなどのアクシデントは発生しません。
修正が容易
所属や肩書きなどが変化した場合には既存の名刺が全部使えなくなってしまうこともあります。
デジタル名刺であれば後から情報を書き換えることが可能ですので、新しい名刺をすぐに用意できるのが圧倒的な強みですね。
デジタル名刺のデメリット
情緒がなく淡白
アプリやブラウザに表示されるだけなので、紙の名刺をもらった時ほどの有難さはないでしょう。
保管してもらえない
紙の名刺と違い、URLを控えるなどしてもらわない限り保管してもらえません。
しかし名刺交換機能まで実装されたサービスであれば保管できます。
スタイルやフォーマットが確立されていない
作り方などが定まっていないので、何を記載すれば良いのか自身で考える必要があります。
個性が出せない
リアル名刺であれば素材にこだわったり、箔押しなどの処理を施すことによって個性を出すことができますが、デジタル名刺だとそうはいきません。またフォーマットが定めれられているサービスも多く存在し、個性を出すことがいっそう難しいです。
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