自宅や好きな場所で、自分の好きな時間に働ける「在宅ワーク」に興味のお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
最近ではテレワークの普及や働き方改革の影響で在宅ワーカーが増えており、実際に月20万円以上稼いでいる人もたくさんいます。
しかし、在宅ワークにはたくさんの種類があり、収入金額や必要な作業時間も職種によって様々です。
「在宅ワークを始めたいけど、どんな職種があるのかわからない」
「月20万円以上稼げる在宅ワークの種類は?」
「在宅ワークで月20万円稼ぐ方法やコツを知りたい」
この記事では、上記のような疑問やお悩みを持っている人のために、月20万円稼げるおすすめの在宅ワークを13種類まとめて詳しく紹介します。
さらに、在宅ワークで月20万円稼ぐ具体的な方法やコツ、税金など稼いだ後の注意点についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
在宅ワークで月20万稼げる!!!
在宅ワークの実態についての公的な調査として、厚生労働省が平成24年から平成26年にかけて三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社に委託した「在宅就業調査」のデータがあります。
この調査には「在宅ワークの仕事による平均的な月収」の項目があり、以下の金額が記載されています。
- 5万円以下…27.7%
- 6~9万円…18%
- 10~19万円…18.5%
- 20~29万円…13.7%
- 30~39万円…8.7%
- 40~49万円…4.9%
- 50~69万円…5.1%
- 70~99万円…1.8%
- 100万円以上…1.8%
引用:三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社「在宅就業調査」
このように、在宅ワークで月20万円稼ぐ人は、在宅ワークを行っている人のうち約35%程度です。つまり、在宅ワークをする人の約3人に1人が、実際に月20万円以上を稼いでいることになります。
現在はインターネットやテレワークの普及で在宅ワークの需要が高まっていますので、以前と比較してさらに稼ぎやすくなっていると考えられます。
20万稼げない在宅ワークもある
在宅ワークには様々な種類の仕事があり、月20万円稼ぐのは現実的に難しい在宅ワークもいくつかあります。
特に、単純作業でスキルがなくても誰でもできる作業は報酬が低いため、まとまった金額を稼ぐのは難しくなります。
たとえば、以下のような在宅ワークは月5万円なら稼げますが、毎月20万円稼ぐのは難しいでしょう。
- データ入力
- 文字起こし
- アンケートモニター
データ入力や文字起こしは単価が数百円~数千円程度のことが多く、報酬が低い仕事です。月20万円を稼ぐには大量の作業をこなす必要があり、現実的に難しいでしょう。
アンケートに回答して謝礼をもらうアンケートモニターの仕事も、1件ごとの報酬が低いため月20万円を目標にするなら避けるべき在宅ワークです。
このように、知識やスキルがなくてもできる在宅ワークは報酬が低いことが多く、月20万円稼ぐには向いていません。
在宅ワークで月20万稼ぐメリット
リモートワークや業務委託という働き方が一般的になったことで在宅ワークに興味を持つ人が増えています。
オフィス勤務や在宅勤務など様々な働き方がある中で、在宅ワークにはどのようなメリットがあるのか再確認しておきましょう。
コミュニケーションのストレスがない
在宅ワークは基本的にはオフィス出社がなくオンラインで業務のやり取りを行います。対面のコミュニケーションが苦手な人でも、在宅ワークならストレスが少ないのがメリットです。
在宅ワークでは、業務上のやり取りはチャットツールやメール、音声ミーティング、ビデオ通話のいずれかで行うことがほとんどです。対面コミュニケーションで緊張や苦手意識を感じる人もストレスを感じにくくなります。
仕事中に声をかけられて中断するということもありませんので、静かな環境で仕事に集中できるのもよいところです。好きな仕事に自分のペースで集中できますので、生産性の向上にもつながるでしょう。
好きな時間に働くことができる
在宅ワークでは、決められた納期までに決められた仕事を行えばよいので、作業する時間は基本的に自由です。オフィス勤務のように時間に縛られることはなく、自分が集中しやすい時間に仕事をすることができます。
また、受注する業務量を自分で調整しやすいのもよいところです。たとえば、家庭の用事が忙しい時期や体調がすぐれないときは受注量を減らしたり、時間に余裕があるときは多めに受注して収入を増やすといった調整ができます。
通勤のストレスがない
在宅ワークは通勤のストレスがないのもメリットです。
自宅に仕事用のスペースを作って働きますので、車や電車での通勤は不要です。渋滞や満員電車のストレスを感じる必要はありませんので、その分業務に集中することができるでしょう。
通勤時間に相当する時間を業務に充てて収入を増やしたり、スキル習得などに使うのもよいでしょう。たとえば、通勤に片道30分、往復1時間かかっていたとすれば、その1時間を毎日自分のために使えますので、長い目で見れば大きなプラスになるでしょう。
会社勤めより稼げる可能性がある
在宅ワークには収入に上限がなく、能力に応じて会社勤めよりも大きく稼げる可能性があるのもメリットです。
本業で在宅ワークをする場合、フリーランスとして案件を受注するのが一般的です。この場合は案件を業務委託契約で受注しますので、自分がこなした案件の難易度や量に応じて高い報酬を受け取れるという特徴があります。
たとえば、自分の得意分野で専門スキルを身につけて、資格を取得するなどすれば高単価な案件を受注できます。さらに、業務効率を向上して受注量を増やしていくことで、能力次第で会社員よりも大きく稼ぐことができるでしょう。
在宅ワークで20万稼ぐためのポイント4選
在宅ワークのメリットが整理できたところで、月20万円という目標を達成するためのポイントについて見ていきましょう。
以下の4つが主なポイントとなります。
- 得意分野や好きなことを仕事にする
- 仕事をする時間を決める
- 必要なスキルを身につける
- 稼げない時期があっても諦めずに継続する
以下でそれぞれ詳しく見ていきましょう。
1.得意なこと、好きなことを仕事にする
在宅ワークで安定して稼ぐには、得意なことや好きなことを仕事にするのが重要なポイントとなります。
得意なことの例としては、子供の頃から絵やイラストを描くのが好きだった人は、Webデザイナーの在宅ワークを検討してみるのがおすすめです。留学経験があり語学が得意なら翻訳の仕事は習得するのが早くなり、高単価案件もすぐに受注できるようになるはずです。
好きなことの例としては、YouTubeなど動画を見るのが好きな人は動画編集の在宅ワークがおすすめです。たとえ編集作業が初めてでも、好きなことは楽しみながら取り組めるので、上達するのも早くなるでしょう。
逆に、苦手なことはスキルを身につけることもストレスになり、長く続けにくいため、途中で挫折してしまうリスクがあります。
また、在宅ワークは安定して稼げるようになるまで数ヶ月から1年程度はかかることが多いです。下の項目でもお伝えしますが、稼げない時期があっても諦めずに続けることが大切なので、得意なことや好きなことを仕事にするのはストレスなく続けるためにも大切なポイントとなります。
2.働く時間を決める
実際に案件を受注して在宅ワークをスタートしたら、自分でスケジュール管理をしっかり行い、働く時間を決めるようにしましょう。
会社員と同じように休憩を挟みながら9時から18時まで仕事を行うのもよいでしょう。そうすれば、在宅ワークからオフィス勤務の仕事に戻ることになったときもスムーズです。
もちろん夜の方が集中できるという人は、午後から仕事を始めても問題ありません。家事の合間だけ働いたり、本業の空き時間に副業として在宅ワークをすることもできます。
いずれにしても、働く時間を決めてできるだけ同じ時間に仕事をするのがおすすめです。在宅ワークを含んだ生活リズムが習慣になることで、仕事に集中しやすくなり、オン・オフの切り替えがしやすくなるからです。
3.必要なスキルを身に付ける
月20万円を目標に在宅ワークをするなら、何らかのスキルの習得はとても重要なポイントとなります。
たとえば、月に20日程度働いて月収20万円を目指すなら、1日あたり1万円を目安に仕事をこなしていく必要があります。
ところが、データ入力や内職などスキル不要の仕事では、1日中やっても3,000円〜5,000円しか稼げないこともあります。スキルがなくても誰でもできる単純作業では、月20万円の目標には届きません。
毎月20万円稼ぐには単価の高い仕事をする必要がありますので、案件を獲得するためにスキルや実績が求められるのです。
まずは得意分野や好きなことを仕事に選び、すでに持っているスキルを活かすことを考えてみましょう。この記事の下の項目で月20万円稼ぎやすいおすすめの在宅ワークを13種類紹介していますので、自分に合うものがあるか探してみてください。
やりたい仕事と不足するスキルが判明したら、書籍やネット情報をもとに独学で習得したり、オンライン講座を受講したりスクールに通ったりして必要なスキルを着実に身につけていくようにしましょう。
4.稼げなくてもすぐに諦めない
ほとんどの在宅ワークは正社員やアルバイトとは違い、月給や日給が保証されているわけではありません。目標金額を稼げなくてもすぐに諦めず、継続的に取り組むことが大切です。
同じ在宅ワークを長く続けていると、以下のような要因で稼げる金額が増えていきます。
- 実務経験年数やプロジェクトを完成させた件数が増える
- 実績が増えることで、案件を受注しやすくなる
- 実践を通じてスキルが身につき、仕事の質が高くなる
- 案件探しのポイントが分かり、質の高い案件の見極めができるようになる
- 業務効率が改善され、同じ作業時間でこなせる仕事の量が増える
このように、継続することで得られる収入アップの要因は多いため、すぐに20万円稼げないこともありますが、諦めずに続けることが大切です。
月20万稼げるおすすめの在宅ワーク13選!
それでは、実際に月20万円稼げるおすすめの在宅ワーク13選を紹介します。
それぞれの仕事について主に以下のポイントを紹介します。
・仕事内容
・始めやすさ(誰でもすぐにできるか、スキルが必要か)
・どんな人に向いているか
・メリット・デメリット
それでは以下で13種類まとめて紹介しますので、興味のある在宅ワークがあるか探してみてください。
1.コールセンター
仕事内容 | 音声通話やチャットで企業のカスタマーサポートを行う |
始めやすさ | 始めやすい |
向いている人 | コミュニケーションスキルが高い人 ビジネスの応対スキルを身につけている人 |
メリット | 時給制の仕事が多く、収入の波が少ない |
デメリット | 生活音が入らない専用の部屋を準備する必要がある |
コールセンターの在宅ワークは、企業のカスタマーサポート業務を自宅で行う仕事です。
主に企業の顧客からの電話応対やチャット対応、メール対応を行います。応対マニュアルがありますので、専門知識などは必要なく、一般的なビジネスマナーがあればすぐに始められる在宅ワークです。
ただし、自宅に専用の個室を用意して、テレビの音や家族の声が入らないようにしなければなりません。
コールセンターは時給制の報酬が多いため、働いた時間に応じて収入を得られるのがメリットです。収入の波が少なく、安定して稼げる在宅ワークを探している人におすすめです。
2.WEBマーケター
仕事内容 | 企業のWeb集客や広告運用などを代行する |
始めやすさ | スキルを習得する必要あり |
向いている人 | ・普段からインターネットをよく利用する人 ・新しい知識やスキルの習得に意欲がある人 |
メリット | スキルを磨けば大きく稼げる |
デメリット | 案件の獲得にはスキルや実績が必要 |
Webマーケターの在宅ワークは、企業のサービスや製品などのマーケティングをWeb上で行う仕事です。
企業の売上に直接影響する仕事でもあり、未経験で案件を獲得するのは難しいため、スキル習得が重要です。成果を出してクライアントから信頼されれば、高報酬の仕事を継続的に受注できるでしょう。
エージェントサービスを通じて業務委託契約で受注するのが一般的で、報酬相場は月額10万円~50万円程度です。
Webマーケターにおすすめの資格としてマーケティング・ビジネス実務検定があります。Webに限らず、マーケティング全般のスキルを証明できる国際資格です。
Webマーケティングの需要は安定して高いため、スキルを習得し実績を作ることができれば、大きく稼げる在宅ワークとなるでしょう。
3.WEBデザイナー
仕事内容 | WebサイトのデザインやUI、ロゴなどの制作やイラスト制作 |
始めやすさ | スキルを習得する必要あり |
向いている人 | ・デザインが好きな人 ・普段からインターネットをよく利用する人 |
メリット | 案件が多く、将来性も高い |
デメリット | 同じ仕事をするライバルが多く案件の取り合いになりやすい |
WEBデザイナーは、主に企業のウェブサイトのデザインを担当する仕事です。ロゴを制作したり、バナー画像を制作することもあります。
近年ではネットでの宣伝や集客に力を入れる企業が増えていますので、今後も安定した需要が見込まれる在宅ワークです。
Webデザイナーで高単価案件を受注するにはある程度のスキルや実績が必要です。独学の場合はスキル習得に半年から1年程度かかります。簡単に稼げるようになるわけではありませんが、デザインが得意な人にとっては、自分の好きなことを仕事にできる魅力的な在宅ワークになります。
Webデザイナー向けの資格としてはウェブデザイン技能検定がおすすめです。厚生労働省が認定する国家資格なので、取得できれば案件獲得に有利になるでしょう。
4.WEBライタ―
仕事内容 | Webサイトやブログの記事コンテンツを執筆する |
始めやすさ | 始めやすい |
向いている人 | ・文章を書くのが好きな人 ・ブログを読むのが好きな人 |
メリット | パソコンが1台あればすぐに始めれる |
デメリット | 低単価の案件が多い |
Webライターはブログやオウンドメディアの記事コンテンツを執筆する仕事です。ECサイトの商品説明やSNSの投稿、メールマガジンなどの執筆もあります。
特別なスキルや知識は必要なく、分からないことは調べながら記事作成ができますので、パソコンとネット環境があれば誰でも始めやすい仕事です。
専門分野の知識を活かしたり、SEOを意識した記事が書けるようになると高単価の案件を受注できるようになります。
【未経験から月3万】副業Webライターの始め方|メリット・コツを解説
5.アフィリエイト
仕事内容 | ブログやWebサイトを制作し、広告収入を得る |
始めやすさ | 始めやすいが、稼げるようになるまでに時間がかかる |
向いている人 | ・ブログ作成やSNS運用に興味がある人 ・流行りの人気商品に敏感な人 |
メリット | パソコンとネット環境があればスキル不要で始められる |
デメリット | 稼げるようになるまでにある程度の期間が必要 |
アフィリエイトは、自分のブログやSNSで企業の商品やサービスを紹介して、販売した成績に応じて報酬を得る仕事です。
パソコンとネット環境があれば初期費用0円で始められ、スキルや社会人経験も必要ないのがメリットです。
ただし、自分で作成するブログやSNSで集客ができないと報酬が発生しないため、稼げるようになるまで半年から1年程度かかります。アフィリエイト専業でゼロからスタートすると、ほぼ無収入の期間ができてしまいますので注意が必要です。
最初は副業から始めて少しずつ収入を増やし、アフィリエイト収入が増えてきてから専業に切り替えるのがおすすめです。
6.オンライン事務代行
仕事内容 | メール・電話応対や資料作成などの事務作業を代行 |
始めやすさ | 始めやすい |
向いている人 | ・オフィス勤務で事務の経験がある人 ・ビジネスマナーを習得できている人 |
メリット | 比較的単純な作業で安定して稼げる |
デメリット | オンラインでの業務に慣れる必要がある |
オンライン事務代行は、企業やフリーランスの事務作業をリモートでサポートする仕事です。たとえば、メール対応や電話対応、資料作成、スケジュール調整などを行います。
コロナ禍の影響でテレワークが一般化したことから、オンライン事務代行の需要も急激に拡大しています。時給制の仕事も多いので、安定して稼げるのがメリットです。
ただし、即戦力として採用されますので、ビジネスコミュニケーションやマナーを習得していることが必要です。
7.プログラマー
仕事内容 | 在宅でプログラミングなどITエンジニア業務を行う |
始めやすさ | スキルを習得する必要あり |
向いている人 | ・IT系が得意な人 ・黙々と作業するのが好きな人 |
メリット | 需要が安定していて案件が多い |
デメリット | 高単価案件の獲得にはスキルと実績が必要 |
プログラマーは、決められた仕様に従ってプログラムを記述していく仕事です。Webサイトやアプリの開発案件には安定した需要がありますので、スキルを身につければ大きく稼げる在宅ワークです。
クラウドソーシングでは小規模や初心者向けの案件を探すことができ、プロジェクトを完了させるごとに固定報酬を受け取れる形式が多いです。エージェントではスキルや実績に応じて月額制の高単価案件を探すことができます。
フリーランスとして働く場合は即戦力が求められますので、高単価案件の受注にはスキルや知識が必要です。書籍やネット情報、スクールなどスキル習得する方法が多く、独学でも学びやすいというメリットがあります。
8.NFT
仕事内容 | NFTコンテンツの販売や制作 |
始めやすさ | 始めやすい |
向いている人 | ・デジタルアートやゲームに興味がある人 ・ブロックチェーンや新しい技術に興味がある人 |
メリット | 好きなことを楽しみながら稼げる |
デメリット | 労働ではなく売買で稼ぐため、収入が得られる保証がない |
NFTを扱う在宅ワークは、NFT化した画像や動画、音楽などのデジタル作品を販売して稼ぐ仕事です。NFTとは、ブロックチェーンを利用してデジタルアートなどの複製ができないようにする技術のことです。
NFT化されたデジタル作品の購入と販売の差額で利益を出したり、自分が制作したイラストなどの作品をNFT化して販売して稼ぐという方法があります。
その他に、NFTゲームをプレイして収集したアイテムを販売することもできますので、自分の好きなことを楽しみながら稼げる在宅ワークです。
NFTの稼ぎ方はこちら!始め方や仕組みも解説していきます。
9.SNS運用
仕事内容 | 企業のSNS集客やSNS上でのキャンペーン施策を代行する |
始めやすさ | 始めやすいが、大きく稼ぐにはスキルが必要 |
向いている人 | ・SNSを見るのが好きな人 ・流行に敏感な人 |
メリット | 短時間の作業で大きく稼げる |
デメリット | 成果が求められる |
SNS運用者は、企業のSNSアカウントの運営を代行する仕事です。SNSに投稿するコンテンツやキャンペーンの企画、投稿の作成やフォロワーとのコミュニケーションを行います。
普段からXやInstagramなどを利用することが多い人や、流行りのコンテンツに敏感な人に向いています。
報酬は1ヶ月あたり3万円~5万円程度のことが多く、月20万円稼ぐには複数の案件を並行して受注する必要があるでしょう。
10.動画配信
仕事内容 | 動画サイトで動画を配信し広告収入を得る |
始めやすさ | 始めやすいが、大きく稼ぐにはスキルが必要 |
向いている人 | ・動画を視聴するのが好きな人 ・視聴者とのコミュニケーションを楽しめる人 |
メリット | 楽しみながら収入が得られる |
デメリット | 収入が増えるまでにある程度の期間が必要 |
動画配信は、YouTubeなど収益化可能な動画サイトや、Twitchなどライブ配信サイトやアプリを利用してコンテンツを投稿し広告報酬などを得る仕事です。
クライアントから案件を受注するのではなく、自分のビジネスとして行いますので、成果がすべて自分の報酬になるのが特徴です。ただし、収益が増えるまでにはある程度の期間がかかりますので注意が必要です。
たとえば、大手の動画サービスで収益化しやすいのはYouTubeです。広告配信による収益と、ライブ配信でのスーパーチャット(投げ銭)、メンバーシップによる収益があります。ゲーム配信がメインならTwitchも人気があるため視聴者を獲得しやすいサービスです。その他に、スマホアプリで手軽にライブ配信ができるサービスも多数あります。
普段から動画視聴をたくさんしている人にとっては馴染みやすい在宅ワークとなるでしょう。
11.動画編集
仕事内容 | YouTubeなどの動画の編集、素材から動画を制作する |
始めやすさ | 始めやすい |
向いている人 | ・長時間のパソコン作業が苦にならない人 ・動画視聴が好きな人 |
メリット | 今後も安定した需要が見込める |
デメリット | 実績が増えるまでは低単価の案件が多い |
動画編集は動画配信を行うクライアントからの依頼を受けて、動画の編集作業を代行する仕事です。たとえば、動画の不要な部分をカットしたり、出演者が話している内容のテロップを入れたり、エフェクトや効果音、背景画像などを追加する作業が一般的です。
クラウドソーシングで案件を受注する場合、プロジェクト単位の報酬が多く、動画1本あたり5,000円〜1万円程度が一般的です。
スキルや実績があれば、動画制作会社などの企業に営業を行い、直接案件を受注する方法もあります。企業の案件は1本あたり10万円を超えることもありますので、大きく稼げます。
12.翻訳
仕事内容 | 文書や会話文などを翻訳する |
始めやすさ | 始めやすい |
向いている人 | ・語学が得意な人 ・留学経験がある人 |
メリット | 文章を扱う仕事の中では報酬単価が高い |
デメリット | メジャーな言語では同じ仕事をするライバルが多い |
文章やメール、会話文などを、ある言語から別の言語に翻訳する仕事です。外国語を習得している人や留学経験がある人などにとっては、すでに持っているスキルを活かして稼げる在宅ワークとなります。
クラウドソーシングを使って企業や個人から案件を受注したり、エージェントサービスで長期継続する高単価案件を探すこともできます。英語ならTOEICや英検など、それぞれの言語の語学力の証明になる資格があると案件の獲得がしやすくなります。
報酬は日本語の文字数単位や、外国語のワード数単位で決まることが多く、専門用語が出てくる分野の翻訳は高単価になります。
言語によっても案件量や報酬が大きく変わります。最も案件が多いのは英語の翻訳ですが、中国語や韓国語などもニーズがあります。
13.オンライン講師
仕事内容 | ビデオ通話などを利用し、講師としてスキルや知識を教える |
始めやすさ | 始めやすい |
向いている人 | ・人に教えるのが好きな人 ・初対面の相手とのコミュニケーションが苦にならない人 |
メリット | 短時間で大きく稼げる |
デメリット | 専門知識とコミュニケーションスキルが求められる |
オンライン講師は、ビデオ通話の仕組みを使ってオンラインで授業を行う在宅ワークです。たとえばオンラインでパソコン教室や英会話、プログラミングなどの講師として受講生にスキルを教えます。イラストや音楽など趣味のレッスンを行う仕事もあります。
報酬は時給制やレッスン1回ごとの報酬が多く、時給1,000円~3,000円程度が一般的です。
自分のスキルを活かして短時間で稼げますので、他の在宅ワークをしながら副業としてオンライン講師をするのもよいでしょう。
在宅ワークの探し方
月20万円稼げる在宅ワークの種類についてイメージできたところで、実際に在宅ワークの仕事をどうやって探せばよいのか見ていきましょう。
主に以下の4つの探し方があります。
- 求人サイト
- クラウドソーシング
- エージェントサービス
- SNSを活用
それぞれの仕事の探し方の特徴、メリットなどを解説しますので参考にしてください。
1.求人サイトで探す
求人サイトにはオフィス勤務の正社員を募集する求人がメインで掲載されますが、その中に在宅ワークの募集もあります。時給制の在宅ワークやリモートワークがメインの正社員求人が探せるのも求人サイトのメリットです。
たとえば、以下のような有名な求人サイトを利用すれば、詐欺被害のリスクも減りますので安心して仕事を探せるでしょう。
- インディード
- スタンバイ
- ママワークス
大手求人サイトの「インディード」では正社員の募集の他に在宅ワークもたくさん掲載されています。プロフィール作成をして履歴書の登録もできますので、応募と自己PRがスムーズにできるという特徴もあります。
「スタンバイ」は日本の有名な求人サイトに掲載されている求人情報をまとめて一括検索できるのが特徴です。
「ママワークス」はその名の通り主婦向けの案件が充実しています。
まずは気軽に案件を検索してみるだけで、どのような求人があるかイメージがわくようになるでしょう。
2.クラウドソーシングサイトで探す
クラウドソーシングは、企業や個人がWeb上でフリーランスに仕事を依頼できるサービスです。業務委託形式の仕事がたくさん掲載されており、完全在宅の仕事がほとんどなので、在宅ワーク探しに向いています。
主なクラウドソーシングには以下のようなサービスがあります。
- クラウドワークス
- ランサーズ
- ココナラ
「クラウドワークス」は業界最大級のサービスなので、仕事を発注するクライアントの数が多く、大小様々な案件を探せるのが特徴です。
「ランサーズ」も業界最大級のクラウドソーシングで、フリーランスをサポートする福利厚生サービスが充実しています。
「ココナラ」はスキルシェア型のサービスで、自分のスキルや特技などを積極的に売り込むことができます。
上記のようなクラウドソーシングサイトでは、短期や小規模の案件が比較的多いので、これから実績を積みたい在宅ワークの初心者におすすめです。
3.エージェントサービスで探す
エージェントサービスは、仕事を依頼する企業と案件を探すワーカーをマッチングするサービスで、両者の間にコーディネーターが入りサポートしてくれるのが特徴です。
自分に合った案件探しや条件交渉、契約関係の心強いサポートが得られますので、安心して仕事に打ち込むことができます。ただし、ある程度のスキルや実務経験を積んだ経験者向けの案件が多いという特徴もあります。
エージェントサービスは多数ありますが、以下の3つは特におすすめのエージェントです。
- SOKKIN MATCH
- レバテックフリーランス
- Crowdtech
「SOKKIN MATCH」はWebマーケターやデザイナー、エンジニアなどの案件が豊富に掲載されています。スキル診断やクライアントへの報酬アップ交渉など、在宅ワークで月20万円またはそれ以上を稼ぐためのサポート体勢が整っているエージェントです。
「レバテックフリーランス」はWeb系やIT系に特化したエージェントで、認知度が高く案件数が多いのが特徴です。
「Crowdtech」は利用者の97%がリモートで働いていますので、在宅ワーク探しに向いているエージェントサービスです。
4.SNSで探す
X(Twitter)やFacebookなどのSNSを使って案件を受注する方法もあります。
たとえば、SNSで募集している在宅ワークの案件に、自分のSNSアカウントでコンタクトを取って応募することができます。自分のスキルや実績、人柄がわかるようにSNSのプロフィールを作っておけば営業活動がしやすくなるでしょう。
仕事用のSNSアカウントを作成して、自分の実績や作品について普段から情報発信するのもおすすめです。自分のSNSアカウントをポートフォリオとして活用し、向こうから仕事の依頼が入るのを待つことができます。Webデザイナーや動画編集、プログラマー、Webマーケターなど、Web系の仕事と相性のよい方法です。
実際に在宅ワークで月20万稼ぐ方を紹介!
実際に在宅ワークで月20万以上稼いでいる方にインタビューを行いました。
–自己紹介をお願いいたします!
こんにちは、Kです。
前職はインターネット広告代理店で働いており、現在は広告代理店のフロント業務を業務委託でを引き受けています。
-在宅ワークを始めた理由を教えてください。
在宅ワークだと働く時間を柔軟に決めることができるので、家族との時間や趣味にも時間を割くことができ、生活の質を上げることができると思ったからです。
-現在は、1日何時間くらい働いていますか?
決まった時間で何時から何時という風に働くのではなく、柔軟に働いています。なので平均で言うと、1日に合計2時間程度、1週間に10時間程度働いています。
-稼働時間はとても短いのにそれでも月20万以上稼げるんですね!
そうですね(笑)
前職で培ったスキルのおかげで高単価の案件を頂くことができ、短い稼働時間でも稼ぐことができています。
-次に、在宅ワークを始めて良かった点を教えてください。
基本的な業務は前職で学んだノウハウを活かすことができるのですが、現在引き受けている業務委託は前職と比較して会社の規模感が異なるので、それによって広告の運用ひとつとってもやるべきことが変わってきます。今までとは異なるお仕事をすることで、業務の幅も広がり、自分自身のレベルアップにも繋がっていると感じます。
-そうなんですね!そうしましたら、なにか在宅ワークのコツなどはありますか?
在宅ワークは働く時間を自分で決めることが出来る点が大きなメリットではありますが、時間が決められていないからこそダラダラと働いてしまい、非効率な働きになってしまうこともあります。なので私は、働くときは働くとメリハリをつけることを大事にしています。また、お仕事をする部屋には物をあまり置かないようにするなどして、働く環境も整えることも意識しています。
-現在、SOKKIN MATCHからお仕事を引き受けて頂いていると思うのですが、SOKKIN MATCHを活用してみての感想を教えてください。
SOKKIN MATCHは、取引先の企業様だけでなく、我々求職者への手厚いサポートもあるという点がとても良いと思います。
担当者の方が気さくで話しかけやすく、こまめに気にかけてくださるので、私も何かあれば相談しやすい環境が整っています。また、SOKKIN MATCHは担当者が人材会社の方ではなく、現役のプロのマーケターであるため、私が詳しくない領域のものに対して、しっかりとサポートに入ってくださるので取引先の企業様からの評価も高いですし、何よりも私にとって心強いパートナーとして居てくれるので安心して働くことができます。
-ここまでインタビューに応えてくださりありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします!
在宅ワークを始める上で気を付けたい税金問題
ここからは、在宅ワークで収入が発生した際に気をつけたい税金問題について解説します。
在宅ワークで月20万円稼ぐようになると、青色申告や経費の計上など、税金対策が重要になります。
1.確定申告をする
在宅ワークで継続的に収入を得ると、ほとんどの場合は確定申告が必要となります。
具体的には、以下の2つに当てはまる場合に確定申告が必要です。
- 本業として在宅ワークを行い、所得が年間48万円を超えた場合
- 副業として在宅ワークを行い、所得が年間20万円を超えた場合
所得とは、在宅ワークで得た収入から必要経費を引いて手元に残った金額のことです。
月20万円を稼いだ場合、年間の収入は240万円を超えますので、経費を引いたとしてもほぼ確実に確定申告が必要なラインを超えることになります。
例外として確定申告が不要になるのは、リモートワークが主体の仕事を正社員の契約で企業に雇用されて行う場合です。このケースでは収入は給与となり、税金が源泉徴収されますので確定申告は不要です。
それ以外の場合は確定申告が必要なので、在宅ワークで月20万円を稼いだ場合は、ほぼ確実に毎年確定申告を行うことになります。
2.青色申告は必須ではない
ほとんどの場合、在宅ワークの収入は事業所得として確定申告を行います。
事業所得の申告方法には青色申告と白色申告の2種類があり、どちらにするかは自分で選べます。青色申告は経理の処理や記録が大変そうと感じる人もいるかもしれませんが、青色申告はしなければならない義務ではありません。
最初は白色申告で確定申告を行い、経理の負担を減らすという考え方もあるでしょう。白色申告は税務署への事前申請は不要で、収支内訳書というシンプルな書式で申告できるのがメリットです。
ただし、青色申告の方が税金が安くなるというメリットがあります。安定して大きく稼げるようになったら、節税のために青色申告の申請をしたほうがよいでしょう。
青色申告では減価償却の処理で有利になったり、赤字の繰り越しができるというメリットもあります。在宅ワークのために大きな設備投資や先行投資を行うときは、その年度が始まるまでに青色申告の申請をしておくことをおすすめします。
3.経費になるもの、ならないもの
在宅ワークの収入を申告するときに、仕事のために必要な支出を経費として扱うことができます。
ただし、何でも経費にできるわけではなく、経費になるものとならないものがあります。よくある例を挙げると、以下のようになります。
経費になるもの | ・パソコン本体や周辺機器の購入費用 ・文房具やプリンターのインクなど事務用品 ・仕事用の電話代やインターネット通信費 ・家賃の一部(仕事用で使用した割合に応じて計算) |
経費にならないもの | ・プライベートの電話代 ・食費 ・休憩時の娯楽費用 ・仕事で使わない自家用車のガソリン代 ・仕事以外の交通費 |
基本的な考え方はシンプルで、仕事のために支払った金額は経費にできますが、仕事とは関係のないプライベートな出費は経費になりません。自宅の家賃や仕事とプライベートの両方で使うスマホ代、インターネット通信費などは、仕事用として使った割合を経費にできます。
税金の計算の元になるのは収入から経費を引いて残った金額なので、できるだけ経費を計上することで、税金を安くすることができます。
よくある質問
月20万円を目標に在宅ワークをする際に、よくある質問や疑問点と、その回答についてまとめました。
資格は必要?
在宅ワークをするために資格の取得は必須ではありません。資格を全く持っていなくても、実務経験があれば案件を受注できます。
ただし、特定のスキルを求められる在宅ワークでは、資格を持っていた方が高単価案件を受注しやすくなる場合があります。
たとえば、Webデザインやプログラミング、翻訳などの仕事では、資格が案件獲得に有利に働きやすくなるでしょう。豊富な実務経験と資格の両方があれば、高単価案件を獲得し、安定して稼ぐことができるようになります。
詐欺に合わないためにはどうしたらいい?
在宅ワークで詐欺にあわないためには、案件の契約を結ぶ際に以下のポイントをしっかりと確認することが大切です。
- 案件サイトの運営会社の信頼性
- 契約相手の信頼性
- 仕事内容
- 報酬額や支払い期日など
案件サイトや契約相手の信頼性については、ネットで悪い評判がないか調べてみるようにしましょう。悪い評判が目立ったり、または一切何の情報も見つからない場合は避けた方が無難です。
契約をする前に、仕事内容や作業量、報酬額で不利なところはないか、報酬の計算方法や支払い時期などを必ず確認しましょう。
内職で月20万稼げる?
内職は黙々と単純作業を続けるだけで稼げるのが魅力ですが、報酬は高くありません。
内職だけで月20万円稼ごうとすると、大量の仕事を受注して毎日長時間の作業を続けることになってしまいます。絶対に不可能ではありませんが、月20万円稼ぐのは難しいでしょう。
在宅ワークで稼ぐポイントのひとつは、得意分野や好きなことを活かして、スキルが必要な仕事を選ぶことです。最初は実績を積むまで時間がかかるかもしれませんが、一度稼げるようになると自分の好きなことで月20万円稼げる魅力的な働き方になるでしょう。
在宅ワークで月10万円稼げるおすすめの仕事21選
まとめ
この記事では月20万円稼げるおすすめの在宅ワークや在宅ワークの探し方、稼ぐためのコツなどを紹介しました。
月20万円を目標に在宅ワークをするなら、自分のスキルや得意分野を活かせる単価の高い仕事を見つけることが重要です。
デザインやイラスト制作が好きならWebデザイナー、動画を見るのが好きなら動画配信や動画編集というように、好きなことや興味のある分野で稼ぎやすい仕事を探すことがおすすめです。
月20万円稼げるようになるとほぼ確実に確定申告が必要となり、収入が増えた分だけ税金も高くなります。経費の計上や青色申告など、適切な税金対策を行うようにしましょう。
ぜひこの記事でお伝えしたことを参考にしていただき、自分に合った月20万円稼げる在宅ワークを見つけてください。
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