身体と心の両方へのアプローチをしながらリハビリをする専門職の作業療法士は、国家資格が必要な職業です。
しかし年収は給与所得者を下回っており、決して高いとはいえません。そのような状況を打開するための方法として、副業を考える人もいるでしょう。

本記事では、作業療法士の副業全般について解説します。副業のメリット・デメリット・おすすめの仕事なども紹介するので、参考にしてください。
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作業療法士が副業するメリット
作業療法士が副業するメリットを紹介します。
キャリアの幅が広がる
キャリアの幅が広がる点は、作業療法士が副業するメリットといえるでしょう。副業の選択肢は多岐にわたるからです。
本業が作業療法士だからといって、副業も作業療法士に縛られる必要はありません。本業と同職種の副業も多数ありますが、違った業界・職種を選択することも可能です。

例えば、動画配信を副業に選んだとしましょう。誰でもできる日常生活動作や環境改善の指導などの解説動画を実演を交えながら作成し、動画配信サイトで公開すれば収益化できます。
このとき動画の撮影方法・わかりやすい説明力などのスキルが身につき、これらを武器にして動画作成・講演会へのオファーなどが舞い込むかもしれません。
このように選択する副業によって新たなスキルが身につき、キャリアの幅が広がる点は副業するうえでのメリットとしてあげられます。
収入がアップする
収入がアップする点も、副業のメリットです。
厚生労働省が運営する job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))によると、2025年3月時点での作業療法士の年収は約430万円と公開されています。
一方で国税庁が公開している「令和5年分 民間給与実態統計調査」にて、2023年12月31日時点での給与所得者の平均年収は約460万円です。
選択する職種および働き方にもよりますが、副業をすることでこの約30万円の差を埋めることも可能です。収入が増えれば生活にもゆとりが生まれるので、副業する利点として大きいといえるでしょう。
気分転換になる
副業することで、気分転換になる場合があります。副業は、本業とは異なる環境下で仕事をするからです。
毎日家と仕事の往復を繰り返し、同じ環境下に身を置いて仕事をしていると、それがストレスになることがあります。変化のない日常に「飽きた」「単調」と感じ、仕事へのモチベーションが下がるケースも少なくありません。
やる気・モチベーションの維持が困難になると休息を取る方法が一般的ですが、副業が休息の代わりになってくれることもあります。特に「同じことに繰り返し」にストレスを感じている場合は、休息よりも副業のほうが気分転換になるかもしれません。
自分の世界観が広がる
世界観が広がる点も、副業のメリットといえるでしょう。副業では業種・職種を超えた人とのつながりができるからです。
同じ職場に勤務し続けていると環境・同僚が限定されてしまい、新しい出会いに触れる機会はあまり訪れません。新しい従業員が入ってきたとしても、慣れ親しんでいる職場という環境下であることから、大きな変化は期待できないでしょう。
副業は、本業とは異なる業界・業種へ飛び込むチャンスです。価値観の異なる人と出会う機会も多く、未知の場所で仕事をすることで新しい発見が得られるでしょう。
作業療法士が副業するデメリット
作業療法士が副業して得られることはメリットだけではありません。
デメリットについて紹介するので、前述したメリットとあわせて参考にしてください。
過重労働になる可能性がある
過重労働になる可能性がある点は、副業をする際のデメリットとしてあげられます。副業をすることで、単純に仕事をする時間が増えるからです。
本業とは別に副業も行うことは仕事をする機会が増加することであり、全体的な労働時間も増えてしまいます。副業の状況にもよりますが、休日も副業の稼働時間にあてなければならないことも出てくるでしょう。
過重労働になるとプライベートの時間は、減少します。休日を副業の稼働時間にあてる場合、家族・友人・知人と過ごす時間がなくなるため、人間関係に亀裂が生じることもあるかもしれません。
本業・副業とあわせて、プライベートの時間も確保するように心がけたほうがよいでしょう。
本業のパフォーマンス低下の危険性がある
本業のパフォーマンス低下の危険性も、副業する際のデメリットといえます。
例えば副業をすると本業以外の時間を稼働時間にあてることになるため、心身ともに疲労が蓄積しやすくなるでしょう。過度な疲労の蓄積は体調に悪影響を及ぼし、本業のパフォーマンス低下を引き起こす原因になり得ます。
また副業に集中するあまり、本業をおろそかにしてしまう可能性も否定できません。納期が設定されている副業の場合、間に合わせるために本業で残業を依頼されて受けられないということもゼロではないのです。
収入が不安定になりやすい
収入が不安定になりやすい点も、副業のデメリットといえるかもしれません。
副業の選択肢には職種・業種の縛りはなく、自由に選べます。しかしすべての副業で、安定した収入が得られるとは限りません。勤務日数・稼働時間に左右される部分が多いため、これらが少ない場合は副業収入も減少してしまいます。
思うように副業収入が得られない状態が続くと、モチベーションの維持が困難になるでしょう。
雇用保険の対象外となる可能性がある
副業は、雇用保険の対象外になる可能性があります。雇用保険は、主たる収入源の勤務先でしか加入できないからです。
雇用保険に加入していると、離職時にさまざまな給付が受けられます。求職者給付・教育訓練給付は、雇用保険加入時の代表的なメリットといえるでしょう。
しかし雇用保険は主たる収入源として所属する勤務先のみでしか加入できず、重複はできません。
作業療法士に最適な副業
作業療法士に最適な副業を紹介しましょう。
訪問リハビリ
特徴
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・要介護者の自宅に派遣 ・高齢者や障害者の日常生活を確認 ・問題点の改善を目的としたリハビリ ・非常勤勤務がメイン |
メリット
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・本業で培ったスキルを発揮 ・シフトの融通が利きやすい ・サポートの方法などの現場学習が可能 ・時給や報酬は高め ・退所や退院支援に関する知識と技術の取得と向上 |
デメリット
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・在宅ワークやリモートワーク不可 ・過重労働になる可能性あり |
注意点
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・本業を含めた労働時間に注意 ・思い通りのシフトで入れない可能性あり |
始め方
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・求人サイト ・訪問看護や訪問リハビリステーションによる直接求人 など |
発達障害児施設の児童指導員
特徴
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・障がい児を対象とした生活動作訓練 ・個別および集団活動での指導 ・言葉や運動能力などの発育促進 ・日常生活の問題点に対する解決サポート ・発育支援センターや放課後デイサービスなどが中心 |
メリット
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・子どもの成長を見守りながらの作業が可能 ・子どもと保護者の両方との触れ合いが可能 ・発達障害に特化した支援スキルの獲得と向上 |
デメリット
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・過重労働になる可能性あり ・希望する日時に勤務できない可能性あり ・介護領域と比較すると時給は低め |
注意点
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・児童指導員任用資格が必要 ・子どもの健康状態などのリスク管理意識が必要 ・子どもと保護者の関係性の的確な見極めが重要 ・夜間勤務の可能性あり |
始め方
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・介護職専門の求人サイト ・一般的な転職サイト など |
介護施設での非常勤
特徴
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・正社員の作業療法士の代理 ・生活動作や機能の訓練 ・利用者を考慮した余暇活動の提案および実施 ・介護老人の保険施設および福祉施設にて勤務 |
メリット
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・個人にあわせたリハビリの実施スキルが向上 ・本業で培った技術や知識の活用可能 ・週1~2日程度の勤務 ・施設によって高時給を提示しているところあり |
デメリット
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・人手不足の場合は残業になる可能性あり ・身体介助による身体への負担大 ・一般的には時給や報酬は低め |
注意点
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・労働時間によっては正社員扱いになる可能性あり ・勤務地が本業と同一敷地内の場合は合算 |
始め方
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・介護職専門の求人サイト ・一般的な転職サイト など |
スポーツトレーナー
特徴
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・スポーツジムやスポーツ講習などで勤務 ・利用者にあわせたトレーニングメニューの提案と指導 ・利用者が抱える課題点の洗い出しと解決策の提案 |
メリット
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・作業療法士としての経験や知識を活用 ・本業の時間外での稼働が可能 ・介護施設や病院とは異なる人たちとの出会いあり ・新たなスキルや知識を学ぶ機会が豊富 |
デメリット
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・報酬は指導スキルによって変動 ・トレーニング指導法などの知識が必要 ・利用者とのコミュニケーション能力が重要 |
注意点
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・施設によっては報酬が歩合制のところあり ・利用者の獲得数によって収入が激減する可能性あり |
始め方
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・求人サイト ・スポーツジムでの直接求人 など |
セラピストに向けたセミナー講師
特徴
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・企業や自治体が主催するセミナー ・クライアントにあわせた内容の原稿作成および講演 ・実技指導を伴う場合あり |
メリット
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・作業療法士としてのスキルや経験が活かせる ・講師としてのスキルの獲得と向上 ・参加者との交流を介した人間関係の広がり ・知名度の向上 |
デメリット
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・セミナーの規模や知名度によって報酬に変動あり ・安定した収入が得にくい |
注意点
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・わかりやすく伝えるコミュニケーションスキルが必要 ・知名度が低い間は依頼がない可能性あり |
始め方
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・クラウドソーシングサイト ・友人や知人の紹介 など |
オンラインでの講師
特徴
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・作業療法士に関するオンライン講座の講師 ・講座の企画立案と実施 ・講座で使用する資料の作成 ・オンライン講座の準備と収録 ・受講生からの質疑応答や課題の採点 など |
メリット
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・作業療法士としての経験と知識が活かせる ・リモートワークや在宅ワークが可能 ・スキマ時間を活用した稼働が可能 ・講師としての知識と経験の獲得 |
デメリット
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・報酬に対して作業量が見合わない可能性あり ・パソコンやWebカメラなどのパソコン周辺機器が必要 ・安定したインターネット環境が必要 |
注意点
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・最新情報の獲得が重要 ・継続的な学習が必要 |
始め方
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・クラウドソーシングサイト ・求人サイト など |
医療系のWebライター
特徴
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・作業療法士に関するWebコンテンツの作成 ・企画の提案から作成まで担当する可能性あり ・契約内容によっては更正および監修を担当 |
メリット
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・作業療法士としての専門的な知識が活かせる ・在宅ワークやリモートワークが可能 ・スキマ時間を活用した稼働が可能 |
デメリット
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・実績数が少ない間は報酬が低い可能性あり ・稼働時間に対して報酬が見合わない場合あり |
注意点
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・成果報酬型なので納期遅れは厳禁 ・一定以上の文章作成能力が求められる可能性あり |
始め方
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・クラウドソーシングサイト ・エージェントサイト ・SNSを利用した営業 など |
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異なる業界の副業
副業はさまざまな職種・業種があり、どれを選択するかは本人次第です。動画の作成・編集やウェブデザインといった医療とは関係のない業種を選ぶことも可能であり、作業療法士に限定する必要はありません。
職種によってはスキル・経験が必要なものもありますが、オンライン講座などを活用して作業療法士とは関係のない知識・スキルを習得するとよいでしょう。
資格を保有していれば、未経験・初心者でも受注可能な案件も豊富にあります。

副業は新たな可能性を切り開くチャンスでもあるので、作業療法士・医療業界に限定せずにさまざまな職種に挑戦してみてはいかがでしょうか。
▼ こちらで土日にできるおすすめの副業を紹介!

作業療法士が副業を始める際の注意点
作業療法士が副業を始める際の注意点を紹介します。
就業規則を確認する
副業を始める前に、本業の就業規則を確認してください。
2018年1月に公表された副業・兼業に関するガイドラインにより、国はこれらを推進する方向に舵を切りました。そのため法律上は副業・兼業が可能であり、行っても罰則などは発生しません。
就業規則にて副業を禁止している場合、違反が確認されると減給・懲戒免職などのペナルティが発生する可能性があります。
本業との両立ができるか検討する
本業との両立が可能かどうか検討することも、注意点のひとつにあげられます。主たる収入源は本業であり、副業は補完的な立場にあるからです。
副業の職種・働き方にもよりますが、必ずしも安定した収入が得られるとは限りません。不安定な収入になるかもしれない状況にあっても副業が続けられるのは、本業で安定した収入が得られるおかげです。
どのような職種・業界も選択は自由ですが、本業との両立が可能かどうかは検討してください。
副業先の条件を確認する
副業先での条件確認も、注意すべきポイントです。特に以下の点に注目して、条件を確認するとよいでしょう。
2.業務内容
3.報酬
4.報酬発生のタイミング
5.守秘義務
これらは副業を請け負う側にとって重要な項目です。1~4はすべて報酬にかかわってくる項目であり、守秘義務は賠償責任問題に発展しかねません。
上記で紹介した項目は、すべて契約書に明記される内容です。契約を取り交わす前に事前のすり合わせなどで決定した内容と相違がないかどうか、丁寧に確認しましょう。
確定申告を怠らない
副業の年間所得額によっては、確定申告の義務が発生します。
確定申告有無のボーダーラインは年間所得額20万円であり、この金額を超えた場合は申告および納税をしなければなりません。ボーダーラインの金額は、年間収入額から経費を差し引いた所得額です。
確定申告は原則として毎年2月16日~3月15日までの1カ月間なので、この期間に申告および納税を完了させてください。申告遅れ・意図的な申告無視は、追徴課税の罰則対象です。対象の場合は、必ず確定申告を行いましょう。
▼ 副業で確定申告する際のポイントをこちらで解説。

情報管理を徹底する
本業・副業ともに、情報管理は徹底しなければなりません。
作業療法士という職業柄、患者さんの個人情報を簡単に入手できる立場にあります。悪気はなくても患者さんのプライバシーにかかわることを他者に漏らしてしまうと個人情報保護法に反することになり、罰則が課せられるかもしれません。
副業も同様であり、クライアントのなかには依頼した業務内容を外部に漏らすことを禁じているケースもあります。その場合、次の副業案件を獲得するためのポートフォリオ利用はできません。
守秘義務違反は損害賠償などの責任問題に発展する可能性が高いので、情報管理は徹底してください。
トラブルに最大限気をつける
副業で仕事・案件を受注する際は、トラブルに巻き込まれないように注意しなければなりません。
例えば以下のような副業案件は何らかのトラブルに巻き込まれるリスクがあるので、避けたほうがよいでしょう。
・仕事の内容が利用している副業サイトの規約に違反している
・短期間での高額報酬をうたっている
これらは、犯罪に巻き込まれるリスクを秘めています。犯罪の被害者ではなく、加害者になりうるリスクも高いので応募・受注は控えましょう。
作業療法士の副業の始め方
作業療法士の副業の始め方の一例を紹介します。
自分の得意なことや強みを把握する
自分の特技・強みを把握することが重要です。
副業に業種・職種の縛りはなく、未経験・初心者でも応募可能な案件も多数あります。しかし安定収入・高額報酬を狙う場合は、一定以上のスキル・実績が必要です。
自分の特技・強みを把握しておけば、副業を継続する際にも案件選びで迷うことは少なくなるでしょう。

例えば作業療法士の場合、さまざまな患者さんとコミュニケーションを取る機会が豊富です。また丁寧な対応を求められることも多いでしょう。コミュニケーションスキル・丁寧な対応は、副業を始める際の強みとしてアピールできます。
選択肢が多いということは、それだけ迷う可能性が高いということです。副業を始めてからも迷うことがないように、最初に特技・強みを紙に書き出して把握しておくことをおすすめします。
強みやスキルを活かせる副業を選ぶ
強み・スキルを活かせる副業を選ぶことも、副業を始める際の重要なポイントです。
副業での選択肢は多種多様である一方で、得られる報酬には大きな差があります。例えば一定の実績数を求める案件と未経験者の応募可能な案件とでは、設定されている報酬が大きく異なるのが現状です。
作業療法士としての知識・スキルを活かす場合、介護施設やスポーツジムだけではなく、Webライターや講師という選択肢もあります。
明確化した強み・スキルに応じてどのような仕事があるのかを考え、分類してみるのもひとつの方法です。そのうえで、リモートワーク・通勤スタイルを含めてどのような働き方がしたいのかも含めて副業を選びましょう。
本業と副業の両立を意識する
副業を選ぶ場合は、本業との両立を意識してください。
両立といっても、本業と副業を同一に考慮するという意味ではありません。主たる収入源である本業を失うと、生活基盤が崩れてしまいます。副業で安定収入が得られれば大きな問題にはなりませんが、そうではない場合は生活に不安を抱えながら副業しなければなりません。
このような事態を避けるためにも、本業と副業のバランスを考えましょう。
副業先と適切な情報共有を行う
副業先との適切な情報共有を行うと、快適な副業ライフが楽しめます。
副業で取引のあるクライアントと良好な関係を築くことで、本業の繁忙期には仕事量を減らすなどの対応をしてもらえるかもしれません。
作業療法士の副業を成功させるポイント
ここからは、作業療法士の副業を成功させるポイントについて解説します。
目標設定を明確にする
副業を成功させたいのなら、明確な目標設定をすることです。
例えば、収入を増やしたくて副業を始めたとしましょう。単に「収入増加」という目標だけでは、副業が続かない可能性があります。始めたばかりのころは、安定かつ高報酬は期待できないからです。
「半年で月5万円」「1年で月10万円」のように期間と金額を決めて副業に取り組むことで目標が明確になり、副業も継続できるでしょう。
スケジュール管理を工夫する
スケジュール管理も副業を成功させる重要な秘訣です。副業の案件数が増えてきたり、本業が繁忙期に突入したりした場合、混乱する可能性があるからです。
副業のなかには納期が設定されているものがあり、その場合は成果物を納期までに完成させて納品しなければなりません。複数の案件・仕事を受注して並行させると混乱してしまい、納期ぎりぎりになって慌てて取り組むといったことも起こるかもしれないのです。
スケジュール管理を行う際には、以下のようなツールを活用するとよいでしょう。
ツール名
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概要
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Googleカレンダー | GmailをはじめとするGoogle関連のツールを使用している人におすすめ |
Yahoo!カレンダー | リマインダー、共有機能などの機能あり |
Microsoft To Do | ToDo形式でスケジュール管理可能ができるツール |
Time Tree | プロジェクト別に時間単位でスケジュール管理が可能 |
Refills Lite | マップ機能が搭載された無料ツール |
上記はスケジュール管理に特化した便利ツールの一部ですが、いずれも無料です。
モチベーションを維持する
副業を成功させるためには、継続的なモチベーションの維持が欠かせません。副業は、開始してすぐに目に見える結果が得られるとは限らないからです。
多くの職種・業界では、経験数・実績数が重視されます。これらは短期間で伸ばせる要素ではなく、継続して少しずつ増やしていくしか方法がありません。
「収入が増えない」「高額案件が獲得できない」といった状況が続いても、モチベーションを維持して継続することで思うような結果が得られるようになります。
副業仲間や交流をうまく活用する
副業仲間・交流をうまく活用することで、成功率が高くなるかもしれません。
副業は孤独な作業が多く、悩み・問題に直面した際には独自の対応を余儀なくされます。そのような状況に遭遇した時、副業仲間がいれば乗り越えられる可能性は高くなるでしょう。
作業療法士の副業に対する心構え
作業療法士の副業に対する心構えを確認していきましょう。
利益よりも信頼関係を重視する
副業では、利益よりも信頼関係を重視することをおすすめします。信頼関係を重視したほうが、継続して案件がもらえる可能性が高くなるからです。
例えば単発で10万円の報酬が発生する案件と、1回3万円で取引の状況によって継続してもらえる可能性がある案件とでは、どちらのほうがよいでしょうか。
1回3万円の案件であったとしても、取引で信頼関係が築ければ半年や1年といった長期にわたって仕事を依頼してもらえるかもしれません。その間にどれくらいの依頼が舞い込むかはわかりませんが、単発で10万円の案件よりも稼げるかもしれないのです。

このように安定収入という面でも、利益よりも信頼関係を重視したほうがよいでしょう。
収入が不安定でも継続する
収入が不安定であっても、副業を継続してください。副業に取り組む期間が長くなればなるほど、案件の獲得率や高額案件獲得の可能性が高まるからです。
副業は実績数が重視される世界であり、増やすためには継続して取り組むしかありません。
始めたばかりのころは、誰しも収入が不安定な状態にあります。その状況を乗り越えることで安定収入が得られるようになるので、めげずに継続しましょう。
まとめ
作業療法士の副業について解説しました。
作業療法士が副業をすることに対して、法律的な制限はありません。ただし、本業の勤務先で就業規則にて禁じている場合があるので、事前確認と相談を怠らないようにしましょう。

そのうえで本記事で紹介したおすすめの副業・始め方・注意点などを参考に、ライフスタイルにあった職種・働き方を選択してください。
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