コンサルに必要な能力とは?必須スキル一覧と身につけ方を徹底解説

ビジネス・経営

コンサルタントへの転職や就職を目指す方にとって、「どんな能力が必要なのか」「自分のスキルで通用するのか」という不安は尽きないものです。近年、コンサル業界への注目度はますます高まり、優秀な人材に対する要求水準も年々上がっていると言われています。

この記事では、コンサルタントに求められる必須スキルの一覧から、論理的思考力・問題解決力・コミュニケーション力などの具体的な鍛え方、未経験からでも能力を身につける方法、さらには取得を検討したい資格まで、あなたの疑問に丁寧にお答えします。ぜひ参考にしてください。

今回はコンサルタントに必要な能力について分かりやすく解説しますね。求められるスキルの全体像から鍛え方まで、順を追ってお話ししていきます。
コンサルに興味があるので、ぜひ知りたいです!必要な能力ってたくさんありそうですよね。

コンサルに求められる能力とは

コンサルタントとして活躍するためには、単一のスキルではなく複数の能力をバランスよく備えていることが求められます。まずは、コンサルタントの役割や仕事内容を整理しながら、なぜ高度な能力が必要とされるのかを確認していきましょう。

コンサルタントの役割と仕事内容

コンサルタントとは、クライアント企業が抱える経営・業務上の課題に対して、専門的な知識や客観的な視点からアドバイスや解決策を提供する職業です。単に提案するだけでなく、実行支援まで担うケースも多く、幅広い役割を求められます。

具体的な仕事内容は、クライアントへのヒアリングから始まり、課題の特定・分析、解決策の立案、資料作成・プレゼンテーション、そして施策の実行支援まで多岐にわたります。プロジェクト単位で動くことが多く、複数のクライアントや案件を並行して進めることも珍しくありません。

フェーズ 主な業務内容
課題把握 ヒアリング・インタビュー・現状分析
調査・分析 市場調査・データ分析・ベンチマーク調査
提案 解決策の立案・資料作成・プレゼンテーション
実行支援 施策の導入サポート・進捗管理・効果検証

なぜ高度な能力が求められる?

コンサルタントには、クライアントが社内では解決できない課題を外部の立場から解決することが期待されます。そのため、クライアントの期待水準は常に高く、成果に対する責任も重いという特性があります。

また、担当する業界や課題の内容はプロジェクトごとに異なることが多く、短期間でキャッチアップする学習力や応用力も不可欠です。さらに、経営層を相手に論理的な提案を行う場面も多いため、思考力・表現力・対人スキルをバランスよく備えていることが求められます。

こうした背景から、コンサル業界では多方面にわたる高い能力水準が標準として求められているのです。
クライアントが社内で解決できない課題を扱うんですね。それは確かにプレッシャーが大きそうです…。
そうですね。だからこそ、必要な能力を体系的に理解しておくことが大切なんですよ。

コンサルに必要な能力一覧

コンサルタントには、クライアントの課題を解決し、具体的な成果を出すために、幅広いスキルが求められます。論理的な思考力からコミュニケーション能力、専門知識まで、求められる能力は多岐にわたります。ここでは、コンサルタントとして活躍するうえで特に重要な能力を一覧形式で詳しく解説します。

能力 概要 特に重要な場面
論理的思考力 物事を筋道立てて整理・分析する力 課題の特定・提案立案
問題解決力 課題の根本原因を見つけ、解決策を導く力 プロジェクト全般
調査・分析力 情報を収集・整理し、示唆を引き出す力 現状把握・戦略立案
コミュニケーション力 相手の意図を正確に把握し、適切に伝える力 ヒアリング・折衝
プレゼンテーション力 提案内容をわかりやすく伝える力 提案・報告の場面
ドキュメンテーション力 情報を整理し、わかりやすい資料を作成する力 報告書・提案書作成
プロジェクトマネジメント力 スケジュールや人員を管理し、成果を出す力 プロジェクト推進全般
ファシリテーション・交渉力 会議を円滑に進め、合意形成を図る力 会議・ステークホルダー対応
業界・専門知識 担当分野に関する深い知識と理解 提案の説得力向上
プロフェッショナルマインド 責任感を持ち、成果にこだわる姿勢 日常業務全般
柔軟性・ストレス耐性 変化や負荷に対して冷静に対応する力 タフな局面・急な仕様変更
タイムマネジメント力 限られた時間の中で優先順位をつけて動く力 複数案件の並行対応

論理的思考力(ロジカルシンキング)

論理的思考力とは、物事を整理・分解し、根拠のある結論を導き出す力です。コンサルタントはクライアントの複雑な課題に向き合うため、感覚や経験だけでなく、論理的な筋道に沿って考える習慣が不可欠です。

MECEやロジックツリーといったフレームワークを活用して、問題を構造的に把握する能力が、提案の説得力や質を大きく左右します。

「なぜそうなるのか」を常に問い続ける姿勢がロジカルシンキングの基本です。

問題解決力

問題解決力とは、課題の表面的な現象だけでなく、その根本原因を特定し、有効な解決策を考え出す力です。コンサルタントの仕事の本質とも言える能力で、単に答えを出すだけでなく、実行可能な形で提案できるかどうかが問われます。

現状分析→課題の特定→打ち手の立案→実行支援というプロセスを着実に進める力が求められます。問題を分解して考え、優先度をつけながら動けるかどうかが、コンサルタントとしての実力を示す場面です。

調査・分析力(リサーチ・インプット力)

コンサルタントは、提案の根拠となる情報を自ら収集・整理する力が必要です。市場動向・競合情報・業界データなど、さまざまな一次情報・二次情報を組み合わせ、意味のある示唆を引き出すことが求められます。

情報の信頼性を見極めながら、短時間で必要な情報をまとめ上げるスピードと精度が、クライアントへの提案品質を左右します。インプット量が多いほど、提案の幅と深みが増します。

コミュニケーション力(ヒアリング・質問力)

コンサルタントにとってのコミュニケーション力は、単に「話が上手い」ことではありません。クライアントが本当に抱えている悩みや課題を正確に引き出すための、ヒアリング力・質問力が核となります。

相手の話をしっかり聴き、適切な問いを立てることで、表面に出てこない本質的な課題を把握する力が求められます。

信頼関係の構築にも直結する、コンサルタントの基礎能力のひとつです。

プレゼンテーション力

分析や提案をどれだけ精緻に作り上げても、相手に正確に伝わらなければ意味がありません。コンサルタントには、複雑な内容をわかりやすく整理し、聴衆の納得を得るプレゼンテーション力が求められます。

相手の理解度や立場に合わせて話し方・構成を変えながら、論理と感情の両面で相手を動かす能力が重要です。スライドの見せ方、言葉の選び方、話す順番すべてが提案の成否に影響します。

ドキュメンテーション力(資料作成力)

コンサルタントの成果物の多くは、報告書や提案書といったドキュメントとして残ります。情報を整理し、読み手が直感的に理解できる資料を作成する力は、実務上欠かせないスキルです。

PowerPointやWordを使いこなすだけでなく、「伝えたいことが一目で伝わる構成を設計する力」が本質です。見た目の整理だけでなく、論理的な流れと視覚的なわかりやすさを両立させることが求められます。

プロジェクトマネジメント力

コンサルティングの現場では、複数のタスクが同時進行するプロジェクト形式での業務が一般的です。スケジュール管理・メンバーの役割分担・品質管理など、プロジェクト全体を俯瞰して動かす力が必要です。

納期・品質・コストのバランスを保ちながら、関係者を巻き込んで成果を出し続ける推進力が求められます。特にシニアポジションになるほど、この能力の比重が大きくなります。

ファシリテーション・交渉力

コンサルタントは、クライアント社内のさまざまな立場の人が参加する会議を取り仕切る機会が多くあります。意見が対立する場面でも、議論を整理して合意形成へと導くファシリテーション力が必要です。

各ステークホルダーの利害を把握しながら、全員が納得できる落としどころを見つけ、前向きな議論を引き出す力が求められます。交渉力は特に、提案の採用・予算獲得の場面で力を発揮します。

業界・専門知識

クライアントの信頼を得て的確な提案を行うには、担当する業界や分野に関する専門知識が不可欠です。汎用的なスキルをいかに持っていても、業界への理解が浅ければ提案の説得力は生まれません。

業界の構造・慣習・規制・トレンドを踏まえた提案ができるかどうかが、コンサルタントとしての差別化につながります。専門性はキャリアを通じて継続的に蓄積していくものです。

プロフェッショナルマインド(責任感・コミット力)

コンサルタントには、知識やスキルだけでなく、プロとしての姿勢や意識も強く求められます。クライアントの課題を「自分ごと」として捉え、成果に対して責任を持ち続けるマインドセットが重要です。

どんな状況でも妥協せず、クライアントにとって最善の答えを追い求める姿勢が、長期的な信頼関係の構築につながります。

業務の質と誠実さが、コンサルタントとしての評価を決める大きな要素です。

柔軟性・ストレス耐性(タフネス)

コンサルタントの業務は、タイトなスケジュール・急な方針変更・厳しいフィードバックなど、プレッシャーの大きい場面が日常的に発生します。こうした環境でも冷静に対応できる柔軟性とタフネスが必要です。

予期しない変化にも動じず、状況に応じて自分のアプローチを柔軟に切り替えながら成果を出し続ける力が、コンサルタントとして長く活躍するうえで欠かせません。

タイムマネジメント力

コンサルタントは複数のプロジェクトや案件を同時に抱えることが多く、限られた時間の中でいかに成果を出すかが常に問われます。優先順位の判断と時間の使い方が、アウトプットの質と量を大きく左右します。

タスクの重要度と緊急度を正確に判断し、無駄なく動くための時間管理能力は、高い生産性を維持するために不可欠です。自己管理ができてこそ、チームや組織への貢献度も高まります。

12個も能力があるんですね…!どれも重要そうで、何から鍛えていいか迷いそうです。
すべてを一気に身につける必要はありません。基礎となる論理的思考力から段階的に積み上げていくのがおすすめですよ。

【分野別】コンサルタントに求められるスキル・能力

コンサルタントといっても、その活躍する分野は多岐にわたります。前章で紹介した能力はどの分野にも共通するベースとなるものですが、それぞれの専門領域によって、特に重視されるスキルや知識は異なります。ここでは、代表的な5つの分野ごとに求められる能力を整理して解説します。

戦略・経営コンサル

戦略・経営コンサルタントは、企業全体の方向性や競争優位性に関わる意思決定を支援する役割を担います。クライアントの経営課題を短期間で把握し、実行可能な解決策を提示する必要があるため、特に高度な思考力と説得力が求められます。

戦略・経営コンサルでは、以下のスキルが特に重視されます。

求められるスキル 具体的な内容
論理的思考力 複雑な経営課題を分解し、根拠をもとに解決策を導く力
市場・競合分析力 業界動向や競合他社の動きを素早く把握する力
プレゼンテーション力 経営幹部を相手に、明確かつ説得力ある提案を行う力
仮説思考 限られた情報の中で仮説を立て、素早く検証を進める力

戦略・経営コンサルはコンサル職の中でも特に難易度が高く、マッキンゼーやBCG、ベイン・アンド・カンパニーなどの外資系ファームでは、採用段階からケース面接による論理的思考力の選考が行われます。日常的に経営指標やフレームワーク(3C・SWOT・ポーターの5フォースなど)を使いこなせることが前提となります。

IT・DXコンサル

IT・DXコンサルタントは、企業のデジタル化や業務効率化を支援する専門家です。近年、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進が多くの企業で急務となっており、需要が急速に拡大している分野でもあります。

IT・DXコンサルで特に求められるスキルは以下のとおりです。

求められるスキル 具体的な内容
IT・システム知識 クラウド、ERP、APIなど主要なITの仕組みを理解する力
業務プロセス改善力 現状の業務フローを可視化し、最適化の提案ができる力
プロジェクトマネジメント力 複数のステークホルダーを巻き込みながら計画を推進する力
要件定義・折衝力 クライアントのニーズを正確に引き出し、仕様へ落とし込む力

IT技術の知識を持つだけでなく、「技術をビジネスの成果につなげるための橋渡し役」としての視点が重要です。

エンジニア出身者はもちろん、業務改善の経験がある方も活躍しやすい分野といえます。

人事コンサル

人事コンサルタントは、採用・評価制度・組織開発・研修設計など、人に関わる課題全般を支援します。近年は働き方改革や人的資本経営への関心が高まり、企業が人事戦略を見直す動きが加速しているため、需要が高まっている分野です。

人事コンサルで特に求められるスキルは以下のとおりです。

求められるスキル 具体的な内容
ヒアリング・傾聴力 組織の課題や従業員の本音を引き出すコミュニケーション力
人事制度の知識 評価制度・等級制度・報酬設計などの実務知識
組織分析力 組織の構造的な問題を客観的に把握・整理する力
ファシリテーション力 ワークショップや会議を効果的に進行する力

人事コンサルでは、数値分析だけでなく、人の心理や組織のダイナミクスを読む感受性も重要な能力のひとつです。人事部門での実務経験やキャリアカウンセラーの経験を持つ方が活躍しやすい分野といえます。

財務・会計コンサル

財務・会計コンサルタントは、企業の財務状況の分析や資金調達、M&A支援、コスト削減策の立案など、数字に基づいた経営判断のサポートを行います。正確性と専門的な知識が特に重視される分野です。

財務・会計コンサルで特に求められるスキルは以下のとおりです。

求められるスキル 具体的な内容
財務・会計知識 財務三表の読み解きや会計基準への理解
数値分析力 財務データをもとに課題を発見し、改善策を導く力
法令・税務知識 税法や会社法など関連法規への理解
報告・説明力 複雑な財務情報を経営者にわかりやすく説明する力

公認会計士や税理士などの資格保有者が多く活躍する分野であり、資格取得が採用や業務の幅を広げるうえで有利に働くケースが多いです。数字に強いことはもちろん、クライアントへの丁寧な説明力も欠かせません。

医療系コンサル

医療系コンサルタントは、病院や診療所、介護施設、製薬会社などを対象に、経営改善や事業戦略、医療制度への対応などを支援します。医療・介護業界特有の知識が必要となる専門性の高い分野です。

医療系コンサルで特に求められるスキルは以下のとおりです。

求められるスキル 具体的な内容
医療・介護制度の知識 診療報酬制度や介護保険制度など業界特有のルールへの理解
経営分析力 医療機関の収支構造を把握し、改善策を提案する力
関係者との調整力 医師・看護師・事務スタッフなど多職種との連携を円滑に進める力
コンプライアンス意識 医療倫理や法令を踏まえた提案・行動ができること

医療系コンサルは、業界特有の商慣習や法規制が複雑なため、医療・介護の現場経験や専門知識を持つ人材が特に重宝される傾向があります。一般的なビジネス知識に加えて、現場の実情を理解したうえでの提案力が求められます。

分野によって求められるスキルがこんなに違うんですね!自分の経験が活かせる分野を選ぶのも大事そうです。
その通りです。これまでのキャリアで培った専門性を活かせる分野を選ぶと、スムーズに活躍しやすくなりますよ。

コンサルに必要な能力の身につけ方

コンサルタントとして活躍するために必要な能力は、一朝一夕で身につくものではありません。論理的思考力やコミュニケーション力、問題解決力など、それぞれのスキルに合った方法で継続的に鍛えていくことが大切です。ここでは、スキル別の鍛え方と、未経験からでも能力を身につけられる方法を詳しく解説します。

スキル別|コンサルに必要な能力の鍛え方

コンサルに求められる能力は多岐にわたりますが、それぞれに効果的な鍛え方があります。闇雲に勉強するよりも、スキルごとに適切なアプローチを選ぶことで、効率よく成長できます。以下では代表的なスキルの鍛え方を紹介します。

論理的思考力の鍛え方

論理的思考力を高めるには、日常的に「なぜそうなるのか」を言語化する習慣をつけることが効果的です。ニュースや身近な出来事に対して「問題は何か」「原因は何か」「解決策は何か」と問い続けることで、思考の精度が上がっていきます。

また、ロジカルシンキングに関する書籍を読んで体系的に学ぶことも有効です。「ロジカル・シンキング」(照屋華子・岡田恵子著)「考える技術・書く技術」(バーバラ・ミント著)などは、コンサル志望者の間でも広く読まれています。

フェルミ推定やケース問題の練習も、構造的な思考を鍛える手段として非常に効果的です。

問題解決力の高め方

問題解決力を高めるには、実際の課題に対してフレームワークを使いながら解決策を考える練習を繰り返すことが重要です。MECE(モレなくダブりなく)やロジックツリー、WHY分析といった手法を意識的に使う機会を増やしましょう。

日常業務の中でも「この問題の本質は何か」「どのように優先順位をつけるか」を考える癖をつけることで、問題解決のプロセスが自然と身についていきます。ケーススタディを題材にした演習も効果的で、コンサル向けの問題集や勉強会への参加も積極的に活用するとよいでしょう。

コミュニケーション能力の磨き方

コンサルタントのコミュニケーション能力は、単に「話す力」だけではなく、相手の意図を正確に引き出すヒアリング力や、わかりやすく伝える説明力も含まれます。これらを鍛えるには、実際に人と話す機会を意識的に増やすことが一番の近道です。

社内でのプレゼンや報告の場を積極的に活用し、フィードバックをもらいながら改善を繰り返すことが効果的です。また、読書や要約の練習を通じて「伝えたいことを短く整理する力」を高めることも、説明力の向上につながります。

実務経験の積み方

コンサルに必要なスキルは、座学だけでは限界があります。実際のプロジェクトや業務の中でスキルを使う経験が、最も効果的な成長につながります。

現職であれば、社内改善プロジェクトへの参加や、上司・先輩の仕事を間近で観察する機会を積極的に作ることが大切です。また、副業やボランティア、社外勉強会などに参加し、異なる環境・業界での経験を積むことも実力アップに役立ちます。

「経験→振り返り→改善」のサイクルを意識することで、スキルの定着速度が上がります。

未経験からコンサルに必要な能力を身につける方法

コンサル未経験であっても、正しいアプローチを選べば必要な能力を着実に身につけることができます。独学・現職の活用・転職やインターンの活用という3つの方向性を組み合わせて、効率的にスキルを高めていきましょう。

独学で学ぶ(書籍・オンライン学習)

独学では、書籍やオンライン学習サービスを活用することが基本です。コンサル思考やフレームワーク、ビジネス文書の書き方など、体系的に学べるコンテンツが豊富に揃っています。

学習方法 主な教材・サービス例 身につくスキル
書籍 「ロジカル・シンキング」「イシューからはじめよ」など 論理的思考力・問題解決力
オンライン学習 Udemy・Coursera・グロービス学び放題など MBA知識・データ分析・ビジネス英語
動画・ポッドキャスト YouTubeのビジネス系チャンネルなど 業界知識・思考のフレームワーク

独学は費用を抑えながら自分のペースで進められる反面、フィードバックが得にくいというデメリットもあります。アウトプットの機会(ブログ・勉強会など)と組み合わせながら学ぶと、理解が深まりやすいでしょう。

現職の業務でスキルを転用する

コンサルに必要な能力の多くは、現在の職場でも意識次第で鍛えることができます。「この仕事の目的は何か」「もっと効率的な方法はないか」と常に問いを立てながら業務に取り組む姿勢が、問題解決力や論理的思考力の土台を作ります。

たとえば、営業職であれば顧客ヒアリング力や提案力を磨けますし、企画職であればデータ分析や資料作成の経験が積めます。現職の業務をコンサルの視点で捉え直すことで、スキルの転用がしやすくなります。

転職・インターンを活用する

より実践的な能力を身につけるには、実際にコンサルティングファームでの就業経験を積むことが最も効果的です。転職だけでなく、社会人向けのインターンシッププログラムやプロジェクト単位での参画機会も増えています。

近年は「副業コンサル」や「フリーランスコンサル」として小規模案件から経験を積む方法も一般的になっています。転職エージェントへの相談や、コンサル特化型の求人サービスを活用して、自分のスキルレベルに合った環境を選ぶことが大切です。

未経験でも段階的に学べる方法があるんですね。今の仕事を続けながらでも始められそうです。
そうですね。独学・現職活用・実務経験の3つを組み合わせるのが、最も着実にスキルを伸ばす方法ですよ。

コンサルに必要な資格・スキルはある?

コンサルタントになるうえで、資格の取得は必須ではありません。しかし、特定の資格を持っていると専門性の高さを客観的に証明できるため、転職活動や案件獲得において有利に働くことがあります。ここでは、コンサルタントとして活躍するうえで役立つ代表的な資格を紹介します。

資格名 主な活用場面 難易度
中小企業診断士 経営・戦略コンサル全般 高め
MBA(経営学修士) 戦略・経営コンサル、外資系ファーム 高め
公認会計士 財務・会計コンサル、M&A支援 非常に高い
PMP プロジェクトマネジメント全般 中程度
ITストラテジスト試験 IT・DXコンサル 高め
TOEIC 外資系・グローバルプロジェクト スコアによる

中小企業診断士

中小企業診断士は、経営コンサルティングに関する唯一の国家資格です。財務・マーケティング・人事・ITなど、企業経営に関わる幅広い知識を体系的に学べるため、コンサルタントとしての基礎力を証明する資格として非常に有効です。

独立系・中小企業向けのコンサル業務を目指す人はとくに取得を検討してみてください。

MBA(経営学修士)

MBA(Master of Business Administration)は、経営学を専門的に学んだことを示す大学院の学位です。戦略立案やリーダーシップ、財務分析など、コンサルタントに直結するスキルを体系的に習得できる点が大きな特徴です。

国内では一橋大学や慶應義塾大学などのMBAプログラムが知られており、外資系コンサルファームへの転職においても評価されやすい学歴です。

公認会計士

公認会計士は、財務諸表の監査や会計に関する業務を行うことができる国家資格です。財務・会計コンサルやM&A支援の分野では、この資格があることで専門家としての信頼度が大きく高まります。

取得難易度は非常に高いものの、資格取得後はBIG4(デロイト・PwC・EY・KPMGの総称)などの大手コンサルファームへのキャリアも開けやすくなります。

PMP

PMP(Project Management Professional)は、PMI(米国プロジェクトマネジメント協会)が認定する国際資格です。プロジェクトの計画・実行・管理に関する知識とスキルを証明するもので、ITコンサルやPMO(プロジェクト管理オフィス)支援の業務に携わる際に特に役立ちます。

一定の実務経験が受験要件となるため、経験を積みながら取得を目指してください。

ITストラテジスト試験

ITストラテジスト試験は、IPA(情報処理推進機構)が実施する国家試験で、IT戦略の立案や推進を担う人材向けの資格です。経営戦略とITを結びつける視点が問われるため、DX推進やIT戦略コンサルタントとしてのキャリアを目指す方に適した資格といえます。

合格率が低く難易度は高いですが、取得できれば高度な専門性のアピールにつながります。

TOEIC

TOEICは英語のコミュニケーション能力を測る試験で、外資系コンサルファームやグローバル案件を扱う職場では採用基準のひとつになることがあります。一般的に、コンサルタントとして英語を実務で使うにはスコア800点以上が目安とされることが多いです。

英語力はスコアだけでなく実際の会話力も重要なため、スコアアップと並行してビジネス英会話のトレーニングも進めていくのがおすすめです。

まとめ

この記事では、コンサルタントに必要な能力として、論理的思考力や問題解決力、コミュニケーション力をはじめとした12のスキルを紹介し、分野別に求められる能力の違いや、身につけるための具体的な方法、さらに取得を検討したい資格まで幅広く解説してきました。

「コンサルに転職したいけれど、自分に必要な能力が備わっているか不安」と感じている方も多いかと思います。しかし、ここで紹介したスキルの多くは、日々の学習や現職での実務経験を通じて着実に磨いていけるものです。

完璧な状態を待つ必要はありません。まずは一歩踏み出し、できることから取り組んでいきましょう。あなたの努力は必ずコンサルタントとしての成長につながります。

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この記事の監修者SOKKIN MATCH事業責任者/倉田 裕貴
SOKKIN MATCH事業責任者:倉田裕貴 株式会社SOKKIN 人材事業責任者

株式会社サイバーエージェントでは、シニアアカウントプレイヤーとして大手企業のコンサルに従事。WEB・アプリ問わず、運用ディレクションをメインに幅広い業種のお客様の課題へ対応してきた実績を持つ。また、マネージャーとして育成業務にも従事。
2022年、株式会社SOKKIN入社後、SOKKIN MATCH事業責任者に従事。

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